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2004/12/27

休みの日の朝起きて、外が曇っていたり、雨が降っていたりするとホッとすることがある。気分的に逆にゆっくり出来るからだ。
こんな日の朝は布団の中でゆっくりと音楽を聴きたいものだ。

と言うことで今朝はそうさせてもらった。
今朝の曇り空にぴったりと来るような、ニック・ドレイクの「Pink Moon」は殆ど彼のアコースティック・ギターとボーカルのみのシンプルな作品。(ピアノが少しだけ入っている曲もある。)
イギリスの暗い文学青年がボソボソっと話しているような彼のボーカルは、決して旨くはないが深淵で味わいがある。
僕自身アコギ一本でシンガー・ソングライター面して音楽活動をしているが、いつも目指しているのが、ディランの「血の轍」と、このニック・ドレイクの「Pink Moon」だ。
しかしながらディランはもとより、ニック・ドレイクの様に自分には深みが無いのをいつも嘆くばかりだ。

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無題
2004/12/29 4:29

血の轍かー。
地味だけども、心にしみこむ曲が満載だよな。
マスコミライターにはあまり評価されてなくて、他
の代表作品や、分岐点にあたるアルバムより軽視さ
れがちだけど、すごく丁寧に歌われて、丁寧に仕上
げられている印象が強く残っています。

とにかく私の音楽家に対する最初で最大の評価基準
は、おのれの魂を具現出来るか否かです。その他の
要素、音楽形体や担当パート、使用楽器には一切こ
だわりません。
その評価を満たす音楽家は何人かいますがデュラン
はもちろんその評価基準をクリアしている一人で
す。

また、深みのあるなしという問題は、聞き手が感じ
ることであってプレイヤー本人が自分自身に対して
評価したり卑下するべき事ではないと考えていま
す。
私の言うところのソウルフルなプレイヤーは、まず
そんなことは意識していないとも信じています。

若干、長文になりましたが明日から年末年始休暇の
ためコメントをしばらく返せないので、まとめて
語ってしまいました、ご容赦を。
それでは、良いお年を。
syd peeko 2006/06/28(Wed)00:52:51 編集
無題
2004/12/30 13:32

>深みのあるなしという問題は...

確かにそれはあると思います。
でも、僕はある程度それはバランスの問題だとも思っています。
自分の中に存在する対極化した2人の自分。
この場合リスナーとしての自分、プレイヤーとしての自分の2人といえるかも知れません。或いは外側から見ている自分と内側から見ている自分。また別の言い方をすれば、自分を貶す自分と自分を褒め称える自分の2人。貶してばかりいたら音楽などすでにやっていないでしょうし、自画自賛ばかりではマスターベーションに陥るだけだと思います。僕の場合音楽活動はその上に成り立っていて、その2極の葛藤が創作の原動力になっていると思います。
ジョン・レノンやジミヘン、或いはレディオヘッドのトム・ヨークは自分のヴォーカルにコンプレックスを感じていたと言う話がありますが、やはりそう言った人達にも色々な形の葛藤があったろうと思います。
宮本武蔵が「本当の勇気とは、怖いもの知らずではなく、怖さを知ってそれを克服することだ。」みたいなことを言っていたのと似ているかもしれません。

色々とご意見頂きまして有難うございます。
これからも何卒宜しくお願いいたします。
来年もご訪問お待ちしています。
U.G. 2006/06/28(Wed)00:53:44 編集
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プロフィール
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Euge
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男性
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夢想、妄想、ナチュラル・ハイ
自己紹介:
ジョン・レノンから影響を受けた、
自称、シンガー・ソングライター...。
今日もニューヨークのアストリアで白昼夢。
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