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2005/1/10

今日は1日中CCRのこのアルバムを聴いていた。
とにかくシンプルである。
シンプルと言うのはつまり無駄が無いということに等しい。やたらテクニックをひけらかす様なフィルインはこのバンドには全く不必要なのだ。
ジョン・レノンが「I Want You」の歌詞を批判された時、真実を伝えようとすると言葉はシンプルになるのだ..みたいな事を言っていたのを思い出す。
また坂口安吾が綾瀬の拘置所の美しさを讃えていたのを思い出す。拘置所という建造物は単に機能を果たせばよいだけで、無駄な飾りが全く無いのである。それがこの建物の美しさの理由であると述べていた。
 ある種のバンドは音を複雑にしていくことで自分たちを表現していった。
僕はそういうバンドも素晴らしいと思う。
しかしそういった音の舞台装置に本質が消されていったらそれらのバンドは無になってしまう。
このバンドの音は飾る事が無く裸なのである。
 今日は友人の勧めでジョン・フォガティのギターに注目して聴いてみた。
僕には1曲目の印象が非常に強く、彼のギターというとすぐトレモロのかかったあのギターサウンドを想像してしまう。硬めの音でリズムを実に無駄なく刻んでいる。
 2曲目の「Bootleg」のイントロのアコギのリズムはカッコいいな~と思ったが、リズム隊があー云う風に続いていくって云うのは今のミュージシャン達には想像も出来ないんじゃないかとも思ってしまった。
古いとか時代の産物と一言でかたしてしまうには、あまりにもったいないグルーブではないだろうか。


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ジョン・レノンから影響を受けた、
自称、シンガー・ソングライター...。
今日もニューヨークのアストリアで白昼夢。
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