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2006/3/7

う~ん、ジェフ・ベック。
今日はそんな気分だったので、このアルバムをニュージャージーでの営業の間ず~っと聴いていた。
いや~、尖がってますね~。
ジェフ・ベックのギターは勿論、他のメンツもギンギンに尖がりまくってる。
あんまり話題に上がっているのを聞いた事がないけど、ミック・ウォーラーのドラムって結構カッコいいよね~。
大分荒削りな感はあるけど、めちゃくちゃ勢いがある。
1曲目からもう突っ走っているだな~これが...。
普通、ギターがギンギンで、ドラムもここまで叩きまくってたら、ベースはシンプルに大人しめに弾くもんだけど、ベースがロン・ウッドだからね~。大人しく弾くわけないよね~。
このロン・ウッドのベースがまた、うねっていてカッコいいんだよね~。
僕は彼のギター・プレイより、ベース・プレイの方が好きかな~(笑)。
そして、ヴォーカルがロッドだからね~。
よく考えたら、このバンドって信じられないくらい凄いメンツだったんだね。
それに、ジョン・ポール・ジョーンズとニッキー・ホプキンスがキーボードで参加してるし...。
これだけ集まれば傑作が出来るに決まってるよな~。

ベックのギターは未だ進化の途中って言う感じだけど、( まあ、未だに進化し続けているけど...。)ギラギラと高熱を発し続けながら、本能の赴くままに、ギターを弾き続けているって言う印象かな~。
「Greensleeves」をアコースティック・ギターだけで演奏してるのも、アルバムのアクセントになっていて素晴らしい。
後に色々なギタリストがアコースティックのインストをやってるけど、おおもとはこのジェフ・ベックの演奏にあったのかな?

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2006/3/6



今日ラジオでギルモアのソロをちょこっと聴いた。
もう曲の終わりの方だったのだけど、ギターの音を聴いて直ぐにギルモアだと分かった。
ソロ・アルバムは二十数年振りだそうだ...。
ひょえ~、前回のアルバムそんな昔だったんだ~?
その間この人は一体何をやっていたんだろうか?

って、ピンク・フロイドでアルバム2枚出したか...。
えっ...。たった2枚?

ゆったりとした活動ですな~。


2006/3/3

ロチェスターからイサカへ向う途中、久々に聴きたくなって持参したロリー・ギャラガーのこのアルバムをかけた。
大分日がのびたので、5時半を回っていたがまだ辺りはそんなに暗くなっていない。
雪でおおわれた原野の向こうに落ちて行く夕日が眩しいほど紅かった...。

そして、変に加工されていない生のドラムのリズムに導かれて始まる「Do You Read Me」...。
く~っ、枯れているけど、活き活きとしたロリーのギター!!
理屈ではなく、魂を揺すぶられる音だね~。
素晴らしい!!

Well, I've been waiting, seems like forever,
While I've been waiting,
My situation ain't got much better,

と歌われるこのブルース...。
「待ち続ける...。」と言うのは、「忍耐」でもあるんだろうけど、もっとこう人生を達観できてるんじゃないかな~って感じさせられるんだよね。
これは、ロリーのこの曲に限らずなんだけど、マディ・ウォーターズをはじめとするブルース全般に言えると思う。
いわば、「Let It Be」の「なすがまま」状態..。
決して「どうでもいいや~」って人生を諦めているんではなくて、「なるようになるのさ」っていう懐深さ。
苦しくなって変にもがいたりすると、余計に状態を悪くしたりする場合があるじゃない?
そういう時に、沈着冷静に状況を見極められるような人間の大きさ、余裕、...。
どん底状態を強いられた黒人達の奏でたブルースには、地位が高かったり、金を持っていたりする人達よりも、冷静に人生を見据える事の出来る魂の大きさがあるんだよね。
その音楽に傾倒したアイリッシュのロリーにも、ブルースを演奏するうちに無意識にもそういう魂が宿ってきていたんではないかな?
そんな事を感じさせられました...。
「 Moonchild 」や「 I'll Admit You're Gone 」には、ブルースだけではない、ロリーのメロディのセンスを感じさせられる。
もともと僕はこの「 Moonchild 」を聴きたくてこのアルバム買ったんだけどね...。
トリオではなく、キーボード・プレイヤーが参加してるけど、嫌味にはなっていない。
そこら辺はロジャー・グローバーのプロデュースの腕前と言う事だたのかな?

あるブログで読んだんだけど、元スミスのジョニー・マーはロリーのファンだったらしい..。
全然違った所で、ロリーの魂は受け継がれていたんだね....。

2006/2/28

うー、疲れた...。
眠くて仕方ないので、今日も直ぐに寝ます。

いつも読んで頂いている方々には申し訳ございませんが、週末には更新できると思います。

お休みなさい...。



2006/2/25

邦楽のアーティストのアルバムを聴く事はあまり無いのだが、たまに聴きたくなる事がある。
英語より日本語の歌詞の方が良く分かるからって言うわけでもないんだけど、日本のポップスの音ってやはり欧米のものとは異質なので(更にそれは母国のものなので)触れてみたくなるのである。
そんな中で井上陽水のこのベスト盤を聴く事は多い。
元々このアルバムは日本で働いていた時に、サンプル用のCDだったのを貰ってきたもので、自発的に買ったのとは違っていたんだけど、意外に面白かったので聴き続けている。
イメージ的に、井上陽水=おしゃれ、というステレオタイプが僕自身の中にあって、彼の作品をあまりうけつけられなかったけど、実際聴いてみると、別に「おしゃれ」じゃないよねこの人の曲(笑)
音の部分でも聴き所はあるんだけど、やはりこの人の場合独特の世界観を描いている”歌詞”は注目に値するんじゃなかな...。

「青空、ひとりきり」なんて可也面白い。

 仲良しこよしは なんだかあやしい
 夕焼けこやけは それよりさみしい
 ひとりで見るのが はかない夢なら
 ふたりで見るのは たいくつテレビ

演奏もファンキーで、良い感じに弾けている。

全体に男女の様々な恋愛模様を描いていることが多いが、そこら辺が僕のように「おしゃれ」と思われ誤解を生んでいるかもしれない。
恋愛なんて本当は人間の本能的な部分で、かなり生々しいものだしね。自分の持つDNAを子孫にどう残していくかと言う事で、日々人間(生物)は躍起になっているから、「おしゃれ」になんてなりえないんじゃないのかな?本当は...。

陽水の歌詞の中で「ゆれる」と言う言葉が良く出てくるんだけど、これって多くの確率で性行為を表現しているね。

陽水って、歌詞の部分でディランの影響があるのかなって思っていたけど、それよりビートルズの歌詞の方がニュアンス的に近い気がする。「ドライブ・マイ・カー」とかって陽水っぽいんじゃないかな?


2006/2/23

イサカへの出張へ出発して暫く行ったあとに、お客さんへ持っていかなきゃいけないものを忘れたのを思い出した...。
あっちゃ~、参ったな~。
今から引き返したら予定が狂っちゃうし、もうそれ以上にここまで来たら引き返したくない...。
仕方ない、お客さんには正直に説明しよう。

ビンハンプトンを越えた辺りから雪が降り出してきた。
いや~、NYCは可也暖かかったのにな~。
アップ・ステイトはやはり大分事情が違うな...。

そんな吹雪の中、マイク・オールドフィールドのこのアルバムを聴いていた。
「Tubular Bells」「Hergest Ridge」に続く3作目、そして三部作の終章...。
3作とも片面1曲という大作で、各作品とも素晴らしいアルバムだが、僕はこの3枚目が1番のお気に入り。
う~ん、美しい...。
曲の構成、メロディの素晴らしさ、アコースティック・ギターの美しい響き、この当時から現在まで未だに変わらぬ音を出し続けるエレクトリック・ギターの音色...。
どれを取ってみても、感嘆の溜息で車のガラスが曇ってしまうほど、素晴らしい...。
タイトルの「Ommadawn」って何か知らないけど、究極の音「Om」と「dawn (夜明け)」を繋げた造語なのだろうか?
このアルバムを聴いていると、自分自身の中に埋没してしまって忘れられた何かを呼び起こしてくれるような気になってくる。

アルバム自体ロックとうい概念の範疇を超えてしまっているけど、所謂ヒット・パレードとは可也縁遠い所に位置している作品である事には間違えない。
ロック・スターなんてものを意識する事無く、作品を作り出す事だけに魂共々没頭できたであろう、超人マイク・オールドフィールドの超傑作...。
未聴の方は、この機会に是非どうぞ。

2006/2/21

今日は書くネタがあったんだけど、眠くてしょうがないのでもう寝ます...。
お休みなさ~い。

2006/2/19

友人のバンドが今夜CBGBでライブ。
夜の11時半からと可也遅いショウなのだが、明日はプレジデント・デイの祝日なのであまり問題ではない。
と言う事で、家内に外出許可をとって、今夜は久々に夜遊び...。
CBGBもその後どれだけ営業を継続するのか分からないし、友人のライブ以外はとても足を運ぶ機会などないからね。
あと2時間位したら出かけてきま~っす。



2006/2/18

毎週土曜日は息子の通う日本語補修校への送り向かいがある。
たまたま息子の借りてきた図書を見ていたら、この本が入っていた..。
お~~~~~っ!
「モチモチの木」じゃないか~~~~!
懐かしいな~~!
まだあるんだね~この本。

あまりの懐かしさに、この本を見入ってしまいました...。
話の流れは覚えていたが、細部に関しては随分と記憶から飛んでしまっていた。しかしながらこの強烈な版画の挿絵は脳裏に鮮烈に焼きついていた。

子供の見る不思議な幻想と、厳しい現実の中にも打ち勝てる愛の強さを、物語と挿絵で描いているこの絵本...。

後世永遠に引き継がれていくべき絵本の1冊でしょう。



2006/2/16

今週はアルバニー方面への出張。
NYCがこんな大雪だったので、それより遥か北のアルバニーは一体どうなってしまっていたのかと思えば、積雪無し...。
はぁ~?そうなんだ~?
いや~、勿論雪が無いに越した事は無いんだが、何だか肩透かしを食らったような感じ。
こんな事もあるんだね。

今回はニール・ヤングのこの究極の1枚を何度もリピートして聴いていた..。
つい最近彼のドキュメンタリーかなんかの映画が公開されたばかりだが、このニール・ヤングというアーティストは既にもう神格化されてながら、ジョン・レノンやボブ・ディラン更にはストーンズなどとは違って、もっとこう、遠くない所にいる人のような気がする。ある意味、不思議な存在だな...。
う~ん、それにしても素晴らしいね、このアルバム...。
これほどの名盤と言うのも、そう滅多にあるものじゃない。
余談だけど、昔トルコ人の友達と住んでいた頃、彼の友人が小さなバック・パックだけでトルコからニューヨークへ来て、僕らのアパートに暫く居候してたんだよね。
その彼の持ち物の中に90分のカセット・テープが一本入ってて、片面にはピンク・フロイドの「狂気」、そしてその裏面にはニール・ヤングのこのアルバムが録音されていた。
彼はいつでもどっかへ行く時にはこのテープを持参すると言っていたのを覚えている...。

「Tell Me Why」のアコースティック・ギターの音、「After the Gold Rush」のピアノの音、「Southern Man」のエレクトリックなロック・サウンド、と多様な音作りのされている作品だけど、どの音も変に加工されてなくて、ニール・ヤングの声と共にダイレクトに聴衆の魂を直撃する生々しい音になっている。
作られていない、真実が存在する数少ないロック・アルバムの1枚ではないだろうか?

プロフィール
HN:
Euge
性別:
男性
趣味:
夢想、妄想、ナチュラル・ハイ
自己紹介:
ジョン・レノンから影響を受けた、
自称、シンガー・ソングライター...。
今日もニューヨークのアストリアで白昼夢。
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