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2006/12/12

久々に仕事でチェルシーの辺りへ行ったんだけど、あそこにあんなに一杯画廊があったの知らなかった。
記憶の中では倉庫街で殺伐とした所だったんだけどな~。
結構暗くなってからも人影が途絶えることなく、可也賑わいのある感じだった。

そこで車を止めて待機中だったので、この画廊の立ち並ぶ通りに合う何かアートっぽい音楽が聴きたいと思った。
どんなCDを持ってきてたかな?とCDケースを開けてみると...、おっ、あった、あった...。
ロバート・フリップとブライアン・イーノのこのアルバム。
正直、可也暫くの間聴いていなかった作品。
昔この手の音楽に興味をそそられていた時期があったんだけど、最近はどうも聴く気が起こらなかったんだよね。
特に家にいる時とかって、こう言う実験的な環境音楽みたいのは時間の無駄なような気がしてね~。
起承転結があるわけじゃないからね。
金太郎飴みたいに基本的にどこを切っても断面は一緒見たいなところがあるじゃない。
だから何かやりながらのBGMにするには良いかなとは思っていたけど、せっかく家にいる時はじっくり聴ける音楽を!って思うじゃない。
でも今日のこの待機時間は、この作品を楽しむのに絶好の機会だった。
う~ん、浮遊感のあるイーノのキーボードにメタリックだけど温かみのあるフリップのギターが絡む、絡む...。
素晴らしい。
フリップは音階を弾いてはいるけど、決してメロディを弾いていない。
だからそこには起承転結のある物語は存在せず、ただ音がある種の光を発しながら存在しているに過ぎない。
いや~、音楽って言うのは基本的に聴くものなんだけど、これって聴く音楽じゃなくて、感じる音楽なんだな~なんて思っていました。
追うことなく、追われることなく、存在する音の中に身を委ねて、自由に精神を開放していく。
彼らにそんな意図があったかどうか知らないが、僕は幽体離脱して車の中を浮遊してました(って、その空間可也狭っ!)
あんまりまともに通しで聴いた事無いアルバムだったけど、今日は立て続けにリピートして聴いてました。いや、感じてました。

たまに音楽を聴くのをやめて、感じる事に没頭してみるのも良いですね~。
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ジョン・レノンから影響を受けた、
自称、シンガー・ソングライター...。
今日もニューヨークのアストリアで白昼夢。
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