天知る 地知る 汝知る
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2005/9/30
この間からボブ・ディラン熱は下がらずにいて、今回の出張でもディランを聴きまくっていたが、間繋ぎの休憩の心算で聴いたピンク・フロイドのこのアルバムが、久々に豪快なホームランを飛ばしてしてしまった。
昔からアコースティックを基調にしたこのアルバムは、フロイドのアルバムの中でも可也のお気に入りだったけど、どういう訳だか最近は聴いてもあまり耳に入ってくることが無かったのだった。
しかし今回ウッドストックの森の中を走って、秋の木漏れ日がキラキラと降ってくる情景を見ながら聴いていたせいか、音が耳の中に入ってくると言うよりも、僕自身が音の中に吸い込まれて行ったような感覚だった。
う~ん、運転中かなり危ない状況だけど、あんまり交通量もない場所なので、勘弁してください...。
フロイドと言うと、神秘的、怪奇的、宇宙的、な雰囲気があるので、どちらかと言うと夜に部屋の蛍光灯のライトをオレンジ色の丸いのにして、薄暗がりで聴くとより一層ムードを盛り上げられる。だけどこのアルバムに関しては、僕はどちらかと言うと日の光がさんさんと降り注ぐ夏の真昼間に聴いた方がピッタリとした気分になる。
まあ、1曲目の「Cirrus Minor」が鳥の囀るSEで始まるので、その印象が残ってしまったせいかも知れないね。
ただ全体に、夜の神秘さより、白昼夢的な日の光の中に潜む狂気、神秘、倦怠、を感じるアルバムであることは僕にとっては事実だな~。
一通りアルバムを聴いて、2順目の「Cirrus Minor」を聴き始めたころ、ちょうどソウガティーズのヨーロッパ的な町並みに差し掛かり、川沿いの教会のある風景に出くわして、アッパー・カットを食らってしまった。
だって、
In a churchyard by a river,
Lazing in the haze of midday,
Laughing in the grasses and the graze.
Yellow bird, you are alone
In singing and in flying on,
In laughing and in leaving.
だもんね~。
物の見事に歌詞そのものの情景なんだもん。
もう、驚きを通り越して、感動の嵐だったよな~。
差し詰め、この歌詞の「Yellow bird」は、運転しながらこの曲を聴いていた僕を指しているようでした。
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プロフィール
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Euge
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男性
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夢想、妄想、ナチュラル・ハイ
自己紹介:
ジョン・レノンから影響を受けた、
自称、シンガー・ソングライター...。
今日もニューヨークのアストリアで白昼夢。
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