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2007/1/5

皆さん、明けましておめでとう御座います。
今年もどうぞ宜しくお願いいたします。
...って言っても、もうすっかり正月は終わってしまったって感じだけど。

元旦はこの日本映画のDVDを家族で観たりしながらのんびりと過ごしました。
朝早くに近所で爆発騒ぎがあったりしたけど...。
地下の電気ケーブルのショートかなんかで爆発が起こって、マンホールの近くに駐車してあった車が炎上...。
車の持ち主は気の毒だったけど、電力会社が全面的に責任取るだろうからきっと大丈夫でしょう。
いや~、ニューヨークは一体何が起こるか本当に分かりませんね~。

ところでこの映画。
多分封切られて直ぐ位に、こっちの映画館( フィルム・フォーラムだったかな?)でも上映されていたんだよね。
その時にヴィレッジ・ヴォイスの広告で見たこの映画のポスターが印象に残ってて、観てみたいな~とは暫く思ってた。
なんかこのポスター70年代の映画のポスターっぽいもんね。
レトロな僕の心をくすぐる物があった。
それにこの原作の漫画も好きだったし、お客さんにもこの映画の話を聞かされていたからね~。
で、観てみたら...。
ご多分に漏れず、泣けちゃいました。
製作者にそんな意識があったかどうか分からないけど、「ニューシネマ・パラダイス」の日本版的な印象があったかな~。
続編ももう製作されて11月公開だってね。

まだ観てない人は続編が公開される前に観てみては如何でしょうか。


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2006/12/31

先日は会社の忘年会。
家族同伴でお邪魔して楽しいひと時を過ごしました。
今日31日は少し仕事があるんだけど、明日の1日は休み。

今年は色々あったけど、特に体を壊す事も事故も無く無事に1年過ごせた事に感謝して、来年に望みたいと思います。

皆さん今年はお世話になりました、来年も宜しくお願いいたします。

では良いお年を!


2006/12/30

またまたしばらく振りの更新になってしまいました。
この更新が今年最後になるか、もう一回くらい出来るか...。
いや~、今年ももうわずかですな~。
僕自身にとっては今年は変化の多い年で(厄年でしたが)、来年は良い年になると感じています。

と言う事で、今回は久々に手に取って聴いてみたテレヴィジョンのこのセカンド・アルバム。
どうしても彼らの衝撃的なデビュー・アルバムと比較しがちになってしまうんだけど、このセカンド・アルバムも僕は可也好きです。
ファースト・アルバムはアングラ的で暗い雰囲気が漂い心臓を刃物でズタズタにされたような鋭利な衝撃があったけど、このセカンド・アルバムは大分明い雰囲気のメイン・ストリーム的な曲作りが施され、まるで心臓を鷲づかみされた包まれるような感覚がある。
聴いていると感動で胸が息苦しくなってくるんだよね。
でも決してそれは悪い事ではなく、逆にこのアルバムの最大の魅力にさえなっているんじゃないかな。
アルバムのスタートが「Glory」だもん。
「栄光」だよ。
アングラの人は「栄光」なんて言葉は使わないもんね~。
つまり彼らはファーストの成功で「栄光」を得て、このセカンドでそれをバンドの成長の形として受け入れていたんだと思う。
だから嫌味に聞えない。
僕はこのアルバムでは2曲目の「Days」に何故かいつも心を奪われる。
詩的でノスタルジックなサウンドにのせてトム・ヴァーレンが優しく歌う...

Days, be more than all we have.

う~ん、美しい...。
こう言う詩的な美しさはファースト・アルバムには無かった。

そして「Foxhole」。

Soldier boy stands at a full salute.
He wants your orders to execute.

処刑の執行命令を待つ兵士の姿。
イラクのフセイン元大統領の死刑執行とオーヴァーラップしてしまった。
トム・ヴァーレンのギターが凄まじい...。

ギタリストとしてのトム・ヴァーレンの評価ってあまり聞いたこと無いんだけど、この人可也凄いギター弾くよね。
特にギターソロ。
音数を最小に抑えているからフレーズに無駄が無く、とてもソリッドでダイレクトに表現が伝わる。
音質的にロイ・ブキャナンのギターを思い起こさせられる。
トム・ヴァーレンのギターはもっと評価されるべきで、色んなギタリストに聴いてもらいたいと思う。

という事で、もしこれが今年最後の更新になりましたら、
皆さん良いお年を!
2006/12/24

水曜日WALTZと言うカフェのオープンマイクで久々に歌ってきた。
自宅から歩いていける距離にこういう場所があると言うのは本当に嬉しい。
しかしながらここのオープンマイクは毎週水曜日だけなので、中々足を運ぶ事が出来ないのが残念。
以前の仕事も今度の仕事も、何故だか水曜日は忙しく夜遅くなることが多いのだ。

ここのオープンマイクの特色は、意外にクラッシックを演奏する人が多い事。
グランド・ピアノがカフェの中央にドンと置いてあるのがその理由のひとつかもしれないけど、中々ピアノやギター1本で演奏されるクラッシックのピースを聴くのも楽しいものだ。
今回1番目に演奏したおにいちゃんhttp://www.myspace.com/lennyrevellbandもエルトンジョンとボンジョビを足したような音楽だったが、ピアノの演奏はクラッシックの下地があるのを感じさせられた。
う~ん、クラッシック....。
良いね~。
でも僕は色々な音楽に興味を持っても結局最後にはロックに戻ってきてしまうんだよな~。

そして僕は今回のオープンマイクでは2曲程やったが...。
う~ん、練習不足。
ステージ慣れ不足。
緊張しまくって、あまりビシッとした演奏が出来なかった。
いかんですな~。
新曲も全然無いし...。



2006/12/16

ここの所異常な暖かさの続くニューヨークですが、皆さん如何お過ごしでしょうか?

この間マンハッタンの35丁目付近で信号待ちをしていた時に、そこにある教会の外に書かれた言葉が目に入った。

You make living by what you get
You make life by what you give

お~、何とも有難い言葉ですな~、などと最初軽く考えていたんですが、これってビートルズの「The End」の歌詞と言ってる事近いよな~なんて思い直しました。( 君にとって教会の言葉よりビートルズの歌詞の方が重いのか?)

And in the end
The love you take
Is equal to the love
You make

Give And Take と言うか、人の関係は一方通行では成り立たないと言うか...。
更に色々と頭の中で考えをめぐらせていて、そう言えばディランのこのアルバムの1曲目「Gotta Serve Somebody」もちょっと言ってる事が近いんじゃないかなと思いついた。
そして、今朝「lyrics」と言うディランの歌詞集を見ながらこのアルバムを聴いてみた。



ディラン改宗後第一弾?アルバムと言う事だが、改めて歌詞を見ながら聴いていると全編宗教的な歌詞で埋め尽くされているのに驚かされる。
この頃のディランに何が起こってこう言う経緯に至ったのかは、恥ずかしながらファンであるにも拘らず僕は知らない。
ただここで歌われている事は宗教的或いは改宗後のディランの意志を示してはいるものの、啓蒙的ではないと言うかあまり押し付けがましくなっていないのが良いと思った。
歌われている事を直接ディランからのメッセージとして聴く事も当然出来るのだが、第三者的にそれを楽しむだけで聞き流すことも出来る。

「Gotta Serve Somebody」で歌われている彼の宗教観...

You're gonna have to serve somebody,
Well, it may be the devil or it may be the Lord
But you're gonna have to serve somebody.

「the devil」であろうが「the Lord」であろうが、人は仕える事をしなければならないと...。
つまり 「Give And Take」 の「Give」の部分。
人は生活のために与えられる事ばかり望むけど、大切なのは与える事なんだと(言葉にしてしまうと凡庸になってしまう気がしないでもないけど...)いうメッセージなのだろう。

はたして自分は何か得る事ばかり考えていないだろうか。


2006/12/12

久々に仕事でチェルシーの辺りへ行ったんだけど、あそこにあんなに一杯画廊があったの知らなかった。
記憶の中では倉庫街で殺伐とした所だったんだけどな~。
結構暗くなってからも人影が途絶えることなく、可也賑わいのある感じだった。

そこで車を止めて待機中だったので、この画廊の立ち並ぶ通りに合う何かアートっぽい音楽が聴きたいと思った。
どんなCDを持ってきてたかな?とCDケースを開けてみると...、おっ、あった、あった...。
ロバート・フリップとブライアン・イーノのこのアルバム。
正直、可也暫くの間聴いていなかった作品。
昔この手の音楽に興味をそそられていた時期があったんだけど、最近はどうも聴く気が起こらなかったんだよね。
特に家にいる時とかって、こう言う実験的な環境音楽みたいのは時間の無駄なような気がしてね~。
起承転結があるわけじゃないからね。
金太郎飴みたいに基本的にどこを切っても断面は一緒見たいなところがあるじゃない。
だから何かやりながらのBGMにするには良いかなとは思っていたけど、せっかく家にいる時はじっくり聴ける音楽を!って思うじゃない。
でも今日のこの待機時間は、この作品を楽しむのに絶好の機会だった。
う~ん、浮遊感のあるイーノのキーボードにメタリックだけど温かみのあるフリップのギターが絡む、絡む...。
素晴らしい。
フリップは音階を弾いてはいるけど、決してメロディを弾いていない。
だからそこには起承転結のある物語は存在せず、ただ音がある種の光を発しながら存在しているに過ぎない。
いや~、音楽って言うのは基本的に聴くものなんだけど、これって聴く音楽じゃなくて、感じる音楽なんだな~なんて思っていました。
追うことなく、追われることなく、存在する音の中に身を委ねて、自由に精神を開放していく。
彼らにそんな意図があったかどうか知らないが、僕は幽体離脱して車の中を浮遊してました(って、その空間可也狭っ!)
あんまりまともに通しで聴いた事無いアルバムだったけど、今日は立て続けにリピートして聴いてました。いや、感じてました。

たまに音楽を聴くのをやめて、感じる事に没頭してみるのも良いですね~。
2006/12/8



ジョン・レノンが逝ってから26年が経とうとしている。
2006/12/6



年末のせいか、ポリスがパーキングのチケット切まくってんだよね~。
昨日の朝やられちゃったよ~。
でもさ~、頭にくるのはさ、これってただ単にお金を取るためだけでやってるんだよね。
営業車だけ停車できる所だったんだけど、朝だから別に営業車なんて止まってなくて、リムジンが3台いただけなんだよね。
だから別に特に誰の迷惑にも邪魔にもなってたわけじゃないんだよ~。
それをさ~、パトカー数台でブロックしてきて出れないようにして、有無を言わさずチケットだもんね。
で、チケット切ったら御終い。
別に、「ここはパーキング出来ない所だから動け」とも何とも言わないでやんの。
何の為の交通取締りだよ?

嫌だね~。

世の中、お金お金...。


2006/12/4

おお、今年もついに12月に突入しましたな~。
ここに来てニューヨークも寒くなり始めてやっと冬らしくなったかな。
日中雪もちらついたし...。

今日は朝6時にEastchesterでお客さんをピックアップ。
この位の時間だとまだ辺りは真っ暗なんだよね~。
車内で待機中に空を見たら何とも美しい月の景色。
風が少し強かったのか、雲が勢いよく枯れ木の森の背後に流れていたんだけど、それを月が照らしていて何とも神秘的な世界が広がっていた。

美しか~!

まさに「早起きは三文の得」
そしてそのBGMは、ちょっと前に再結成で話題に上っていたジェネシスの、1978年のこのアルバムだった。
この作品は高校時代友人のGОちゃんが聴かせてくれたのが最初だったが、その時既にクリムゾンやフロイド、イエス、ELP、と聴きこなしていてプログレとは何たるものか自分の中では出来上がっていた僕は何かこれに物足りなさを感じていたのは事実だった。
いや物足りなさと言うより、何だか違うな~と言うのが本当の感想だったかな。
プログレの持つある意味難解で暗い部分や長いインストのパートが極力排除されていて、意識的にポップに作られているのが僕にそう感じさせた理由なんだろうね。
でもこの作品においては、ポップ=金儲け、という方程式ではなく、ポップ=所謂プログレというレッテルからの脱皮、という意識があったという方があたってると思う。
このアルバム・タイトルが示すように、メンバーが5人だったジェネシスが3人になってスタートした最初のアルバムなんだね。
中心人物だったピーター・ガブリエルが脱退した直後のバンドは、新たなバンドの方向性とかって考えると言うより、彼の穴をどう埋めるかという事に躍起になっていたようで、その当時に残してる作品は所謂プログレ・ファンを満足させえる出来に仕上がっていた。
言わばピーターはバンドの顔だったわけで、バンドがした行為は顔を失った人間が自分のアイデンティティを躍起になって取り返すようにする行為と同じだよね。
まさか安部公房の「他人の顔」とか犬神家のスケキヨみたく、別人になろうなんて考えは速には思いつかないだろうからね。
ところがバンドはそんな時に今度は利き腕を亡くしちゃうんだよね。
ギターのスティーブ・ハケットの脱退がそれ。
ここでバンドは、やっとと言うかとうとう、じゃあ仕方ない、俺達ここで今まで使ってたIDカード捨てて、これから別人になっちゃおうよ、って考えに及んだんだろうね。
だからアルバム・タイトルも何だか開き直ったような印象を与えるものになってるのかな。
こう考えるとジェネシスの歴史のなかでは意外にピーター・ガブリエルの脱退より、スティーブ・ハケットの脱退の方が、バンドに変化を与えたって言う意味では重要だったかもね。
そう、だからこのアルバムが事実上ポップ・バンド・ジェネシスのスタートになるのかな?
ただ別人に成りすましても知らない間に昔の癖が出てしまうように、ポップになってもまだプログレ風味が滲み出ているのがこの作品の特徴かもしれない。
1曲目の「Down and Out」なんて凄い変なドラムのリズムで、レコード借りて聴いた時音飛びしちゃったのかな~なんて心配になってしまったもんね。
ここら辺ってプログレ的なんだよな~。

そして2曲目の「Undertow」。

If this were the last day of your life, my friend
Tell me, what do you think you would do then?

こういう歌詞を聴くと、いつも自分を反省させられるんだよね~。
人生を全力疾走するのって誰にでも出来る事じゃないけど( だってマラソンだったらある程度ペースを考えて走るじゃない? )、でも実際自分はどれだけ一生懸命人生を走ってるのかな~って、思わされる。
今日が自分の人生の最後の日だって心算で生きていたら、毎日が充実していくんだろうな~。
ただし持久力がないと、直ぐに意気が上がっちゃうんだろうけど...。



2006/11/26

うっげ~、今日お客さんのリクエストでヴィレッジにあるタワー・レコードへ行ったんだけど、閉店のセールやってた。
もう今日で御終いらしい..。
いや~、でもタワーが潰れたら、NYCではもうヴァージン・レコード位しかCD屋って無いんだよね。
ヴィレッジの中古CD屋とかあるけど、ここら辺も昔と違って減りつつあるもんナ~。
「時代は変る」だね~、本当に...。
もう今の時代CDなんて買う人が少なくなってるんだね。
僕はi-podって良く知らないんだけど、若い人達は皆もうそれに移行してるんだろうな~。
いずれはCDも無くなって行くんだろうね。
僕なんか未だにLPレコードが聴きたくなるってのに、もう時代錯誤も甚だしいんだろうな。
でも中高大学生の頃にどのレコードを買うか何時間も店先で悩んでいたころの事はよく覚えてるし、良い時代だったと思うよね。
コンピューターでダウンロードして、とてもインスタントに音楽を手に入れるって言うのは、今の時代ならではなんだろうけど、レコードのジャケットを見比べながら何時間もどっちにするか悩んでいた少年の気持ちなんて、そう言う人達には理解できないんだろうな~。

兎に角、僕には残念な事でした。
また、このヴィレッジのタワーでは色んなアーティストのストアー・ライブとかサイン会とか行った思い出の店でもあったし、何よりも70パーセント・オフのセールを逃した事が残念でなりませんでした。
プロフィール
HN:
Euge
性別:
男性
趣味:
夢想、妄想、ナチュラル・ハイ
自己紹介:
ジョン・レノンから影響を受けた、
自称、シンガー・ソングライター...。
今日もニューヨークのアストリアで白昼夢。
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