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2006/3/24

随分と更新を怠ってしまっているな~。
インターネットはいつもチェックしてるんだけど、書き込みをするとなるとまとまった時間がないと出来ないからね...。
...と、言い訳してみました。

ところで、ここのところ毎日のようにこのチェット・ベイカーのアルバムを聴いている。
1日の仕事を終えて、「あ~、今日の仕事も終わった~っ、疲れたな~、さあ、帰るとするか...。」と言う瞬間に、このアルバムをかける...。
う~ん、「風呂上りの一杯、カ○メ・トマト・ジュース」、みたいな感じ。
「仕事上がりの1枚、チェット・ベイカーのチェット」...だね、言ってみれば...。
これを聴いていて思ったんだけど、音楽って、2種類に分かれるんじゃないかな?
一つは、絵画で言えば油絵みたいな音楽...。まあ、必ずしもそうではないけど、こう、なんていうかな、空間をどんどん音重ねて埋め尽くしていくような指向性のもの。
もう一つは、水墨画のような音楽。
空間を無理に埋め尽くさずに、逆に余白の部分を効果的に使っていくような、そんな音楽...。
ロック・バンドなんかでも、(特にトリオ編成のバンド)そんな違いがあるよね。
たった3人で演奏してるのに、こんなに空間を音で埋め尽くしてるぜ、凄いだろう!って言うバンド、ELPとかクリームとか...。
それとは違って、ポリスとか、フリーなんかもそうかな?、トリオだからどうしても出来てしまう音の空白の部分を逆に音楽に反映させて、バンドの個性を作り出してるようなバンド。
どっちが良いとか悪いとかじゃなくて、そういった志向性の違いってあるんじゃなかなって...。
このチェット・ベイカーのアルバムは、音の余白の部分がとても効果的に使われている。
ジャズのこういったアルバムは、全体にその傾向があるけど、このアルバムではチェットの吹くトランペットの間の取り方とかに、彼が空気と言うものの存在を感じながら演奏し、それをオーディエンスに伝えようとしてるような、そんな気がとてもするのである。
そして彼が言わんとしているその空気を車内に広げると、とてもリラックスできる空間に変わり、仕事の疲れを忘れさせてくれるのである。
素晴らしい、作品である..。

風呂上りにも、良いかも知れない...。!!!、???

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