天知る 地知る 汝知る
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
7/3/2010
もう先々週の事。
久しぶりに本屋さんへ行ってみたのですが、こんな本を見つけて衝動買いしてしまいました。
ここ何年もの間英語の本なんて読んでいなかったので、丁度良い機会でした。
う~ん、ジャック・ブルースのバイオグラフィ。
若いロックファンには「誰その人?」なんて言われてしまうかもしれませんが、ロックの歴史上大変重要なバンド、クリームのメンバーであります。
「あっそー、クリームってあのエリック・クラプトンのバンドでしょ?」などと突っ込まれるかも知れませんが、とんでもない。
クリームはクラプトンのバンドではなく、ジャック・ブルースのバンドと言っても過言ではないのです。
その後のクラプトンの輝きし成功?に比べ、ジャック・ブルースはロック裏街道へ入り込んで知名度を失った観はあります。しかしジャックのロック史への足跡はクラプトンのそれに勝るとも劣らないのです。
それはこの本の前書きを書いているクラプトン自身の認めるところだと思います。
僕は中学生の時にアルバム「グッバイ・クリーム」の「アイム・ソー・グラッド」を聴いて、ジャックのベース・ギターの圧倒的な音圧とテクニックに驚嘆して、ベースをやる事にしました。
大学生の頃など、学生証の自分の顔写真の上に彼の写真を貼り付け、彼の分身になったようなつもりでいました。
思えばあの時期は、自分にとってジャック・ブルースはジョン・レノン以上の存在だったかもしれません。
しかしながら、当時ジャック・ブルースに関する情報と言うのは殆どなく、ジャックのファンでありながら彼の生い立ちやバンドの変遷に関して僕は殆ど無知でした。
今回彼のバイオに触れ初めて知る事が多々あり、とても楽しく読んでおります。
今はアレクシス・コーナーからグラハム・ボンド、ブルース・ブレイカーズ、と渡り歩き、ジンジャー・ベイカーとクラプトンに出会い、クリームの結成へとこぎつけている辺りを読んでいます。
今後読み進めるにあたって興味をそそられるのは、ジャックが学生の頃からジャズ・ミュージシャンとして演奏し続け、当時世の中で加熱していた「ビートルズ旋風」には全く興味を示さなかったにも関わらず、後にクリームにてビートルズに非常に近い音楽的アプローチを始めた彼の音楽的変化です。
果たしてどんな事が書かれているのか。
非常に楽しみです。
この本を読んでいる影響から、最近はジャックのソロ・アルバムを中心に彼関係のCDばっかり聴いています。
ジャック・ブルース。
素晴らしい。
PR
この記事にコメントする
Re:無題
そうですね~、パフォーマーとしての魅力も然ることながら、僕はソングライターとしての彼の才能にも大変影響を受けました。
リチャードデイビス、ジャコパストリアス...。
ジャズ系のベーシストは目茶目茶凄いとは思うんですけど、いまひとつ僕のなかではロック系のベーシストを超えられないんです...。
単なる好みの話なんですけど。
リチャードデイビス、ジャコパストリアス...。
ジャズ系のベーシストは目茶目茶凄いとは思うんですけど、いまひとつ僕のなかではロック系のベーシストを超えられないんです...。
単なる好みの話なんですけど。
プロフィール
HN:
Euge
性別:
男性
趣味:
夢想、妄想、ナチュラル・ハイ
自己紹介:
ジョン・レノンから影響を受けた、
自称、シンガー・ソングライター...。
今日もニューヨークのアストリアで白昼夢。
自称、シンガー・ソングライター...。
今日もニューヨークのアストリアで白昼夢。
カテゴリー
カレンダー
01 | 2025/02 | 03 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
アクセス解析
カウンター
最新記事
(06/20)
(05/19)
(12/09)
(11/29)
(11/10)
(10/18)
(10/10)
(10/07)
(09/13)
(09/13)
最新トラックバック
ブログ内検索
フリーエリア