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2005/1/2

今年の聴き初めはピンク・フロイドのこのアルバムだった。
ピンク・フロイド自体最近あまり聴いていなかったので、久々に聴くとやはり良い。
ただ僕の所持しているCDはなんだか録音レベルがかなり低くて聴きづらい。他にもそういうCDが何枚かあり、それらに限ってリマスターを買い直そうとまで思っている。
それはさておき、改めてこれは名盤だな~とつくづく感動した。
「吹けよ風、呼べよ嵐」。このタイトルって何だ~?とかって思ってしまうが、プログレ系の日本語タイトルって昔からセンスがあって好きである。
ベースが1音だけ弾き続けるこの曲って他のプログレ・バンドでは考えられない事だろう。
これを聴いていたら、ロバート・フリップが彼のギター・クラフトにいた生徒の事を語っていたのを思い出した。
周りの生徒は超スピードでギターを弾いてるのに、その生徒だけ1音をずっと引き続けていた。なので誰かが何で1音だけを引き続けているのか尋ねたらその生徒は「僕は自分の音を見つけた、君たちはまだそれを見つけていない。」と言ったらしい。
う~ん、変人の集まる学校だろうからそんな話は沢山ありそうだが、なんとなく判るような気がした。
話がそれてしまったが、兎に角「吹けよ風、呼べよ嵐」はインパクトの強い名曲だ。
あと今回久々に聴いて思ったのは、ヴォーカルの事。
ピンク・フロイドのリード・ヴォーカルってギルモアだと認識しているが、ご存知の通りライトもウォーターズもリード・ヴォーカルをとる。これってメンバー間でどうやって割り振りをするのかな~という単純な疑問。
実際どうしてるのかな?
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2005/1/1

年始めはゆっくりしようと決めているので、朝ご飯を食べた後昼過ぎまで寝が、その後ヴィレッジのワシントン・スクエアー・パークまで行って1日を過ごした。
公園の中央では大道芸をやっていて溢れんばかりの人だかりがしていた。端の方では人が集まってアコースティックギターで歌っていて、僕が通りかかった時は「ジギー・スターダスト」を演っていた。
色々な人がそれぞれの休日を好きなように過ごしている憩いの場ワシントン・スクエアー・パーク。

ニューヨークらしいひとコマである。

2005/1/1

見て頂いている皆さん、今年も好き勝手な事を書きますが宜しくお願いします。


2004/12/31

うげ~っ。間ぬけ~。
間違えてこの記事削除してしまった~。
呼び戻し出来ないのかな~?

今度思い出しながら書き直すか...。


2004/12/31

今年最後の仕事は再びロチェスターへの商品配達。
前回だけでは運びきれなかったので、今日もまた片道6時間のドライブになってしまった。
疲れるが、音楽をたんまり聴くことが出来るので嫌ではない。

今回は「John Lennon Anthology」を堪能し今年の聞き納めとした。
これを通しで聴くと、今更ながらJohn Lennon の死というのを悼まざるを得なくなる。
CD1の作品群は特に素晴らしいが、CD4に至るまでの作品群を辿るとJohn Lennon の才能の泉が枯渇することなどなかった事を確信できる。( ロックン・ロールの頃は苦しかったらしいが...。)
もし生きていたら更に素晴らしい作品群を我々に提供してくれていたかも知れないと思うと本当に悔しくなる。
 CD1のリンゴとクラウスのリズム隊は本当に素晴らしい。特にこのリンゴのドラムは僕にとって最高峰のドラムだ。音が兎に角素晴らしい。
ここに「ジョンの魂」のレコーディングの様子が収録されているが、このシーンだけを聴くとこのアルバムの制作がとてもスムースに行っていたんじゃないかと想像できる。
 CD4の「I'm Losing You」はハード・ロックになっていて面白い。確かチープトリックの連中と演ってるんじゃなかったかな?
「Serve Yourself 」はカソリックに改宗したディランの事歌っているのかな~?と思って聴いていたけど実際はどうなんだろう?
 兎に角聴きどころ満載のCDだ。
2004/12/30

弁当を持って出ない時はハンバーガー屋で昼を済ますことが多い。
今日もファースト・アベニューにあるMで昼を取っていた。
空席が目立つ状態だったので、食べ終わったら片付けられていない仕事をそこで済まそうと思っていたが、ひょいと見上げた時に目の前にあるサインが目に入った。
PLEASE NO LOITERING...
えっ、このM、飯食い終わったらとっとと出なきゃいけないのか?
変なの~と思いながらも、ここで仕事を済ますのを諦めた。
すると店長と思しき男が僕の後ろの方に座っていたチャイニーズ系の若い男二人のところへ行って何か言っているのが見えた。聞いていたらどうもそのサインの事を言っていて、2人組に店から出て行けと言っている。
この2人組みは悪態を付きながらもすごすごと出て行ったが、この店長この2人の態度が気に入らなかったのか表へ出て行ってこの2人組へ駆け寄った。
もう一触即発状態。
先に手を出したのは店長だった。この店長イタリア系っぽい若い男で殴り方が様になっていた。ボクシングでもかじっている様な感じだった。
チャイニーズ系がクンフーでもやってればいい勝負だったろうが、殆ど殴られっぱなしでダメだった。その場を通りかかった人が止めに入ってひとまず殴り合いは収まったが、収まらなかったのは殴られた方。
すぐに携帯を出してどっかに電話している。
おっ、仲間でも呼んでるのかなとも思ったがそうではなく、間もなくパトカーが2台やって来た。
ポリスが出てきて通行人やらに事情を聞いた後ハンバーガー屋へ入っていったが、間もなく手錠をかけられた店長と一緒に出てきた。

 殴り合いだったが、結局は弱かったほう(怪我をしたほう)が被害者になってもう一方が加害者と言う構図になった。もし怪我をしたのが店長だったら、手錠をかけられていたのはチャイニーズだったのだろうか?

どちらにしても喧嘩なんて避けられれば避けたに越したことはないですな。


2004/12/27

休みの日の朝起きて、外が曇っていたり、雨が降っていたりするとホッとすることがある。気分的に逆にゆっくり出来るからだ。
こんな日の朝は布団の中でゆっくりと音楽を聴きたいものだ。

と言うことで今朝はそうさせてもらった。
今朝の曇り空にぴったりと来るような、ニック・ドレイクの「Pink Moon」は殆ど彼のアコースティック・ギターとボーカルのみのシンプルな作品。(ピアノが少しだけ入っている曲もある。)
イギリスの暗い文学青年がボソボソっと話しているような彼のボーカルは、決して旨くはないが深淵で味わいがある。
僕自身アコギ一本でシンガー・ソングライター面して音楽活動をしているが、いつも目指しているのが、ディランの「血の轍」と、このニック・ドレイクの「Pink Moon」だ。
しかしながらディランはもとより、ニック・ドレイクの様に自分には深みが無いのをいつも嘆くばかりだ。

2004/12/26

僕の住んでいるクイーンズにもフラッシングと言う所にチャイナタウンがある。車で行けば家から15分位。電車だと、ぐるっと大回りしないといけないので、40分位かな。
以前にあるレストランへ飲茶に行って、とても良かったので今日も行ってみた。
店は結婚式の披露宴の会場の様に大変広く、その殆どの席はチャイニーズの人達で埋め尽くされている。その為か、と言うか当然ながら、東洋人の僕らは従業員から中国語で話しかけられる。中には英語の話せないような従業員もいて、ちょっと困ることもある。
 餃子、シュウマイ、肉まん...次から次と蒸篭を取って食べていった。すると僕らのところにまた新しいベンダーが来て、こんなもの如何ですか~とベンダーの蓋を開けて中身を見せてくれた。すると大根と臓物を煮込んだものがあったので、皿によそってもらった。見た目はグロテスクだが、味は結構いける。最初手を出さなかった家内も少しずつ食べ始め、娘も結構気に入って食べていた。一つの肉片を箸で摘んで自分の取り皿によけると、あれっ、何だろこの黒い塊?黒豆も一緒に煮込んでるのかな?...。!!!ええ~!げっげっ!もしや、ゴキぶり太郎じゃなかか!!!
これはちょっとまずいだろう、と言うことになって店員を呼んだ。(馬鹿みたいに人の良い僕はあまり騒ぎ立てず、更にマネージャーすらをも呼ばなかった。本当は呼ぶべきだったと思う。)来た店員に皿を指差して、ゴキぶり太郎の存在を知らせた。店員は黙って皿をもって奥の方へ行き、ゴキ入りの皿分だけをキャンセルにしたレシートを持ってきた。
 普通だったらここで僕が逆上して暴れまわるのが話の成り行きだろうが、馬鹿みたいに人の良い我が家族の場合はここで話がハッピーエンドになってしまった。ジャンジャン。おしまい。

 いや~、仕事柄レストランの厨房にはちょくちょく行くが確かにアジア系のレストランは厨房が汚い。と言うかアメリカ人やヨーロッパ人経営のレストランの厨房はきれいな所が多い。そこら辺が未だにアジア系の人達の社会的地位が向上されない所以だろうとも思う。



2004/12/25

今日は1日ジョージ・ハリソンのこのソロアルバムに浸っていた。(音楽聴いてるだけじゃなないっす。仕事もちゃんとしてるもんね。)
所謂インド系の音楽のオンパレードだが、ジョージは自分がインド人だなんて事は一言も言わない。
ヨーロッパの人間である自分の体臭を出しながらインド音楽と向かい合っている。
だから聴いていて嫌味にならない。
そして西洋の音楽にどっぷりの僕の耳にも優しい。
 話がそれるかもしれないが、体臭とはつまる所僕はブルースだと思う。
体臭は、食う物、住居、服、それらの環境から生るもので、人はそれぞれ個々の体臭を持っているはずである。
その中でも人種や国籍によって体臭の傾向は少なからずある。
 音楽はその人間たちが創り出すもので、自然と音を鳴らすとそれぞれの体臭が滲み出てくるものだと思う。
クラプトンが自分は黒人じゃないからブルースは出来ないと嘆いたことがあるらしいが、その通りだと思う。
当然の事ながら白人のクラプトンは黒人の体臭を持っていないのだ。
恐らく彼はその体臭を出そうと頑張ってしまった結果の発言だろう。
 中には音楽を頭で作れる人達がいる。
音楽の理論を勉強して、音楽を音楽として捉えるような人達。そういう人達は頭が良いので研究していろいろな音楽を作れてしまう。でもそういった音楽に共通して言えることは、体臭がないことである。
無味乾燥のプラスティックで出来た音楽のようなものだ。
 だから音楽(だけに限らないと思うけど)をやる時は、ふりをしてはいけない。
自分がインド音楽を演奏しているからといって、自分がインド人のふりをしてはいけないのだ。
自分の体臭は隠しきれないので結果的に聴いてる方にばれてしまうものだ。
マイケル・ジャクソンの皮膚の色が真っ白でも、彼は紛れもない黒人なのである。白人のふりをしても、黒人の体臭を隠すことは出来ないのだ。
 ジョージは真摯にインド音楽を受け止めていた。だから彼の発する音には嘘がない。
 
 と、まあ、あんなこんなを考えながらこのCDを聴いていた...。

 ところでこのCDの最初を聴いて、おっ、ツェッペリンの「In The Light 」か~っと思ったのは僕だけでしょうか?




2004/12/24

アルバニー方面への出張なのでまた大量にCDを持参。
長距離を運転すると睡魔に襲われることがしばしばあるので、眠気を覚ましてくれる音楽が必要になる。

と言うことでレイディオヘッドのセカンド「 The Bends 」は出張に持参する回数が非常に多い。
簡単に言ってしまえば、すんご~く、好きなのである。
次作の「OK Computer」は何かと語られることの多い超傑作だが、僕はどちらかと言うと、ビートルズで例えれば「ラバー・ソウル」に位置するようなこのセカンドの方を聴く事の方が多い。
とにかく珠玉のメロディの嵐なのだ。

プロフィール
HN:
Euge
性別:
男性
趣味:
夢想、妄想、ナチュラル・ハイ
自己紹介:
ジョン・レノンから影響を受けた、
自称、シンガー・ソングライター...。
今日もニューヨークのアストリアで白昼夢。
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