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2007/6/30

晴天ですな~。
素晴らしい。
湿度が無く、カラッとしてるから気持ち良い。
僕は行った事が無いので想像でしかないのだけど、きっとサンフランシスコ辺りって一年中こんなに良い気候なんだろうね。

そして今朝子供を学校へ連れて行くとき、サンフランシスコのロック・バンド、Steve Miller Band の1976年のこの名盤を聴いていた。
ジャケットを見ると、左利き用のギターを髪を振り乱しながら弾いているスティーブ・ミラーの姿から、「おおっ、ジミヘンと逆のギターだな。これはへヴィでハードなロックか。」なんて最初思ったけど、全体にスペイシーでムーディ、メロディアスでライトなロックのオンパレードです。
きっとサンフランシスコの気持ちよい気候に準じた音楽性なのかもね。(...って、想像でしか物を言っていないけど...。)
いや~、でもこれが可也ハマルんですな~。
ことにこんな快晴の日には最高です。

「Space Intro」のキーボードによるSEはプログレの影響も感じるんですが、彼らは60年代からアルバムの冒頭にサイケっぽい SEを使う事が多かったのを考えると、ただ単にスタイルが少し変化しただけなのかもしれないとも言えますかね。
そしてイントロから流れるようにアルバム・タイトルの「Fly Like an Eagle」はクラッシック・ロックのラジオ曲でも定番になっているメドレーですわな。

素晴らしい。

家の子供から聞いた話なんですが、「Eagle」と言うのはアメリカの象徴のひとつで、だから郵便局のスタンプなどに「Eagle」の絵があしらわれているとの事。
う~ん、では「EagleS」と言うロック・バンドはそのネーミングから、俺達はアメリカのロック・バンドなんだ!と言う強い意識の表れと考えられる。

そして「Fly Like an Eagle」。

Feed the babies
Who dont have enough to eat
Shoe the children
With no shoes on their feet
House the people
Livin in the street
Oh, oh, theres a solution

I want to fly like an eagle
To the sea
Fly like an eagle
Let my spirit carry me
I want to fly like an eagle
Till Im free
Fly through the revolution

う~ん、「Eagle」をアメリカの象徴として捉えているとも思えるし、単に力強く飛翔する鳥のイメージでしかないとも思えるし...。

どちらでも良いのでしょう。

僕のお気に入りの「Serenade」などのようなポップ・チューンの狭間に数曲ブルース・ナンバーが入っているが、これらのブルースもあまり重たくない聴きやすい作品になっている。
「Mercury Blues」を車の中で聴いていたら、長男が「この曲聴いた事ある。」などと言うので、おいおいそんな事ないだろう何て思いながらも「何処で聴いた?」って訊いたら、「学校で音楽の先生が聴かせてくれた。」って....。
へ~っ、学校でもロックン・ロールが聴ける時代になったんですな~と妙に感心してしまった。
僕等が子供の頃は中学の文化祭ではエレキ(ひゃ~っ、これって死語?)とドラムは禁止だったからね。
バンド=不良っていうステレオ・タイプが横行してたから。
それが今じゃ先生が授業でロックン・ロール聴かせるんだからね~。
...って、これは時代の違いじゃなく、日本とアメリカの違いなのかな~?
で、僕はこの Mercury って惑星の事を歌ってるのかと漠然と思っていたのですが、実は車の Mercury の事らしいですね。息子が言ってました。

Had my money
I tell you what Id do
I would go downtown
Buy a mercury or two

歌詞をちゃんと聴けば明らかですな~。
お恥ずかしい....。

と言う事で、息子に色々教えてもらった1日の始まりでした。
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ブルースバンド出身
ステイーブミラーバンドはもともとブルースバンドだったようですが、どうも感心しないアルバムばかり作っていました。親分のステイーブさんとボブ スキャッグスが70年代から急浮上しますが、ボブさんはその気になれば、ちゃんとしたブルースを演ることが出来ますが、ステイーブさんはどうも体質がポップンローラーだったようです。で、キャッチーな曲を書くとこれが、なかなかいいのです。FLY LIKE AN EAGLEは名曲になりました。一方のボブさんは言わずと知れたSILK DEGREESで時代の寵児となりました。
同じブルースバンドでもポールバターフィールドから飛び立った二人、エルビンビショップとマイクブルームフィールドはポップ街道からは離れていました。マイクブルームフィールドはブルース一直線でしたが、音楽志向の変わる人、変わらない(変われない?)人があって、それぞれ明暗を分けるのが面白いですね。
ミスターT 2007/07/02(Mon)09:22:25 編集
Re:ブルースバンド出身
そうですね、スティーブ・ミラーはブルースを演奏しててもあんまりブルースを感じさせないですよね。
ポール・マッカートニーと仲が良いようですが、音楽的にも少し似通ったところがあるような気がします。

>音楽志向の変わる人、変わらない(変われない?)人があって、それぞれ明暗を分けるのが面白いですね。

時代に敏感で柔軟(或いは節操が無い?)人は時代時代を上手く潜り抜けていくかもしれませんね。
ただ、そうでない不器用な人も、逆に言えば時代に流されず常に安定した音を供給できると言う絶対的な利点もあると思います。

結局、人それぞれなんでしょうね....。
【2007/07/02 14:38】
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Euge
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男性
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夢想、妄想、ナチュラル・ハイ
自己紹介:
ジョン・レノンから影響を受けた、
自称、シンガー・ソングライター...。
今日もニューヨークのアストリアで白昼夢。
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