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2006/2/13

いや~、今回の雪は凄かったな~。
今朝出勤する時、ガレージの裏道を車で行けるか可也不安だったよ~。
でも何にもトラブルが無かったので良かった。

昨日ポールのこのアルバムを聴きながら雪掻きをしていたんだけど、何だか妙にはまってしまって、今日も1日中聴いていた。
このアルバムって地味なんだけど、味わい深い良い作品だと思うな~。
このアルバムが出た頃、イースト・ヴィレッジのCD屋で働いていた友達の所へ行ったんだよね。
その友達はビートルズ好きだったんだけど、「今回のポールのアルバムどう思う?」って訊かれたから「未だ聴いてないけど、どうなの?」って逆に聴きかえしたら、その友達は渋い顔して手をヒラヒラさせていたんだよね。
あ~、そうなんだ...。と思いつつも、当時ラジオで頻繁にかかっていた「The World Tonight」に「今日の誓い」みたいなニュアンスを感じていたので、きっとアルバムも悪くないんじゃないのかな~と言う漠然とした印象は消えていなかった。
しかしながら、このアルバムを買って初めて聴いた時は、その友達の言った通りだったな~とがっかりした。
何かこう、ポールらしいきらびやかさに欠けてるって感じがしたんだよね。
でも、そう感じつつ何度か聴いてるうちに、このアルバムの持ってる味わいを感じるようになってきて、昨日雪の中で聴いていたと言う事もあって、随分と僕のお気に入りのアルバムに変貌したな~。

1曲目の「The Song We Were Singing」のサビ

But we always came back to the song we were singing
At any particular time

って、何か良いな~。
きっと、ジョンとの事を歌ってるんだろうね。
何をしてても、何について話してても、結局最後には音楽に行き着き一緒に歌っていると言う光景...。
こう言うことを歌ってくれるのって、嬉しい。
ただ、この曲に限らず他の曲(或いは他のアルバム)でも、結局ポールって言う人の人生って、ジョン・レノンなしでは語れなくなってるのかな?って思わされる部分が多いよね。
ピンク・フロイドがシド・バレットの呪縛から逃れられないように...。
「 Heaven on a Sunday 」のギター・ソロを聴いてて、あれ~、これにもデイブ・ギルモアが参加してたのか?って思ったら、これってポールの息子だったんだね。
何だか音作りがギルモアっぽい。
ギルモアにギター習ったのかな?
アルバム中何曲かは、収録しない方が良かったんじゃないかと思われるような曲もあるけど、全体に冬の柔らかい陽射しのような優しく光る曲が多く、寒くなった心を暖めてくれます。

CDの棚にこのアルバム置きっぱなしのあなた!
たまに引っ張り出して聴くと、ちがった味が出てきますよ...。

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2006/2/12

日本から学生時代の友人がやってきた。
大分痩せたようだったが、基本的には昔とあまり変わっていないようだ。
昨日はロックフェラー・センターの横の紀伊国屋で待ち合わせをして、その後5番街を歩いていき、所謂観光ルートを回っていった。



今日は予報どおりの大雪なので、ちょっとどうなる事か予定がたたなそう...。



2006/2/9

エイジアがオリジナル・メンバーで再結成されるらしいね。
う~ん、妙に懐かしさがこみ上げてきて、今日1日1枚目から3枚目まで続けてず~っと聴いていた..。
その中では、やはりこのファースト・アルバムがいろんな意味でベストではないかな?
エイジア結成の事を知ったのは、確かまだ中学生の頃ではなかったかな?
最初はカール・パーマーとスティーブ・ハウがバンドを結成するらしいと言う記事を新聞で見つけたんだよね。
その次に記事を見たときは、ジョン・ウェットンの名前があったので、お~っ、これは凄い!プログレ・スーパー・バンドだな!って大いに期待してた。
そしたら、渋谷陽一氏のラジオ番組で、「Heat of the Moment」と「Only Time Will Tell」がかかったんだよね。
渋谷氏は「これで良いんでしょうか?」みたいなコメントを残していたけど、その時の僕(たぶん高校生になっていた。)には、これで十分だった..。
期待してたゴテゴテのプログレでなく、ポップな曲であった事には全くと言って良いほど嫌悪感は無かったな~。
何か新鮮な気持ちで受け入れる事が出来たんだね。
若かったんだな~...。
このファースト・アルバムを買った日の事は良く覚えてる。
発売日が僕の誕生日だったので、学校の帰りに秋葉原の石丸電気へ行って買って、自分の誕生日プレゼントにしたんだよね。
う~ん、青春時代...。
帰らざる日々...。

元々のこのバンドの結成の経緯については、よく知らないんだけど、やたら長くない4分間のプログレを演るというこのバンドのコンセプトは、当時にしてみたら新しかったんではないかな~?
後に産業ロックの仲間に入ると言う宿命を持ってはいたど、このファースト・アルバムに関して言えば、バンドのテンションは高かったし、曲の完成度も高かった...。
「Only Time Will Tell」のイントロの柔らかい弧を描くようなキーボードの音なんて、今聴いても吸い込まれてしまうような何か不思議な魅力を持っている。
「Sole Survivor」や「Time Again」のような大仰なハード・ロックも決して嫌味になっていない、と言うよりむしろ、4分間で見事にハード・プログレを演奏し切っている。
賛否両論は勿論あるだろうが、僕にとってエイジアは未だにフェイヴァリット・バンドのひとつである。

再結成のライブをNYで演る事があったら、是非観に行きたいもんだ。



2006/2/7

日本人が経営する日本食レストランのBGMは、意外にジャズとかが多く日本の歌謡曲などはあまり聴く事が無い。
ところが中国系の経営者だったりすると、逆に日本的なものに妙にこだわり、BGMが演歌だったりする事がたびたびある。そして今日最後に訪問した中国系のオーナーの店で、チューリップの「サボテンの花」と言う曲がかかっていて、何だか不思議な気分になった。
演歌よりももっと日本的な香りがしたな...。
う~ん、たまには日本語の曲を聴くのも良いね...。

しかしながら今日もそんな前振りには関係なく、1日中聴いていたディス・モータル・コイルのこの3枚目のアルバムの話。
これがリリースされたのは1991年。
僕がニューヨークへ来た年。
ちょうど湾岸戦争の後くらいだね。
このアルバムを買った時の事は良く覚えてるな~。
もしかしたら、僕がニューヨークで最初に買ったCDだったかも...。
イースト・ヴィレッジのタワーレコードで物色してた時に見つけたんだよね。
あ~、ディス・モータル・コイルの3枚目出たんだ~!って思って迷う事無く購入した。
う~ん、でもその時は、内容にはイマイチ満足できなくて、あんまり聴き込まなかったんだよね~。
大体、1、2枚目と路線は一緒なんだけど、何かこう、ハッとさせられるような音が無いんだよね、このアルバムには...。
1枚目なんかは結構聴き所が多くて、驚かされる部分があったんだけど...。
でも、今日何となく聴いてみようと思って、何年振りだかに聴いたんだけど、意外に良かったな~。
アレンジもそんなに凝ってなくて、シンプルに仕上げてる。
そこら辺が、逆に今日の気分にしっくりきたのかも...。
スピリットの「Nature's Way」なんか演ってたんだね~。
すっかり忘れてたよ~。
そしてその曲に続き、バーズの「I Come and Stand at Every Door 」。
ここら辺の曲の連なりには、反戦のメッセージがこめられてるんだろうね。
ちょうど、湾岸戦争の頃だったし...。
シド・バレットの「Late Night」のカヴァーなんかも結構面白く仕上がってるね。
シド・バレットの狂気がない分、オリジナルより聴き易いかも。



2006/2/6

昨日スーパーボウルのハーフ・タイム・ショーを見逃したな~。
ストーンズが3曲やったらしいんだけどね...。
確か去年はポールだったよね?
違ったかな?

こんな前振りには関係なく、今日は久方ぶりにクリストファー・クロスなど聴いておりました...。
月曜日は何だかブルーで疲れてるから、軽めの音楽を聴きたくなったりするんだね。
 でも話はそれるけど、今週末に学生時代の友人がNYに来るので、それを考えただけでも楽しみで気は晴れるんだけどんね...。

クリストファー・クロスは当時流行ったよね~。
何だか彼の音楽を聴いていると、ベスト・ヒット・USAって言う番組を思い出すな。
このアルバムから随分とヒットを飛ばしたもんね~。
これって、彼のファースト・アルバムだよね?
それにしては、ゲストと言うかバックのミュージシャンにそうそうたるメンバーが名を連ねてるよね~。
ラリー・カールトン、エリック・ジョンソン、二コレット・ラーソン、マイケル・マクドナルド、ドン・ヘンリー...。
新人にしては、レコード会社の扱いが可也優遇されてるように感じるな~。
まあ、でも実際新人にしてはただならぬソングライティングのセンスがあったし、ルックスに似合わない透き通るようなヴォーカルは可也個性的だったもんね。
この清涼感漂うサウンドをBGMにしていたら、いつも見てるマンハッタンの景色がちょっと違ったように見えました。まるで80年代の青春映画の中にいるような錯覚に陥った、そんな感じでした。



2006/2/3

今週もバッファロー方面の出張...。
相変わらずルート96でイサカへ向うんだけど、あの道は好きだな~。
そして以前にもこの道を通る時コクトー・ツインズが可也のヒットを飛ばしてくれたので、今回も彼らのアルバムをかましてみた。
「Four-Calendar Cafe」...。
う~ん、どういう意味なのかな?このアルバム・タイトル。
4つカレンダーがあるって事は、4年間という意味なのか?
それとも四季を意味してるのか...。
或いは単に、実在する彼らの行きつけのカフェの名前なのか?
聴きながら色々推理してみたけど、結局自分で合点するような答えは得られなかった...。
このアルバムがリリースされたのは1993年11月。
お~、もう10年以上昔なんだね~。
つい最近のような気がするけど、このアルバムがリリースされた時は僕は友達の所に居候させてもらってたんだよね。
その前のアパートでルーム・メイトがレント払ってなくて、アパート追い出されて、仕方なく日本人の友達の所に転がり込んでいたんだな~。
その友達のところでMTV観てたら、「Evangeline」のプロモが流れて、お~っ、コクトー・ツインズだ~!新作が出たんだ~!ってその足でタワーレコードまで行ってこのアルバム買ったんじゃなかったかな?(しかしながらハッキリとは覚えていない...。)
最初聴いた時は、ん~、引っ掛かりが少ないな~と、ちょっとイマイチな印象だったな。
でも聴いて行くうちに味が出てきて、今では「Blue Bell Knoll
」に次いで良く聴くコクトー・ツインズのアルバムになったね。
実際詳しい事は知らないけど、昔のコクトー・ツインズではエリザベスって歌詞を歌ってなかったみたいなんだよね。(言葉の断片を発する事はあったようだけど...。)
だから、彼女はヴォーカリストと言うより、声を楽器として演奏してるインストロメンタリストという印象があった。
でもこのアルバムでは(実際は恐らく前作の「Heaven or Las Vegas」からなのかな...。)、ちゃんと歌詞を歌っているみたいなんだよね。でも正直言って、彼女の発音ってあまり良く聞き取れないけどね...。
だからこのアルバムでは、エリザベスはヴォーカリストになってる。
そんな中で、「Know Who You Are at Every Age」では、

Cry, cry, cry 'til you know why, I lost myself, identify

という印象的な歌詞を歌っている...。

自分自身を失う事...。
確かにこんなに悲しい事は無いね。
最近ず~っと書き続けてるけど、僕自身も40歳になって自分自身というものに向かい合う事が多くなったかな...。


P.S.
さっきコクトー・ツインズの歌詞を調べていたら、ファースト・アルバムから、ちゃんとエリザベスは歌詞を歌っている事が判明しました。
と言う事は、今回僕がコクトー・ツインズの歌詞について言及していたのは、大間違いと言う事になります...。
失礼しました。



2006/1/31

1月も終わりですな~....。

昨日の異常な暖かさから一転して、今日は寒かったな~。
とは言っても、例年に比べたら暖かいけどね。

今日は久々にニールヴァーナのこのアルバムを聴いた。
当時流行ったよね~、このアンプラグドって言う企画。
僕はこのニールヴァーナのと、クラプトンのと、そしてディランのアンプラグドはチェックしたけど、あとは全然知らない。
他にどんな人達がやってたのかな?
確かポールもやってたと思うけど、アルバムになってないよね?
それにしても、このニールヴァーナ...。
ちょっとギターにエフェクトとかかましたりしてるし、100%アンプラグドじゃ無いんだよね~。
まあ、でも、そんな事を気にせずにニールヴァーナがアコースティックの形態でライヴをやったライヴ盤って考えれば良いんだけど、
頭の固い僕は、そんな事に拘ってしまう...。
もっと柔軟に考えても良いのにね~。
このままでは、ただの頑固親爺になりそう..。
まあ良いや、話を元に戻して...。
このニールヴァーナによるアコースティックのライヴ・パフォーマンス。
ギターのノイズやへヴィーなリズム隊のアレンジがない分、歌の本質とカート・コバーンの肉声がストレートに伝わってくるようで、僕は好きである。
そんな中でもデビッド・ボウイのカヴァー「The Man Who Sold the World」は出色の出来ではないだろうか?
この曲を完全に消化し切って、カヴァーでなく、まるで自分達の新曲のようにしてしまっている。
少なくとも、予備知識が無ければ聴いている方は、これはニールヴァーナの新曲だとすっかり思い込んでしまっただろう。
これは凄い事だよね。
例えば「ツイスト・アンド・シャウト」と言うと、殆どの人がオリジナルではなくビートルズのヴァージョンを思い浮かべるじゃない?
それと同じだよね。
このショー自体は聴いていると、終始和やかなムードで進んでいくが、そこはニールヴァーナ...。
最後は「Where Did You Sleep Last Night?」で、暗く、重く、やり切れない気持ちに落とし込んで、ショーを終わらせている。
う~ん、やってくれるね~...。
この歌はコートニー・ラヴに向けて歌われていたのだろうね?
  
あっ、それと、MCでカート・コバーンが曲の紹介をする時、盛んに「レコード」って言う言葉を連発してるんだけど、「この曲は1枚目のレコードに収録されている云々...。」っていう風にね。
でもあの時代、もうレコードなんて殆ど姿を消してたじゃない?
変だな~と思ったけど、当然年齢的にカート・コバーンもレコードを聴いて育ってきてるから、自然に出てしまった言葉なんだろうね。
きっと、彼もレコードをあさりまくったロック少年だったんだろうな~なんて思ったら、妙に彼に親近感が沸いてしまいました...。



2006/1/29

長男が観たいと言うので、ブロックバスターへ行ってこの映画のDVDを借りてきた。
う~ん、この映画が公開されたときの事覚えてるな~。
「にもん」と言うあだ名の友達が持ってた雑誌に、この映画の特集があってね~。観たいな~と思ったんだけど、結局観に行きはしなかったんだよね。それを30年以上も経った今、それも外国で観る事になるとはね~。
人生って分からないね...。

これは沖縄が舞台になってるんだけど、沖縄が日本に返還されてから数年後に製作されてるんだよね、この映画...。
劇中、サンフラワーっていう客船が出てきたり、沖縄への観光を盛り上げる意図があったのかな?なんて思ってしまった。
宇宙人の操るメカゴジラを、沖縄の守護神キング・シザーとゴジラが力を合わせて倒すと言う内容。
う~ん、何だか日本本土と沖縄で力を合わせて、アメリカを追い出そう!と言っているようだった..。
宇宙人の連中は、日本人の顔で日本語を話してるんだけど(笑)やっつけられると猿の顔に変わっちゃうんだよね。
あの頃って、映画「猿の惑星」のシリーズがヒットしていた頃だったでしょ?
あの映画の「猿」って、日本人の事を言ってたじゃない?。
だから、このゴジラ映画で宇宙人の顔が「猿」に変わってしまう発想って、つまり映画「猿の惑星」への返答だったんじゃないかな?って思うんだよね。
「アメリカ人よ、お前らこそ日本へ侵略してきている猿なんだぞ!」って言ってるみたいに見えた。
そういう製作の意図があったかどうかは、知らないけど...。
あと、宇宙人の基地のセットが、「燃えよドラゴン」の要塞のセットに似てるように思えた。

DVD用にマスターされて、画面がとてもきれいだったのには感心したな~。



2006/1/26

今週はイサカ方面からコネチカットまでの出張。
いつものごとく、大量のCDを持参。
そしてXTCのこのアルバムが今回のヒットだった..。
う~ん、サイケなジャケットが良いね~。
何となくビートルズの「オールディーズ」って言うベスト盤に似てるけど...。
「イエロー・サブマリン」のデザインもちょっと入ってるかな?
タイトルもサイケ時代のピンク・フロイドの曲「アップルズ・アンド・オレンジズ」をパロッたような感じ...。
まあ、意識的にサイケにしてるのは事実だよね。
音の方は所謂サイケとは勿論違うけど、ある意味サイケ...。
って言うか、これはサイケなんだね。
怪しいアラビア音楽のようなイントロで始まる1曲目の「garden of earthly delights」。
何となく、フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドの「プレジャードーム」を思い出してしまったけど、怪しい世界に招き入れてくれるアルバム冒頭の曲と言う事では共通してるかな?

This is your life and you do what you want to do,
This is your life and you spend it all.
This is your life and you do what you want to do,
Just don’t hurt nobody,

と、字面だけ追っていくと「当たり前じゃん」なんて思ってしまうシンプルなメッセージなんだけど、これが音に乗って耳に入ってくると妙に納得させられてしまう。
頭での理解ではなくて、実感として受け止められるようになるんだね。
ここが音楽の凄い所ではないだろうか?
ただこう言うサイケな音楽って、僕は個人的に可也ハマっていたんだけど、内心現実逃避ではないかとも思っていたんだよね。
映画「ビッグ・ウェンズデイ」でもヒッピーのおやじを反現実の象徴のように扱っていたシーンがあったよね。
でも今日この曲のこのシンプルな歌詞を聴いていて、ん?果たしてそれって本当にそうだろうか?って考えたんだよね。
「これは君の人生なんだ、君のしたいようにすれば良いんだ.。」って繰り返し歌われてると、ハッと、自分って一体なんなんだろうかって思わされるんだよね。
何でこんな田舎を車で走ってんのかな~って(笑)
つまりサイケって、現実逃避の旅に導くものではなくて、失われつつある自分らしさ(あるいは単刀直入に言えば自分自身)を再探索する旅へ導くものだったんじゃないかって、考え直したんだよね。
現代社会、「現実はここにある。だから自分自身を殺して、この現実を飲み込め。」って言われてるだけなんじゃないかな?
サイケ時代、ベトナム戦争は事実現実としてあった訳で、その現実を飲み込めと言われてもそんな事出来ない。
ヒッピー達はその現実を飲み込む代わりに、マリワナを飲み込んでいたんだよね。そしてその現実に押しつぶされてしまった自分自身を探していたんじゃないかと、そんな風に感じたんだよね。
...とそんな事を考えていました。
2曲目の「The Mayor Of Simpleton」は僕の友人じゅげむ君のお気に入りナンバー。
このアルバムの中での看板曲じゃないかな?
僕も大好きです、この曲。

サイケ...。
僕にとって、ビビっと反応してしまう言葉のひとつです。



2006/1/24

去年1年間の営業報告のミーティング用の資料作成で忙しくって、昨日はインターネットを見る余裕が無かったな~。
今日そのミーティングが終わったので、一安心。

そして昨日からず~っと聴き続けているジャコのこのアルバムを今日も聴いていた。
う~ん、う~ん、う~ん、...凄すぎる...。
もっと唸ろうかな...。
う~ん、う~ん...。

いや~、名刺代わりの1曲目「Donna Lee」。
もう言われ尽くしただろうけど、ベースという観念を遥かに超越しているよね。
ベースとパーカッションだけでここまでね~。
驚異的としか言いようが無い。
アルバム通してず~っとこのまま演ってくれてもいいかな~なんて思っちゃうけど、そうは問屋が卸さないんだよね。
「Come On, Come Over」では、サム&デイブが登場してカッチョいいファンクナンバーをソウルフルにきめてくれるし、「Kuru/Speak Like a Child」ではハービー・ハンコックがめちゃめちゃスリリングなピアノ弾きまくってるし、ゲスト陣がジャコを思いっきり盛り上げている。
ジャコもただえぐいベースを弾くだけじゃなくて、彼の持っている音楽観というのをアルバムで前面に押し出しているような気がする。
ジャコ・パストリアスという不世出のベーシスト、いやと言うより音楽家、の残した超名盤です、このアルバムは...。
僕は丸2日聴き続けていましたが、飽きないどころか、中毒になりつつあります...。

プロフィール
HN:
Euge
性別:
男性
趣味:
夢想、妄想、ナチュラル・ハイ
自己紹介:
ジョン・レノンから影響を受けた、
自称、シンガー・ソングライター...。
今日もニューヨークのアストリアで白昼夢。
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