忍者ブログ
天知る 地知る 汝知る
[551]  [550]  [549]  [548]  [547]  [546]  [545]  [544]  [543]  [542]  [541
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



2008/6/7

いや~、今週は仕事の忙しい週でした~。
疲れたけどその分自分に返ってくるので納得できます。
こう言う時って僕はあまりロックを聴きたくなくなるので、全く違うジャンルの音楽を聴く事が多くなります。
クラッシック、ジャズ、映画音楽、シャンソン、今週は色々と物色してそれぞれに感銘を受けてとても有意義な時間を過ごせましたが、その中でもこのBBキングのブルースは久々に良かったですね~。

ブルース。
いわばロックの祖先ですが、何故かロック程の進化を遂げた音楽ではない。
ご存知の通りロックは元々チャック・ベリー等がブルースをベースにしてはじめた音楽だったのですが、今では一括りにするには可也多義に渡っています。
しかしながらブルースは未だにブルースとして一括りにするのは難しくはありません。
これは一体何なのでしょうか?
まるで人類の進化とその祖先である猿の進化の違いの様です。
そんな事を思いながらこのBBキングの1971年のアルバムを聴いていました。

1. Caldonia
2. Blue Shadows
3. Alexis Boogie
4. We Can't Agree
5. Ghetto Woman
6. Wet Hayshark
7. Part-Time Love
8. The Power of the Blues
9. Ain't Nobody Home

サンプル♪

これは豪華な顔ぶれで録音されたセッション・アルバムみたいなもののようですが、メンバーは以下のような人達です。

Line-up
B. B. King - lead guitar, vocals
Ringo Starr - drums
Peter Green - guitar
Alexis Korner - guitar
Jim Price - trumpet, trombone, electric piano
Bobby Keys - tenor saxophone
Gary Wright - piano, organ
Klaus Voorman - bass
Duster Bennett - harmonica
Steve Marriott - harmonica
Greg Ridley - bass
Jerry Shirley - drums
Pete Wingfield - piano
Paul Butler - guitar
John Best - bass
Jim Gordon - drums
Bill Perkins - baritone saxophone, clarinet
Ollie Mitchell - trumpet
Chuck Findley - trombone
Jim Keltner - drums
Mac Rebennack (Dr John) - keyboards
Barry Ford - drums
Rick Wright - keyboards
David Spinozza - guitar
Dr Ragovoy - piano
Joshie Armstead - background vocals
Tasha Thomas - background vocals
Carl Hall - background vocals

お~っ、色んな人がいますね~。
中でも僕の眼を引いたのがキーボードのRick Wright なんですが、そうなんですあのピンク・フロイドのRick Wright なんですね。
僕の持っているCDには、どの曲で誰が演奏してるかなどの詳細が一切ないのですが、6曲目の「Wet Hayshark」と言う曲がWright と言う人の作品になっているしピアノをベースにした曲なので、お~っ、これがRick Wright の参加してる曲か~何て思っていました。
しかしながらよくよく参加メンバーを見るとあのスプーキー・トゥースのGary Wrightも参加しているんですね。
う~ん、となるとこれは Gary Wright の可能性も出てきたわけで...。
分からないですね。
ただ曲名を見ると何となくRick Wright方のような気がしないでもないですが...。
2曲目の「Blue Shadows 」は僕の想像ですがおそらくKlaus Voorman がベースを弾いていると思われます。
そうKlaus Voorman とは、あのビートルズのお友達ですね。

このような詮索もアルバムを聴いている時の楽しみ方なのですが、やはり主人公のBBキングをなしに語れない訳です。
BB。
BIG BROTHER? BAD BOY?一体何の略なのかな~と思ってましたら、 "Beale Street Blues Boy"と呼ばれていたところからきたそうです。
今やキー一つを押せば一発ですね。
この Blues Boy の発するブルースが未だに聴衆を魅了するのは何なのでしょう?
今回もこのアルバムを聴いていて思ったんですが、基本的にBBのブルースは楽しいですね。
あまり暗くない。
彼の体のように可也へヴィー級の音ではあるんですが、聴いていて憂鬱にさせないんですね。
ここが未だにこの人の人気の秘密なんではないかと思いました。
そして粘りのあるギターの音。
テクニック的に彼に勝るギタリストはいくらでもいるでしょうが、この魂を揺すぶるような音の存在感と言う点ではBBを超える人はそんなにいないはずです。
名前に負けていない、まさにブルースのキングですね。

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
意表をつく人選
久し振りです。大変な賑わいですね、この顔ぶれ。ブルースマンのロンドンセッションて、たくさんありますね。ハウリンウルフ、チャックベリーなどなど。英国ミュージシャンの歓迎会みたいなものでしょうか。”お待ち申し上げておりましたー!さあ、皆さん、ご一緒に!!”と手拍子まで飛び出しそうな勢いです。それにしてもリックさん異色ですね。どの曲に参加してるのか想像しながら聴くのもオツなものですね。まさか、例の”ピッ、ピッ、”を弾いているとは思えませんので。
それで思い出しましたが、ジャズでエデイーハリスという黒人サックス奏者がいるんですが、彼が英国に行った際、吹き込んだPassport(だったと思いますが)というアルバムのバックを固めているのがなんと当時のイエスの面々なんです。これには驚きました。プログレの推進力は凄い!
ミスターT 2008/06/08(Sun)09:46:54 編集
Re:意表をつく人選
>ブルースマンのロンドンセッションて、たくさんありますね。

僕はボ・ディドリーのロンドン・セッションは聴きましたが、このBBキングのアルバムの方が断然良いです。

>”お待ち申し上げておりましたー!さあ、皆さん、ご一緒に!!”と手拍子まで飛び出しそうな勢いです。

はっはっはっ!
笑ってしまいましたが、あり得ない話でもなさそうですね。

>それで思い出しましたが、ジャズでエデイーハリスという黒人サックス奏者がいるんですが、彼が英国に行った際、吹き込んだPassport(だったと思いますが)というアルバムのバックを固めているのがなんと当時のイエスの面々なんです。

おっと~!これは可也興味深いですね!!
と言う事はイエスの面々がジャズを演奏しているんですね。
早速チェックしてみます!
【2008/06/08 10:04】
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
プロフィール
HN:
Euge
性別:
男性
趣味:
夢想、妄想、ナチュラル・ハイ
自己紹介:
ジョン・レノンから影響を受けた、
自称、シンガー・ソングライター...。
今日もニューヨークのアストリアで白昼夢。
カレンダー
08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
アクセス解析
カウンター
最新コメント
(05/13)
無題(返信済)
(11/10)
(09/18)
無題(返信済)
(09/15)
無題(返信済)
(09/13)
最新トラックバック
ブログ内検索
バーコード
フリーエリア
忍者ブログ [PR]