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2005/4/8

一般に80年代のポピュラー・ミュージックは不毛だったと言われているが、そんな中にも、U2やREMやガンズ等々数々の有能なミュージシャンを輩出したし、数々の名盤も生まれたと思う。
そしてピーター・ガブリエルのこのアルバムは、80年代の名盤の際たるものだと思う。
この作品は商業的に成功したので、ピーター・ガブリエルのファンの間では逆に評価の分かれている所かもしれない。
でも僕にはいつでも感動をもたらしてくれる、超傑作だ。
1曲目の「Red Rain」のイントロが鳴った途端に、全身にバッーと鳥肌が立ってしまう。
スチュアート・コープランドのハイハットも素晴らしいっ!
「Sledgehammer」は60年代のソウルを意識したとかいう話だが、フィル・コリンズが捉えていたアメリカの音楽の感覚とは一線を画しているようで面白い。
ビデオ・クリップが楽しかったのを思い出すな~。
そして「Don't Give Up」である。
イントロのベース・ラインの凄まじいこと!
そしてケイト・ブッシュ!!
彼女に Don't Give Up と歌われてしまったら、頑張らなきゃしょうがなくなる。
気が滅入った時や、何か失敗をやらかして落ち込んだ時などこの曲を聴くと本当に元気づけられるんだよね。
皆さん、人生諦めてはいけませんよ~!
う~ん、今日も車の中でこれを聴いて、感動の嵐になってしまった。素晴らしい!!
「In Your Eyes」も素晴らしい!
昔ラジオで坂本龍一が自分の1曲かなんかで、この曲を選んでいたのを思い出すな~。
アフリカっぽいリズムも全然嫌味がないんだよね。
凄く自然なんだよな~。
いや~、本当に素晴らしい!
(さっきから 素晴らしい としか言ってないな...。)

80年代も捨てたもんじゃないっすな~。

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無題
2005/04/10 18:43:43

やっとコメントできました。
今までのものも全部読んでいるので、遡ってコメントしてみたいと思います。
ところで、Don't Give Up ですが、これはイギリスを主人公にしている歌ではないかと、前から感じていました。「大英帝国」、過去の栄光、「イギリス病」、それから、ピーター・ガブリエル自身貴族ですよね。
80年代という時代とも妙にリンクしているようで…。
授業でも扱ったんですよ、この曲。
Mr.8 2006/07/08(Sat)09:55:03 編集
無題
2005/04/10 23:25:00

な~るほど。
きっとそうだと思います。
実際ピーター・ガブリエル自身も、イギリスの失業についてのニュースとドローシー・ラングというアメリカの写真家の作品からインスパイアーされてこの曲を書いたと言っているようですし...。
それにしても、一度 Mr.8の授業を見てみたいですね。
U.G. 2006/07/08(Sat)09:55:50 編集
無題
2005/04/12 9:46:24

ピーターゲイブリエルは真のアーテイストだと思う。このアルバムは素晴らしい。前作からのショックザモンキーもかなりヒットしたけれど、テーマは一貫してヘビーだった。ソロになってからのアルバムの題名もずっとピーターゲイブリエルだったのも可笑しい。それじゃこまるからとレコード会社に頼み込まれて、それじゃと言って付けたタイトルが、”So"と言うのも笑える。何故かと訊かれて、”Because the word "so"has very little meaning."と答えている。とにかく会社側はこのレコードが商業的にブレークして喜んだ。そして次作が全編シンセの喜多郎もビックリのサントラ2枚組。これは真のアーテイストにしか出来ないことだと思う。会社側は商業的自殺だ!とわめいていたらしいけれど。

ミスターT 2006/07/08(Sat)09:56:59 編集
無題
2005/04/12 10:17:23

アーティストと言うのは、あるバランスによって成り立っていると思うんです。どんなアーティストでも、ある程度認めてもらいたいと言う欲求(つまり商業的成功とか批評家の評価とか。)はあるけど、その一方でそういう部分に関与しない創作の欲求と言うのもある。
その対極にある欲求のバランスがアーティストを左右するんだと思います。
ピーター・ガブリエルはこのアルバムで商業的成功を得て、ある意味自虐的になったのかも知れないですね。
或いはそんなこと考えもしないで、創作的意欲からサントラ2枚組に着手したのか...。
兎に角、素晴らしいアーティストだと思います。

U.G. 2006/07/08(Sat)09:57:59 編集
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ジョン・レノンから影響を受けた、
自称、シンガー・ソングライター...。
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