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2006/10/3

このオールマン・ブラザース・バンドのセカンド・アルバムは以前の仕事の出張時には定番で持参していた。
その出張では長時間アメリカの田舎の風景の中を突っ走ってていたので、オールマンのような乾いてるけど土臭いロックが風景にビシッと合っていて気持ちが良かったのだ。
でも今の仕事ではそういった地方への長時間運転はあまりないので、ここの所この手のサザン・ロック系CDは仕事に携帯することが殆どなかった。
しかしながらニューヨークは昨日今日ととても天気が良く、秋の風を浴びながらドライブするのが気持ちよかったので、久々にこのアルバムを持参して聴いてみた。
う~ん、ナイス・チョイス。
相変わらず当たり前の事を言うが、良い作品はどんなシチュエーションでも良い作品であることに変わりないね。
オープ二ング・ナンバーの「Revival」は歌詞もメロディも非常にシンプルでストレートな作品だが、だからこそ心に響いてくる名曲。
曲の殆どが、

People can you feel it? Love is everywhere.
People can you feel it? Love is everywhere.

の繰り返しと言っても良い。
時代的に反戦の意味あいが強いと思うけど、所謂プロテスト・ソングとは違いあまり暗さやじっとりした重さはない。
軽快なサウンドにのせて歌われるこの歌詞をドライブしながら聴いていると、僕は綺麗な花畑の中を走っているような錯覚に陥る事が度々ある。
そう、それでいいのかもしれない。
感じる事が出来れば、Love is everywhere.なのである。
後ろばかり見ずに、前を向いて、さあ、感じてみよう、とオールマン・ブラザースに言われると、知らない間に汚い都会の風景がお花畑に変ってしまうのである。
これぞロックのマジック。
素晴らしい。
このアルバムにはディッキー・ベッツによる名曲「In Memory of Elizabeth Reed」のスタジオ・ヴァージョンが収録されている。
このエリザベス・リードって一体誰なんだろうと思って調べたら

http://www.11thhouronline.com/macon/content.asp?ContentId=624

なんだって。
ふ~ん、別にディッキー・ベッツの個人的なものじゃなかったんだね。
いや~、曲の魅力が倍増しましたな~。
そしてこれが↓エリザベス・リードの墓。



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ジョン・レノンから影響を受けた、
自称、シンガー・ソングライター...。
今日もニューヨークのアストリアで白昼夢。
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