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2006/12/30

またまたしばらく振りの更新になってしまいました。
この更新が今年最後になるか、もう一回くらい出来るか...。
いや~、今年ももうわずかですな~。
僕自身にとっては今年は変化の多い年で(厄年でしたが)、来年は良い年になると感じています。

と言う事で、今回は久々に手に取って聴いてみたテレヴィジョンのこのセカンド・アルバム。
どうしても彼らの衝撃的なデビュー・アルバムと比較しがちになってしまうんだけど、このセカンド・アルバムも僕は可也好きです。
ファースト・アルバムはアングラ的で暗い雰囲気が漂い心臓を刃物でズタズタにされたような鋭利な衝撃があったけど、このセカンド・アルバムは大分明い雰囲気のメイン・ストリーム的な曲作りが施され、まるで心臓を鷲づかみされた包まれるような感覚がある。
聴いていると感動で胸が息苦しくなってくるんだよね。
でも決してそれは悪い事ではなく、逆にこのアルバムの最大の魅力にさえなっているんじゃないかな。
アルバムのスタートが「Glory」だもん。
「栄光」だよ。
アングラの人は「栄光」なんて言葉は使わないもんね~。
つまり彼らはファーストの成功で「栄光」を得て、このセカンドでそれをバンドの成長の形として受け入れていたんだと思う。
だから嫌味に聞えない。
僕はこのアルバムでは2曲目の「Days」に何故かいつも心を奪われる。
詩的でノスタルジックなサウンドにのせてトム・ヴァーレンが優しく歌う...

Days, be more than all we have.

う~ん、美しい...。
こう言う詩的な美しさはファースト・アルバムには無かった。

そして「Foxhole」。

Soldier boy stands at a full salute.
He wants your orders to execute.

処刑の執行命令を待つ兵士の姿。
イラクのフセイン元大統領の死刑執行とオーヴァーラップしてしまった。
トム・ヴァーレンのギターが凄まじい...。

ギタリストとしてのトム・ヴァーレンの評価ってあまり聞いたこと無いんだけど、この人可也凄いギター弾くよね。
特にギターソロ。
音数を最小に抑えているからフレーズに無駄が無く、とてもソリッドでダイレクトに表現が伝わる。
音質的にロイ・ブキャナンのギターを思い起こさせられる。
トム・ヴァーレンのギターはもっと評価されるべきで、色んなギタリストに聴いてもらいたいと思う。

という事で、もしこれが今年最後の更新になりましたら、
皆さん良いお年を!
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ジョン・レノンから影響を受けた、
自称、シンガー・ソングライター...。
今日もニューヨークのアストリアで白昼夢。
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