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天知る 地知る 汝知る
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2005/1/12

グランド・ファンク「Live Album 」のテンションの高さにはいつも興奮させられる。
これこそロックの醍醐味だと思う。
今日も車の中で大音量にして興奮しまくっていた。
こういうのを聴いてしまうと、歌詞に含まれているメッセージだとか音楽的な意義だとかそういう事は何だかどうでもよくなってしまう。
ただ拳を振り上げて叫びまくればいいのである。
ツェッペリンの前座で出て観客が興奮しまくって、ツェッペリンの出番が遅れたとか云う伝説があるが、このアルバムを聴くとそのエピソードも非常に納得させられてしまう。
「Are You Ready」のイントロがながれた途端コンサート会場が嵐のように沸き立っている様子はやすやすと想像することが出来るし、僕はこの部分だけでも何回も繰り返し聴いてしまう。
本当に凄まじい。
ただマーク・ファーナーが歯止めの利かなくなった聴衆をたしなめるMCに僕はグランド・ファンクがただの熱いバンドだっただけではない事を垣間見れて嬉しい。
きっと彼らは真面目なロック・バンドだったんだろうと思う。
マーク・ファーナーのヴォーカルは大好きだ。

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2004/12/25

今日は1日ジョージ・ハリソンのこのソロアルバムに浸っていた。(音楽聴いてるだけじゃなないっす。仕事もちゃんとしてるもんね。)
所謂インド系の音楽のオンパレードだが、ジョージは自分がインド人だなんて事は一言も言わない。
ヨーロッパの人間である自分の体臭を出しながらインド音楽と向かい合っている。
だから聴いていて嫌味にならない。
そして西洋の音楽にどっぷりの僕の耳にも優しい。
 話がそれるかもしれないが、体臭とはつまる所僕はブルースだと思う。
体臭は、食う物、住居、服、それらの環境から生るもので、人はそれぞれ個々の体臭を持っているはずである。
その中でも人種や国籍によって体臭の傾向は少なからずある。
 音楽はその人間たちが創り出すもので、自然と音を鳴らすとそれぞれの体臭が滲み出てくるものだと思う。
クラプトンが自分は黒人じゃないからブルースは出来ないと嘆いたことがあるらしいが、その通りだと思う。
当然の事ながら白人のクラプトンは黒人の体臭を持っていないのだ。
恐らく彼はその体臭を出そうと頑張ってしまった結果の発言だろう。
 中には音楽を頭で作れる人達がいる。
音楽の理論を勉強して、音楽を音楽として捉えるような人達。そういう人達は頭が良いので研究していろいろな音楽を作れてしまう。でもそういった音楽に共通して言えることは、体臭がないことである。
無味乾燥のプラスティックで出来た音楽のようなものだ。
 だから音楽(だけに限らないと思うけど)をやる時は、ふりをしてはいけない。
自分がインド音楽を演奏しているからといって、自分がインド人のふりをしてはいけないのだ。
自分の体臭は隠しきれないので結果的に聴いてる方にばれてしまうものだ。
マイケル・ジャクソンの皮膚の色が真っ白でも、彼は紛れもない黒人なのである。白人のふりをしても、黒人の体臭を隠すことは出来ないのだ。
 ジョージは真摯にインド音楽を受け止めていた。だから彼の発する音には嘘がない。
 
 と、まあ、あんなこんなを考えながらこのCDを聴いていた...。

 ところでこのCDの最初を聴いて、おっ、ツェッペリンの「In The Light 」か~っと思ったのは僕だけでしょうか?

プロフィール
HN:
Euge
性別:
男性
趣味:
夢想、妄想、ナチュラル・ハイ
自己紹介:
ジョン・レノンから影響を受けた、
自称、シンガー・ソングライター...。
今日もニューヨークのアストリアで白昼夢。
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