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2005/8/2

ジェスロ・タルは日本では想像も付かないほど、アメリカでは今でも人気のあるスーパー・バンドだ。
今日はニュージャージーからの帰りしな、ジェスロ・タルのこのアルバムを聴いていた。
学生の頃、このアルバムを求めて中古レコード屋を練り歩いたが、実際見かけたのは1度きりだった。その時は盤質が 「B」か「C」だったので購入せず、結局CDが出回るようになった時に、初めてこのアルバムを購入して聴いたのだった。
その時のこのアルバムに対する印象は覚えていない。
(たぶんそんなに良い印象はなかったと思う...。)
でも後々アメリカに渡ってから、あるバーに飲みに行った時、そこのバンドがこのアルバムの表題曲「Aqualung」を演奏していた事はまだハッキリと覚えている。
ジェスロ・タルなんて、日本に居る時は会話にも殆ど上ることがないバンドだったからね~。
それをバンドが演奏してるって言うのが、驚きだった。
その後自分もバンド活動するようになったら、そのバンドのメンバーがジェスロ・タルの大ファンで、バンドの中にフルートを導入してタルみたいなことを始めたりしていた。
だから僕にとってジェスロ・タルは、アメリカに来てから初めて身近になったバンドだった。

このアルバムの曲はそんなに長くなく、大作主義になったアルバムより聴き易く、僕は好きである。
全体にアコースティックな印象の残る作品群だけど、それが僕には堪らない魅力のひとつでもある。
カポを高いフレットの方に装着して演奏してるだろうと思われるギター・サウンドは独特で、アコースティック・ギターの魅力を広げていると思う。
それにやっぱり、イアン・アンダソンのフルート。
これは凄いよね~。
後々プログレに度々導入されたこのフルートという楽器は、ジェスロ・タルが広めたようなもんだよね。(導入したのはビートルズの方が先だけど...。)
イアン・マクドナルドより前だもん。
またオランダにフォーカスなんてバンドいたけど、そこのヤン・アッカーマンのフルートは絶対ジェスロ・タルからヒントを得たと思う。

兎に角、必聴のアルバムだね、これは...。

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無題
ジェスロ・タルかー。
このバンドとはご縁がないようで、僕の盤はことごとくスクラッチノイズがひどくて、あまり聴いてません。ジャケットもそれぞれ凝っていて盤の出し入れが面倒だし。
Living in the pastにAqualung内の曲が入ってたらピックアップして聴いてみます。感想は後日に。

そちらで中古盤屋巡りをしたとき、オールマンやデッドは当然としてこのバンドとムーディーブルースの人気度が日本とずいぶん違うなー、とは思いました。

あっちの件はぼちぼち解決しましょう。

2005/08/04 9:13:19
syd 2006/08/14(Mon)07:34:54 編集
無題
朝もクラッシック・ロックのラジオ局を聴いていたら、イアン・アンダソンがDJと電話で会話しているのを放送してました。
恐らく生放送だったんだと思います。
全然関係ないですが、イギリス英語って、何だかカッコいいですね~。
イアン・アンダソンの話しているのを聴いてて、妙に感動してしまいました。


2005/08/04 11:07:11
U.G. 2006/08/14(Mon)07:35:23 編集
無題
ジェスロタルは日本人の嗜好からすると的の絞りにくいバンドかも知れませんね。ただ、ファーストアルバムが出た頃は日本のプロの間でやたら人気がありました。ずっとブルースよりのアルバムで(おそらく初代ギタリストの主張)その後プログレの範疇に入るなんて想像も出来ませんでしたが、イアンアンダーソンとマーチンバレの出会いがこのバンドを飛躍させたと思います。これはバンドの一大出世作。日本でのシングルカットがAqualungかLocomotive Breathであったならと惜しまれる。どなたか日本の初シングルご存知ですか?(僕は買って持っていますが....)
プログレのいわれは"ジェラルドの汚れなき世界"の後半部を聴けば納得できます。あのジャッケットの記事は全てアンダーソンが書いたデッチあげと言いますから、このユーモアに注ぐ情熱にイギリスを感じます。

2005/08/07 1:04:14
ミスターT 2006/08/14(Mon)07:35:52 編集
無題
>イアンアンダーソンとマーチンバレの出会いがこのバンドを飛躍させた

マーチン・バレの前に、確かロバート・フリップとスティーブ・ハウに声をかけていたみたいですね。
バンドがプログレ的な方向に進もうとしていたのが良く分かります。
でもロックン・ロール・サーカスではトミー・アイオミが代打をしているのを見て、このバンドの許容範囲の広さも窺い知る事が出来ました。

話がそれますが、超早弾きで有名なギタリスト、イングウエイ・マルムスティーンが影響を受けたアーティストはジミヘンとリッチー、そしてイアン・アンダソンだったと語っていました。
う~ん、ジェスロ・タルの計り知れない影響力を感じます。


2005/08/07 20:01:40
U.G. 2006/08/14(Mon)07:36:17 編集
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自称、シンガー・ソングライター...。
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