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2005/3/11

ニュージャージー・ターンパイクって工場地帯を通ってるから、風景が殺伐としている。千葉に産業道路って言うのがあったけど、こんな感じだったかな~?
今日はその道をずっと行ったところの PATHMARK というスーパーで仕事。 http://www.pathmark.com/company.htm
値段は安めで、中流から下の客層が対象だ。

ここでは少量だがCDも大分安く売っているので、どんなのがあるか覘いてみた。
この手の店は、大概アーティストのオリジナル・アルバムではなく、どっかの怪しげな会社の作ったベスト・アルバムが置いてあるものだ。でもここは違った。
結構幅広く色々なアーティストを網羅していて、それぞれのオリジナル・アルバムを売っていた。
その中にこの「ワイト島のポップ・フェスティバル」の2枚組みがあった。
おっと~、2枚組なのに他のCDと値段が一緒だぞ~。
買うしかないぞ~。

ウッドストックに比べると、僕の好みのアーティストがこちらの方が多い。
何しろ、ELPのデビューがこのコンサートだからね。

なんだか聴いてると、時代の節目を感じるな~。
アーティストの演奏は良いけど、コンサート自体は酷かったんだよね。ジョニ・ミッチェルなんかも半べそかいてMCをしていた。

このアルバムのハイライトはマイルスかな~。
曲名「Call It Anything 」だって...、かっちょい~!!
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2005/3/9

寒かったな~、今日は。
風が強かったので、外回りは大変だった。
今日は新入社員の中国人女性と同行セールス。
中国語、日本語、英語の3ヶ国語を操る才女だ。

いつもだったら車の中は大音量のロックで埋め尽くされているが、今日はちょっと遠慮してジャズをBGMにした。
ミルト・ジャクソンとコルトレーンのこのアルバム。
昔一緒に働いていたバークレー出のジャズ・ギタリストはこのアルバムは所謂ジャズの名盤の一つだと言っていた。
僕にはこれがどんな種類のジャズで、歴史的にどんな位置にあるのか知らない。
でのこのアルバムを聴きながら夜のマンハッタンを運転するのが、最高に気持ちよい事は確信している。

実際これって、モダン・ジャズ?ハード・バップ?プログレ?パンク?
誰か知ってたら、教えて!


2005/3/8

昨日はまるで春になったような暖かさだったが、今日になったら一転して吹雪。
いや~、参りますね、この天気には...。

今日はイエスのこのアルバムを聴いていた。
僕にしてみたら、イエス=ジョン・アンダーソンだからジョンの参加していないこのアルバムをイエスのアルバムとは認めたくない気持ちが一杯だった。
実際イエスと言うのは基本的にジョン・アンダーソンの世界観を具現化していくのに、驚異的なテクニックを持ったプレーヤーが集まったバンドだから、このアルバムは絶対無効なはずだ。
ところがぎっチョン、悪くないんだよね、このアルバム。
ヴォーカルは意識してかどうか知らないが、ジョン・アンダーソンに良く似ている。
恐らく他のメンバーもジョン・アンダーソンがいないことで、意識的にイエスっぽいアルバムを作ろうと努力したんじゃないかな~?
ただやっぱり、そんな状態じゃ前進する力はないし、バンドとしては長続きしないのは目に見えていたんじゃないかな~。
だからこのアルバムは、所謂プログレの様式美をもったイエス・アルバムだけど、本当の意味でのプログレではないと思う。
これにイアン・マクドナルドが参加してたら別の意味でかなり面白かったかもしれない。

それと今出てるこのCDは、随分とボーナス・トラックが入っているみたいで、お金の無い僕を苦しめようとしている。



2005/3/7

いや~、Toto なんて聴くの久しぶりだな~。
アナログ盤では4枚目まで聴いたけど、CDはこのファーストしか持ってない。
聴きたいと思うほどの興味があんまり無いんだろうね。このバンドに対して...。
でも今日聴いていたら、なんだか新鮮だったな~。
「Child's Anthem」っていうインストは、高校生の時にやったんだよね。ちょっとプログレのニュアンスのある曲で、結構今でも好きだな。
それから「Hold the Line」は大学1年の時にやった。
なんだ、結構やってるんじゃん(笑)

2005/3/6

日曜日だが先週の出張の残務がまだあったので、さっきやっと終わらせた。
ふ~っ...。
今日は息子も、明日までに提出しないといけないサイエンス・プロジェクトの宿題を1日中していた。
彼も大変だよな~って人事のように思っている。

昨日ウッディー・アレンの映画を借りてきたが、まだ見ていない。
明日時間があったら見てみよう。

時間あるかな~?



2005/3/5

毎週土曜日の朝は子供をクイーンズの日本語補修校へ車で連れて行く。休み日の朝は寝床でゆっくりしているより、早く起きて爽やかな空気を感じた方が有意義かもしれない。
今日も先週と同様に、子供を学校に降ろした後 Arby's でコーヒー・ブレイク。
ちょっとした休息に幸せを感じるのは、歳を食った証拠だろうか?

この送り迎え時に車でこのイアン・マクドナルドとマイケル・ジャイルズのアルバムを聴いていた。
出張にもちょくちょく持参するアルバムなのだが、いつもは午後の3時~4時位に聴くようにしていた。
日が翳り始めるこの時間帯に聴くと、ぐっと来るアルバムだったからだ。
でも結局良い作品は、何時聴いてもそれぞれのシチュエーションを増幅させる効果を持っているもので、時間帯で聴き分ける必要性が無い事を痛感した。
う~ん、素晴らしい。
イアン・マクドナルドのヴォーカルは決してレイクのような凄いヴォーカリストのものとは異質だが、優しさを感じる素直なヴォーカルだ。
「Flight of the Ibis 」はクリムゾンの「Cadence And Cascade 」の下歌だが、クリムゾンのそれよりビートルズ的で僕は好きだ。次曲の「Is She Waiting?」も含めここらへんを聴くと、きっとイアン・マクドナルドもビートルズが好きだったんだろうと想像できて僕は嬉しい。
組曲の「Birdman」はやはり沈み行く夕日を見ながら聴くと、なんとも言えない感動に浸ることが出来る。

また僕はこのフィルターをかけたような紫っぽい色合いのジャケットも凄く好きで、自分でもコンピューターで色々試してみた。
でもこのジャケットのような色合いは上手く出せなかった。
それにしてもこのアルバム。
ジャケットの表側がジャイルズで裏がマクドナルドと言うのは何故だろう?
ハンサムなマクドナルドを表にしたほうがアルバムももっと売れたんじゃないかな~?

イアン・マクドナルドには、ジョン・ウエットンのライブを観に行った時に会った。
初老のイギリス紳士と言った感じで、とてもジェントルな印象だった。僕は社交辞令で、彼のその時のライブでのフルートの演奏がどんなに素晴らしかったか一生懸命になって伝えた。でも本当はそんなことは思っていなかった。ただその場でマクドナルドが演奏をしていたと言う事実だけに感動していだけだったのだ。
その時イアン・マクドナルドの目を見て、僕は明らかに彼の目の中に狂気を見つけていた。
彼は狂人だったと思う。
凄い迫力のある、優しい狂人だ。



2005/3/4

オーストラリアのバンド、チャーチのこのアルバムはかなりの頻度で聴いている。
特に出張時、星の光が煌々と空に輝いていて、そんな中真っ暗な夜道を走る時にはぴったりくるアルバムだからな~。
恐らくこのバンド、デビュー時はイケメンのアイドル・バンド風のニュアンスが無きにしも非ずと言う感じだったんだろうが、このアルバムでは詩的な暗い陰りを見せていて、アイドル・バンドという感じは全く無い。
2曲目の「Under the Milky Way」はこのバンドを代表する超名曲。この曲は何回聴いたか分からない。
本当に素晴らしい。

チャーチは昔トランプスというクラブへライブを観に行った。
「Under the Milky Way」を勿論演奏したが、あまりライブには向いていない曲なんではないかと思ったのを覚えている。
NYのクラブで演奏しているにも関わらず、MCで「クリーブランド(ロックの殿堂があるから)へ行きたいぜ!」なんて言ってお客に顰蹙を買っていたのも覚えている。
意外にちょっと変わった人達なのかも知れないと思った。


2005/3/3

今回からバッファロー方面の出張のルートを少し変更した。
今までロチェスターへ行った後はシラキウスへ向かったが、今回からイサカへ行く事にした。
ルート96というローカルの道を1時間半~2時間位走るが、ハイウエイと違い景色が断然良い。
時間的に5時から6時位なので、薄暗がりで空は薄い夕日がかかりとてもよい感じになっていた。

それまで、ずっとクラプトンを聴いていたが、こういうシチュエイションにはスペイシーで暗さのある音を!と思いコクトー・ツインズのこのアルバムに変更した。
う~ん、素晴らしい。
1曲目の「Blue Bell Knoll」のイントロがかかった途端に、車の中の空気が一変した。
更にエリザベスの声が響いたりしたら、もうそこはコクトー・ツインズ・ワールドである。
いや~、何度も言ってしまうが...、素晴らしい!
野畑には雪がかぶっていて一面白一色。
遠くの雑木林は黒い枯れ木のシルエットになっており、冬の寒々しさと言うか、何ともいえない荒涼とした寂しさと言うか、が浮きでている。
更にそこにはコクトー・ツインズの「Blue Bell Knoll」である。
否が応でもノスタルジックな気分に浸ってしまう。

特にこのアルバムはコクトー・ツインズの最高傑作だと僕は思っているので、このシチュエイションで聴くのに悪いはずは無い。
全曲素晴らしいが、「Carolyn's Fingers」はベスト・チューンと言っていいと思う。超名曲だ。
2曲目の「Athol-Brose」は日本で車かなんかのCMで使われていたが、良い味を出していたのを覚えている。
最後の「Ella Megablast Burls Forever」がかかる頃には、イサカの街の明かりが点々と向こうの山の中腹辺りに見えてきて、仕事の事などすっかり忘れてしまうほど感動させられた。

こういう田舎の風景が美しく感じるのは、自分が都会の中で暮らしているからなのだろうか?
田舎に生活している人にとっては逆に、マンハッタンの夜景なんて最高に美しく見えるものかもしれない。

でも最近田舎への移住を考え始めている自分を見つけている。


2005/3/1

予報では今日はまた凄い雪になるような話だったので、それではこれで行こう!とオジー・オズボーンのこのアルバムを聴いたが、結局吹雪(Blizzard )にはならず、全然意味が無かった...。
あまり関係無いか?

そう言えば、学生の頃、先輩のアパートへ友達と行った時にこのアルバムを聴いたのを思い出すな~。
その友達が先輩にこのアルバムの「Mr. Crowley」を聴かせてくださいって、3回くらい繰り返して聴いていた。
先輩もいい加減ウンザリしてたけど、薬の切れた麻薬中毒患者のようにこの曲を聴いていた友人にとっては、最高の曲だったんだろうな~。ランディー・ローズのギター所謂泣きのギターで、曲もちょっと演歌チックな感じ。日本人の我々には響きやすい曲なんだろうね。
この頃のヘビメタってメロディがしっかりしてるから聴きやすい。「Goodbye to Romance」みたいな曲って、今のメタル・バンドはやらないんだろうな。
とても美しい素晴らしい曲だと僕は思うけど...。
「I`ve been the king,
 I`ve been the clown ...」
って言う歌詞、今のオジーその物って感じだな~。



2005/2/28

昼頃からマンハッタンで仕事をしていた。
雪がちらついてきたけど、あんまり積もる気配がなかったから安心していたが、夕方から吹雪になって、あっという間に真っ白け。
いやだな~、雪は...。
子供の頃はわくわくしたもんだけどな~。

この雪の中ムーディー・ブルースのこのアルバムを聴いていた。
まずは、1曲目「Question」のアコースティック・ギターの激しいストロークに感動!
上手いよね~。
前も言ったけど、この時代のギタリストってアコースティック・ギターの演奏が上手いんだよね~。テクニック的にも、センス的にも...。
基本的に全編アコースティック・ギターで曲を作ったって感じだね、このアルバムは...。
 後はこのアルバムでは「It's Up to You」と「Melancholy Man」あたりが好きだな~。
特に「It's Up to You」って、所謂ロックのフィーリングに溢れていて名曲だと思う。
 ムーディー・ブルースって言うと「童夢」とかが引き合いに出されるけど、僕はこのアルバムの方を聴く事の方が多いな~。

 それとムーディー・ブルースで、いつも思い出すことがある。って言うか、ずっと忘れないだろうな...。
ジャスティン・ヘイワードがNYでソロのライブを演ったんだけど、その時前座を僕の在籍してたブロークン・スカイって言うバンドが務めたんだよね。僕がそのバンド辞めた後の出来事だったんだけど...。
別に悔しいとかって感情は無かったけど、ずっと続けてればジャスティン・ヘイワードの前座で演奏できたんだな~と思うと、やっぱり少し残念な気はする。
そのショウは実費で観に行ったんだけど、普通のライブを観に行ったのと違って、感慨深いものだった。
ある意味、良い思い出だな~と思う。

プロフィール
HN:
Euge
性別:
男性
趣味:
夢想、妄想、ナチュラル・ハイ
自己紹介:
ジョン・レノンから影響を受けた、
自称、シンガー・ソングライター...。
今日もニューヨークのアストリアで白昼夢。
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