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8/13/2010
先日、8月10日にBBキング・カフェにてジャック・ブルースのライブに行ってまいりました。
BB King Cafe
(写真はどっかから無断で貰って来ました...。すみません。)
ライブを見に行くこと自体可也のご無沙汰でしたが、いや~やっぱり生の音を聴くのは良いですね。
ひとりでCDをシコシコ聴いてる時には気がつかない、何て言うか「音楽の在り方」みたいなことを実感させられます。
ただ、ちょっと高かったかな...。
入場料が$52(当日券)と食事のミニマム・オーダーが$10。
...う~ん、でもまあ、そんなもんか。
ジャック・ブルースへのトリビュートと言う事で...。
ライブは3部構成?とでもいうのでしょうか...。
前座はファンキー・ナイツというバンド。
そしてなんと!ジョーイ・モーランド率いるバッド・フィンガー?っていうかバッド・フィンガーのコピー・バンド?が次に登場。
これがファンの僕には実に楽しめました。
彼らのヒット曲オンパレード。
Baby Blue
Come And Get It
Day After Day
Suitcase
Without You
No Matter What
しかしながら、ほとんどがジョーイ・モーランドの曲ではなくピート・ハムの曲であったのが少し哀しい感じでした。
唯一「Suitcase」と言う自作曲を無理矢理セットにねじ込んで自分をアピールした観は否めなかったです。(でも、それはそれで凄く良かったです。バッド・フィンガー流ロックンロールって実にパワフルだったんだな~と実感した次第です。)
そして最後に大御所登場。
う~ん、何か妙にヨボヨボしてお爺さんになってしまったな~と言う印象でした。
バイオに書いてありましたが、彼はドラッグで大分問題があったようで(実はクラプトンより酷かったとか...。)その結果なのかも...と思えました。
「イマジナリー・ウエスタン」のピアノ弾き語りでスタート。
しかし、手がもつれミスタッチ多し。
歌も北島サブちゃん等の演歌歌手が自分に酔って歌う様なわざと間を空けたりはずしたりする歌い方をしていて僕にはダメでした。
ベースに持ち替えてから「サンシャイン・ラブ」でスタート。
以降最後の曲「ホワイト・ルーム」、アンコール「スプーンフル」まですべての曲がクリームのヒットパレードでした。
う~ん、厳しい事を言うようですが、これは単にジャックの小遣い稼ぎのショウだったんですね。
かつてソロで活動していたころ、レコード会社から「売れるレコードを作ってくれ」と言われながらも、売れないレコード(しかしながら素晴しくハイクオリティーな作品群。)を作り続け「僕はいい音楽を作りたいんだ。」とかたくなな態度をとり続けた彼の姿は残念ながら微塵も感じられませんでした。
同時代のミュージシャン達がいまだに新譜を出し続け、精力的に音楽活動を続けているのと比較して、あまりにも哀しい現実だなと思ってしまいました。
ジャック・ブルースに憧れ崇拝していた僕には尚更です。
(う~ん、もっと肯定的な事を書こうと思っていたのですが、何でこうなってしまったのでしょうかね...。)
実際のところバック・バンドもジョーイ・モーランドのバンドとほとんど一緒で、その事についてジャック・ブルース自身自虐的とも思えるようなことを言っていましたから仕方ないんでしょうね。
(バックバンドのドラムは酷かった...。)
是非とも、次回があれば、彼の新曲を交えたライブを体験したいものです。
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今日もニューヨークのアストリアで白昼夢。
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