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2005/1/13

デビッド・ボウイは初期のフォークっぽい作品が好きだ。
「Hunky Dory 」は僕が頻繁に聴くアルバムの1枚。
それぞれの曲のメロディの引っかかり方も新鮮で、彼がソング・ライターとして非凡であった事が一目瞭然だ。
「Andy Warhol」という曲が入っているが、「バスキア」という映画でボウイがアンディ・ウォホールの役をやっていたのを思い出した。中々の好演だったと思う。
 リック・ウェイクマンのピアノはかなり印象的で、アルバムの中で重要な位置を占めていると思う。
 今日は霧の中の雪道をずっと運転していたので、こういう作品は風景に同化して音が冴える。
 未だに「Oh! You Pretty Things」のサビが頭の中でリフレインしている。

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2005/1/12

グランド・ファンク「Live Album 」のテンションの高さにはいつも興奮させられる。
これこそロックの醍醐味だと思う。
今日も車の中で大音量にして興奮しまくっていた。
こういうのを聴いてしまうと、歌詞に含まれているメッセージだとか音楽的な意義だとかそういう事は何だかどうでもよくなってしまう。
ただ拳を振り上げて叫びまくればいいのである。
ツェッペリンの前座で出て観客が興奮しまくって、ツェッペリンの出番が遅れたとか云う伝説があるが、このアルバムを聴くとそのエピソードも非常に納得させられてしまう。
「Are You Ready」のイントロがながれた途端コンサート会場が嵐のように沸き立っている様子はやすやすと想像することが出来るし、僕はこの部分だけでも何回も繰り返し聴いてしまう。
本当に凄まじい。
ただマーク・ファーナーが歯止めの利かなくなった聴衆をたしなめるMCに僕はグランド・ファンクがただの熱いバンドだっただけではない事を垣間見れて嬉しい。
きっと彼らは真面目なロック・バンドだったんだろうと思う。
マーク・ファーナーのヴォーカルは大好きだ。



2005/1/11

アラン・ホールズワースがBBキングカフェで今月下旬にライブをやる。
それほど僕は好きでもないのにも関わらず、何故かちょと見に行ってみたいような気になっている。
ただ現実問題行けない可能性の方が高いので、今日1日テンペストのファーストの「Tempest」を聴いて気分を誤魔化してみた。

やはりホールズワースは凄い。ギターを自由自在に操っている。
そしてジョン・ハイズマンのドラムもかなり凄まじい。
こんなにも強力なメンバーで構成されているバンドにも関わらず、このバンドが超A級にならなかったのは何故なのか?
僕は単に歌メロの希薄さのせいだと思う。何かインストルメンタルが出来て、その上に無理やり歌をのせているような印象が非常に強い。
セカンド・アルバムの方がもっときちっとソングライティングをしているような気がする。
ヴォーカルのポール・ウィリアムスは声量もありヴォーカル・テクニックも備えている素晴らしいヴォーカリストだが、僕はこういう力んだ歌い方をする人は苦手である。
クリス・ファーローなんかも似た路線のヴォーカリストだった事を考えると、ここら辺はジョン・ハイズマンの趣味なのかな~と思ってしまう。
 2曲目の「Foyers Of Fun」なんかはクリームの「悪い星の下に」を彷彿とさせるブルース・ロックナンバーだ。心なしかポール・ウィリアムスの歌い方もジャック・ブルースのそれに酷似しているような気がする。
 全体にはプログレの漂いのあるハード・ジャズ・ロックという感じだが、ここにもっと才あるソングライターがいれば、ロックの歴史に違った足跡を残したアルバムだったんではないだろうか


2005/1/10

今日は1日中CCRのこのアルバムを聴いていた。
とにかくシンプルである。
シンプルと言うのはつまり無駄が無いということに等しい。やたらテクニックをひけらかす様なフィルインはこのバンドには全く不必要なのだ。
ジョン・レノンが「I Want You」の歌詞を批判された時、真実を伝えようとすると言葉はシンプルになるのだ..みたいな事を言っていたのを思い出す。
また坂口安吾が綾瀬の拘置所の美しさを讃えていたのを思い出す。拘置所という建造物は単に機能を果たせばよいだけで、無駄な飾りが全く無いのである。それがこの建物の美しさの理由であると述べていた。
 ある種のバンドは音を複雑にしていくことで自分たちを表現していった。
僕はそういうバンドも素晴らしいと思う。
しかしそういった音の舞台装置に本質が消されていったらそれらのバンドは無になってしまう。
このバンドの音は飾る事が無く裸なのである。
 今日は友人の勧めでジョン・フォガティのギターに注目して聴いてみた。
僕には1曲目の印象が非常に強く、彼のギターというとすぐトレモロのかかったあのギターサウンドを想像してしまう。硬めの音でリズムを実に無駄なく刻んでいる。
 2曲目の「Bootleg」のイントロのアコギのリズムはカッコいいな~と思ったが、リズム隊があー云う風に続いていくって云うのは今のミュージシャン達には想像も出来ないんじゃないかとも思ってしまった。
古いとか時代の産物と一言でかたしてしまうには、あまりにもったいないグルーブではないだろうか。




2005/1/9

昨日ブロック・バスターでこの映画のDVDを借りてきて今日観た。
この映画も僕が子供の頃テレビで放映されたのを見逃していたので、数十年の時を経てやっと鑑賞することが出来た。
映像に定評のあるデビット・リーンの監督作品をDVDで観ると、さすがに画面の美しさには溜め息がでてしまい、映像の1コマを観ただけで映画の世界へ引きずり込まれる。
またこういった所謂名作はご多分に漏れず音楽も素晴らしい。モーリス・ジャールとデビット・リーンと言うのは本当に映画界の名コンビだ。
大河ドラマなので上映時間は長いが、全くそんな事は感じさせられなかった。
主演者もそれぞれ個性を発揮していたと思うが、僕はロッド・スタイガーがかなりの好演だったと思う。ただ役柄が良くないので評価され辛いだろうと思うけど...。



2005/1/8

云わずと知れたウイングスのファースト・アルバム。
とてもシンプルに作られていて、ポールがロック・バンドと言うのに拘っていただろう事が伝わってくる。
ただこのアルバム、最初に聴いた時から暫くの間はダメだったな~。
全然好きになれなかった。
あのポール・マッカートニーの作品なのに、どの曲もメロディの欠けらすら頭に残らない。
ヒドイ代物だな~なんて思っていた。
ところが知らない間に少しづつ響いてきた。
今では結構好きで、今朝も子供を学校へ迎えに行く時車の中で聴いていた。

ポールが動物愛護みたいな事を言い出したのはこの辺からなんだろうか?
今の僕はそれに特別賛同したいとは思わないが、それはそれとして彼の一つのメッセージなんだろうと思う。
「Bip Bop」のプロモみたいなのを見たことがあるが、ポールがアコギ1本でやっていた。あれはかっこ良かったな~。
このアルバムに収められているバンドの演奏より、はるかにロックしていた。
結局バンドの他のメンツがポールの力量についていけてなかったって事なんだろうな~。
 CD屋さんによっては、ポールとウイングスを別々にカテゴリーして置いている所もあるが、僕のCDラックでは一緒になっている。
ポール自身はウイングスを一つのバンドとして扱いたかったようだが、バンドの中での元ビートルズであるポールの存在はあまりに大き過ぎた。
だから僕にしてみればウイングスもポールのソロもカテゴリーで分ける必然性が全く無いのだ。



2005/1/7

絶句!
いや~、車でこのアルバムを聴いていて興奮の嵐でした。
たまに音楽を聴いていて、作品にズボっとはまり込んでしまう時があるんだけど...。今日のはまり方は尋常じゃなかった。何でだろ?
それにしてもこのアルバムって本当に化け物だな~。
凄すぎて何も言う事ない。

たまに皆さんもこのアルバム聴いて僕のようにはまり込んでみてください。



2005/1/6

自宅のテレビは現在ケーブルを牽いていないので殆ど見ることはない。
しかしながら出張でホテルに宿泊するといつも寝るまでテレビを観ている。今こちらでは「風雲たけし城」を英語にふき替えて放送していて、僕もたまに見たりしている。

この日もホテルで仕事の残務が終わってからテレビのチャンネルを回していた。(おっ、そうか今はチャンネルは回さないんだよね~?)
そうしたら古~い映画の画面が写ったので、何だろうと見て見たらどうもサイレント映画のようだった。
特に見る気はなかったのだが、知らない間に映画に引き込まれてしまい、結局最後まで観てしまった。
途中からだったのでシチュエイションが良く分からない所もあったが、農家に連れられて来た可哀相な孤児たちの話の様だった。
主演はメアリー・ピックフォードで、1926年の作品だ。それこそ大昔の映画なのに、未だに人を引き込む力を持っているのには恐れ入る。
昔のアメリカ映画は本当に良かったのにな~。


2005/1/5

明日からまた出張だ~。
今日はマンハッタンで仕事だったけど、久々に地下鉄に乗った。
ハンターカレッジの駅で弾き語りしてるお兄ちゃんがいたけど、上手かったな~。
スティングみたいな声で、曲も良かった。
さすがニューヨーク。底辺も層が厚いな~。

で、今日はレイチェル・セイジのこのCDを車の中で聴いていた。
インディーズのアーティストだから、この人を知ってる人なんて殆どいないだろうけど、ジョンレノン・ソング・コンテストの常連で何度か優勝してるみたい。
僕はそれで知ったんだけど、ケイト・ブッシュに影響を受けているらしくてそんな狂気の部分も見え隠れする。
タイトルも「病的にロマンチック」といった感じだろうか。
この位のレベルの人がまだメジャーでなくやってるっていうのは、さすがアメリカだなと思った


2005/1/4

観ました。
可也エグかったです。
1971年なんだね。あの時代にあんなの作ってたんだな~。
絵がきれいだね~。
ただ昔の近未来映画って、近未来である現在から見るとちょっと苦しいところがある。映画の本質的な部分じゃないけどね。
だって今はレコードではなくCDなわけだし...主人公がレコードを探している近未来って、ちょっとギャップが出てきちゃう。
あの時代レコードがCDに取って代われるなんて想像もしなかった事だろうから仕方ないけど。



プロフィール
HN:
Euge
性別:
男性
趣味:
夢想、妄想、ナチュラル・ハイ
自己紹介:
ジョン・レノンから影響を受けた、
自称、シンガー・ソングライター...。
今日もニューヨークのアストリアで白昼夢。
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