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2006/6/13

仕事のミーティングでマンハッタンのグランド・セントラル駅近くまで行ったので、日系の大手リサイクル書店ブック○フをちょっとのぞいてみた。
以前は仕事で毎週この通りに来ていたけど、忙しくてブック○フに寄る時間など全くなかったからね~。
ここは以外に掘り出し物があって、通常高値が付けられている洋楽のCDなんかが普通の値段で売られているのが魅力だったりするんだよね~。
今回はそんな掘り出し物はなかったけど、その代わりに甲斐バンドのこのアルバムを見つけたので購入してきた。
昔からブック○フへ行った時には、僕が中学生だった頃に流行っていた、この甲斐バンドやアリスなどのCDを探してたんだけど、何故か殆ど見かけたことがなかったんだよね。

あんまりこの人達のアルバムをじっくりっ聴いた事なかったんだけど、結構いいよね~、今こうして聴いてみると。
一曲一曲がそれぞれの世界を持っていながらコンパクトにまとまっていて、それがアルバムを形成している。
って言うか、どうもこのアルバムはベスト盤のようだけどね。
1曲目の「Hero」って言う曲はシングル用で、オリジナル・アルバムには収められていなかったみたいだね。
甲斐バンドもビートルズみたいに、シングルとアルバムって分けて考えていたのかな?
この「Hero」って言う曲以外は全体に別れとか失望とかを扱った曲が多いんだけど、聴いてる方は暗く落ち込むような気がしない。
一つにはいい意味でおしゃれに曲が作られているのがあると思う。
サウンド面もそうだし、歌詞の面でも。
「ポップコーンをほおばって」では

映画を観るならフランス映画さ

と歌い始め、

教会の鐘が聞えるかい
天使の讃美歌は聞えるかい

と、どこか現実とはかけ離れている少しおしゃれなシチュエーションが作られているもんね。

だって、これがさ、

映画を観るなら「寅さん」さ



神社の鐘が聞えるかい
坊さんのお経が聞えるかい

だったらあまりにも現実的過ぎて、すんご~く、暗くなって落ち込んじゃうもんね。

また甲斐よしひろって言う人が、「別れ」と言うものを、別の人生のスタートとして捕らえていたんじゃないかと思うからなんだよね。
何か全ての出来事は人生の流れの中のポイントに過ぎない、みたいな...。
そこら辺が、このバンドを暗くしてない理由なんじゃないかと、思うわけです。

ところで、この甲斐バンドにおける歌詞の部分や、曲やアルバムのタイトルの部分で昔から僕は気になっていたことがあったんだよね。
パクリとは違うんだけど、甲斐バンドって映画の題名をそのまま引用してること凄く多いでしょ?
何故かな~って思うんだけど、きっと彼らは映画が好きで、そのタイトルとかが曲作りのインスピレーションを与えていたんだろうな~って、それでそのまま拝借しちゃったんじゃないかって...。

...。

それって、パクリか...。

う~ん、それならついでに、長くなったけど、
「らせん階段」の歌詞

話すことなく僕はしゃべり
聞くことなく耳を傾け

って、
サイモン&ガーファンクルの「サウンド・オブ・サイレンス」の中の

People talking without speaking,
People hearing without listening,

と同じじゃないか~?

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