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2009/8/25

いや~、大分ご無沙汰してしまいました。
特別忙しかった訳ではないんですけど...。

ここ数日大分暑さも和らいできたようで、もう夏も終わりか~って思うと何となく寂しい限りですし、これからまた長~い冬に近づくのかと思うとちょっとうんざりします。
それにしても何だかんだいって、今年の夏も大分過ごしやすかったのではないでしょうか?
エアコンなしで寝れないような夜がそんなに多くなかったですもんね。
僕のようなエアコンに敏感な人間には大分助かりました。
僕は直ぐに腹が冷えてしまって、ピリピリプー、になってしまう、仕事柄困ってしまう体質なもんですから。
この間も仕事の最中、ピリピリプーのグルグルニューになってしまって、急いでホテルのトイレに駆け込んだんですけど、いや~、助かった~、と思って用を足した後、紙をグルグルっと出している時に(いつもの事なんですが...。)シェリル・クロウが物議をかもし出していた発言を思い出したんです。
と言うのは、彼女が恐らく森林伐採などの自然破壊の行為に対してのプロテストなんだったと思いますが、トイレで用を足した時トイレット・ペーパーは一番最初の点線の部分で切り取った四方形だけで済まそう!と発言したですね。
つまり紙の節約を提唱だったんですけど。
しかしマスコミは「彼女はトイレで用を足した後、あんなちょっとの紙で済ませる事が出来るのか?」と彼女を槍玉に上げて笑いの種にしていたんです。
確かに、トイレット・ペーパーの最初の点線の部分だけでは可也厳しいものがあります。
特に僕のようにピリピリプーでグルグルニューの人間には絶対不可能なんだよな~なんて思いながら、いつも紙を取り出しているんですが...。
本当の所、彼女はそんなこと本気で思っているわけではないんで、世間から注目されるアーティストの発言と言うものを利用しての事だったと僕は思うんです。
つまり、世間の注目を集めるために極端な発言をして、何で彼女はあんな事を言うんだろう?と少しでも多くの人に、あ~、そうか、紙の節約を言ってるんだな~って考えてもらおうとする苦肉の策だったんではないでしょうか。
普通にアーティストが「トイレット・ペーパーを節約して、森林伐採を少しでも無くそう!」って発言した所で、そんなにインパクトは与えられないですからね。
昔レストランのシェフの人から聞いた話なんですが、店の在庫過多の材料を早く処分したい時は、本日のスペシャル・メニューを作って、そのメニュー・ボードにわざとスペルや字を間違えて書くんだそうです。
そうするとお客さんが「あれ何?」って注目して、ついでにオーダーをしてくれるらしいんですね。
ようは、事を起こそうと思ったら極端な事をして人から注目を集める事なんです。

で、そんなことを思って彼女の1996年リリースのセカンド・アルバムを聴いていました。

1. Maybe Angels (Sheryl Crow, Bill Bottrell) – 4:56
2. A Change Would Do You Good (Crow, MacLeod, Trott) – 3:50
3. Home (Crow) – 4:51
4. Sweet Rosalyn (Crow, Trott) – 3:58
5. If It Makes You Happy (Crow, Trott) – 5:23
6. Redemption Day (Crow) – 4:27
7. Hard to Make a Stand (Bottrell, R.S. Bryan, Crow, Wolfe)– 3:07
8. Everyday Is A Winding Road (Crow, MacLeod, Trott) – 4:16
9. Love Is a Good Thing (Crow, Tad Wadhams) – 4:43
10.Oh Marie (Bottrell, Crow, Trott) – 3:30
11.Superstar (Crow, Trott) – 4:58
12.The Book (Crow, Trott) – 4:34
13.Ordinary Morning (Crow) – 3:55

シェリル・クロウはデビュー・アルバムで、ガーン!と成功して、確かその年のグラミーの新人賞に輝いたと記憶しています。当時僕のバンド仲間が「グラミーの新人賞を取ったやつは、その後消えていくジンクスがあるんだ。」って言ってましたけど、結局そんなジンクスは彼女の才能には何の効力もなかったんですね。
このセカンド・アルバムがそれを実証しています。
ず~っと昔にこのブログで書いたんですけど、アーティストにとってのセカンド・アルバムって色々な意味で重要だと思うんです。
特にシェリル・クロウのようにファースト・アルバムで盛り上がった人は、2枚目でそれを乗り越えないといけない訳ですから。
色々なアーティストのセカンド・アルバムを探る事によって見えてくるものって何かあるんではないでしょうか?
シェリル・クロウの場合1枚目での成功は、言ってみればちょっと変化球を使って打ち取った感じですけど、この2枚目で、本当はストレートの剛球でも打ち取れるって所を見せたかったって感じがします。
アルバム・タイトルが自身の名前になってることからも、そこら辺をうかがい知る事が出来ます。
基本的にミディアム・テンポの曲が主体で、掴みのあるメロディを惜しげもなく出しまくり、ロックの王道をそのまま突き進んでいるんですね。
彼女は1962年生まれと言う事で、世代的に僕の世代とそんなに変らないせいか、ビートルズ、ディラン、ストーンズ、と言うロックの王道の影響が手に取るように分かります。
聴いてる方はそれが嬉しいですし、やはり安心できるのかもしれません。
だから彼女は逆に飾らない自分の実力を見せ付ける事によって、1枚目での成功を乗り越えていったんではないでしょうか?
そう言えば、大分前ですが、ローズランドと言うクラブでディランのライブを観たとき、前座がシェリル・クロウでした。
彼女の事は殆ど知らない時だったんですが、ヒット曲「All I Wanna Do 」を演奏した時に「あ~、この曲のアーティストだったのか。」と初めて分かったくらいでした。
ただ白いプレシジョン・ベース(だったと思う...。)を弾きながら歌う彼女は印象的でしたし、ビートルズの「I've Got a Feeling」のカヴァーも記憶に残っています。
今では現代のロック界の重要アーティストの一人ですからね~...。
時間の流れを改めて感じてしまいました。
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無題
シェリル・クロウか~。
紙の節約をせざるば、肛門を活性化せよ。
ウチの飼猫ですらウンチした後、何もケアしてないのに、お菊の状態はいつも同じです。
毎回、砂をかけて排泄物そのものを埋めようとはしてますが。
脱糞行為自体の意味が我々とは違うのかな。

シェリル・クロウ様の曲聴かせてもらえれば、あーこれその人のなの。って私でも繋がると思う。
でも未だにフリーとマウンテンにはまってます。

ケツ拭かずとも、形あるものもとに戻るらじ。というトコロかな。
syd peeko 2009/08/27(Thu)00:50:22 編集
Re:無題
syd peekoさん、お久しぶりです。

日本にはウォシュレットという優れものがあるんですけどね~...。
紙より効果的ですしお尻に優しいですよね。
そう言えば、昔トルコ人のルームメイトと住んでいたことがあるんですが、彼はトイレに水を入れたペットボトルを置いていたんです。僕は別に何にも気に留めていなかったんですが、一度遊びに来た日本人の友達に「トイレにあるあのペットボトル、何?」って訊かれて、「げっ、あれって、もしや~...。」ってその時気が付いたんです。
世界的に見たら、お尻は拭くものでなくて、洗うものなのかもしれないですね。

シェリル・クロウを聴いてると、この人って根っからの音楽ファンなんじゃないかな~って感じるんです。
そこに惹かれます。

フリーとマウンテンですか~。
コテコテですね~、いいな~...。
【2009/08/27 12:21】
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