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2007/10/24

今日は夜からの出かけるけど日中仕事無し....。
と言う事で、ブログ更新してます。
何だかんだ言ってブログに好き勝手な事を書くのはストレス解消になる。
特に自分は好きな音楽の事を書いてるだけだからね。

昨日寝る前にクイーンの1976年のこのアルバムを聴いた。
う~ん、「A Day at the Races」と言うタイトル。
毎日僕もニューヨークの街でレースに参加して居りますが...(笑)

このアルバム・タイトルからもジャケットからも前作「A Night at the Opera」を意識して作られたのは一目瞭然。



「A Night at the Opera」→夜、このジャケットが白を基調にして
「A Day at the Races」→日中、が黒を基調にしているという相反したイメージが面白い。
アルバムの中身も前作に呼応したような作品作りがされているけど、あまりにもアルバムとして完成された前作に比べ、このアルバムでは1曲1曲に比重が置かれているような気がする。
僕は個人的にクイーンではセカンドとこのアルバムが断然フェイヴァリットなんです。
昨日も聴いていてあまりの音の美しさ荘厳さに心打たれ涙してしまいました。

例のブライアン・メイによる凄まじいギター・オーケストレーションに幕を開け、クイーンならではのハード・ロック・ナンバー「Tie Your Mother Down 」でブチかまされると、いかに40歳を越した親爺と言えど頭の中はヒートして興奮の嵐と化してしまいます。
う~ん、Tie Your Mother Down...。
自由になれ!或いは、自立しろ!と言う事でしょうか。
間違えても興奮して母親を縛り上げないで貰いたいものです....。

そしてフレディ作の「You Take My Breath Away」。
これが美しい!!!!
溜息が漏れてしまいます。
彼のピアノの繊細な音、そして彼にしか表現できないだろうヴォーカル。
どれを取っても素晴らしい。
これは今考えると同性の人に向けられたラブ・ソングなのかも知れないけど、そう言ったフレディの個人的な意志があったとしてもそれを超えてもっと普遍的な「愛」を感じさせる超名演でしょう。
いや~、素晴らしい。

う~ん、そして僕のクイーンのファヴァリット・ソング「Long Away」。
ブライアン・メイによる名曲ですね。
前作の「39」に呼応したようなアコースティックを基調にした作品だけど、このクオリティの割りに殆ど話題に上がらないので僕はいつも????...なんです。

You might believe in heaven
I would not care to say
For every star in heaven
There's a sad soul here today

反宗教と言うのではなく、絵空ごとではない現実を見据えているブライアンの姿が目に浮かび、自分が恥ずかしくなり頭を丸めてしまいそうになります。

いや~、凄い。

「The Millionaire Waltz 」は前作の「Bohemian Rhapsody 」に呼応してるのかな?
流石に前作を凌いでいるとは言えないけど、この曲におけるブライアン・メイのギター・オーケストレイションは可也凄まじい物があります。

「You and I」ではジョン・ディーコンがやはり前作の「You're My Best Friend 」に対する形で曲を書いているが、前作ほどの成功は見せていない。
ジョン・ディーコンの曲って何だか歌詞がたどたどしいって言うか、素人っぽいって言うか、逆に言うととても新鮮な印象を受ける。

「Somebody to Love」は有無を言わさぬ名曲ですな。
フレディって何かこうこの曲のようにとても痛いラブ・ソングが多いね。
悲しいとか辛いって言うより、痛いって感じ....。
ただ痛さの向こう側も同時に見せてくれてるって言うか...。

「White Man」はこれまた前作の「The Prophrt's Song」対応かな?

A man who learned how to teach
Then forgot how to learn

と言う歌詞が印象的です。

「Good Old Fashioned Lover Boy」はクイーンならではのポップ・チューンだな~。
こういう曲がアルバムに存在しているって言うのが嬉しいね。
ただ重かったり何か斬新なだけじゃなくてさ。
とってもホッとさせてくれる1コマを用意してくれているみたいな...。
大好きな作品です。

「Drowse」ロジャー・テイラーの曲だけど、珍しくアコースティック基調のうねりのある佳曲。
ロジャー・テイラーの作品の中では可也言い出来だと思います。

そしてエンディングはブライアンの作品「Teo Torriatte (Let Us Cling Together)」
僕はこの曲はつい最近までフレディの作品だとず~っと思い込んでいた。

サビの部分の歌詞

In the quiet of the night
Let our candle always burn
Let us never lose the lessons we have learned

「White Man」でも出て来た「learn」と言う言葉。
心に残ります。
年齢に関わらず人間は常に「learn」し続けるべきなんでしょう。

このアルバムを聴いて改めて「learn」したような気がします。
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グレイテストヒッツしかもってません・・・。
コメント失礼します。
僕は、今年30歳なのでリアルタイムのQueenは、ほとんど意識して体験していないのです。
一昨年のQUEEN+ポール・ロージャースの日本公演ではじめて生でQueenを体験しました。
(フレディもジョン・ディーコンもいないですけれど・・・。)
そのときのオープニングが
「Tie Your Mother Down」でした。

ブライアン・メイという人は
ホントにギターを愛しているんだなぁ。
と素直に思ったものです。
ryoutaro 2007/10/27(Sat)16:08:32 編集
Re:グレイテストヒッツしかもってません・・・。
おおっ、「Tie Your Mother Down」がオープニングでしたか!
それは興奮のるつぼでしたでしょう。

いくらヴォーカルがポール・ロジャースでもフレディがいなければクイーンではないとの意見も多々ありますが、これはこれで可也貴重なライブ体験だったのではないでしょうか。

>ブライアン・メイという人は
>ホントにギターを愛しているんだなぁ。
>と素直に思ったものです。

う~ん、そうなんでしょうね~。
今聴いても彼の独創的なギター・サウンドは飛び抜けて魅力を感じます。
【2007/10/28 10:16】
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ジョン・レノンから影響を受けた、
自称、シンガー・ソングライター...。
今日もニューヨークのアストリアで白昼夢。
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