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2009/11/15

今出張でメリーランド州のボルチモアにおります。
NYからは車で3時間半位でしょうか。
明日の朝からここで仕事なんですが、その後デラウェア州のウィルミングトンへ行き、そしてフィラデルフィア、ニュージャージー州のプリンストン(プリンストン大学のある所です。)、そしてNYに戻ってくると言う結構なハード・スケジュールです。
いや~、しかし、そんなスケジュールはなんのその。
実はボルチモアへは初めてて来るので何となく浮き浮き気分なんです。(とは言っても、街に出るわけでなくこうしてホテルの小部屋でブログをシコシコ書いてるだけですけど...。)
それにしても、ひたすら無教養な僕はこの街に関する知識は全くと言って良いほどないので、恥ずかしいばかりです。
ボルチモアと言えば....せいぜい思いつくのは、野球のチーム、ボルチモア・オリオールズ...もちろんチーム名を知ってるだけで、どんなチームだかは知りません。(日本人選手はいましたっけ?)
そして、このグラム・パーソンズのアルバムに収録されている「Streets of Baltimore」と言う曲を聴いて得た街の印象くらいです...。

と言う事で、イメージを膨らますためにこちらへ向かう間、ず~っと、グラム・パーソンズのこの1973年のファースト・ソロと1974年のセカンド・ソロのカップリングCDを持参して聴いていました。

う~ん、カントリー!

All songs written by Gram Parsons unless otherwise indicated.

1. Still Feeling Blue – 2:40
2. We'll Sweep Out the Ashes in the Morning (Joyce Allsup) – 3:13
3. A Song for You – 4:58
4. Streets of Baltimore (Tompall Glaser, Harlan Howard) – 2:53
5. She (Parsons, Chris Ethridge) – 4:59
6. That's All It Took (Edwards, Grier, Jones) – 3:38
7. The New Soft Shoe – 3:54
8. Kiss the Children – 2:57
9. Cry One More Time (Peter Wolf, Seth Justman) – 3:38
10.How Much I've Lied (Parsons, David Rifkin) – 2:29
11.Big Mouth Blues – 3:52

12.Return of the Grievous Angel (Parsons, Brown) – 4:19
13.Hearts on Fire (Walter Egan, Tom Guidera) – 3:50
14.I Can't Dance (Tom T. Hall) – 2:20
15.Brass Buttons – 3:27
16.$1000 Wedding – 5:00
17.Medley Live from Northern Quebec:
(a) "Cash on the Barrelhead (Charlie Louvin, Ira Louvin) – 2:12
(b) "Hickory Wind (Parsons, Bob Buchanan) – 4:15
18.Love Hurts (Boudleaux Bryant) – 3:40
19.Ooh Las Vegas (Parsons, Ric Grech) – 3:29
20.In My Hour of Darkness (Parsons, Emmylou Harris) – 3:42

グラム・パーソンズの音楽は一般にカントリー・ロックという定義がなされていますが、僕のようなカントリー・ミュージックを熱心に聴かない人間してみると、これは紛れもなくカントリーなわけで...ロックと言う言葉をはずしても良いのでは...という感じです。
したがって、僕にとっては結構敬遠していた作品だったんですね。
ただ、たまに「ああ、ちょっとロック飽きたな~。」と思うときがあって、そんな場合にジャズやクラッシク、ブルースなどとともに、ひとつのチョイスになっていた程度です。
でも今日のようにアメリカの田舎町の風景を眺めながら高速を飛ばしていると、何故かカントリーってしっくり来るんですよね。
凄く不思議。
こう言うときに、「あ~、自分は今アメリカにいるんだな~。」と言う、普段は感じない妙な感覚を得るんです。
そして初めてアメリカに来た時のことを思い出したり...。
何だかアメリカ人が感じるのとはちょっと違った、僕にとっての「ルーツ」と言うものを思い起こさせる音楽なのかもしれません。

グラム・パーソンズはカントリー・ミュージシャンでありながら、バーズやフライング・ブリトー・ブラザースと言うロック文脈で語られるバンドにいたり、スト-ンズの連中と仲が良かったりするので、ロック・ミュージックとして語られるのかな~?なんて漠然と思っていましたが、今日聴いていて感じたのは、この人って実は、エルヴィスなんだな~と言う事でした。
エルヴィスの持っていたカントリーと言うエッセンスを膨らました結果だったんじゃないかと...。
実際にこの2枚のソロではエルヴィスのバックを支えていたミュージシャン達が参加していますし、「Ooh Las Vegas 」なんていう曲はもろエルヴィスっていう感じですもんね。(エルヴィスがラス・ヴェガスで数々のショウをこなしていたのは、この頃ですよね..。)
彼の衣装もかなりエルヴィスですしね。(笑)



ところで、最後の曲「In My Hour of Darkness」のタイトルに、ビビッーンとビートルズ反応をしてしまうのは僕だけでしょうか?
これって「Let It Be」にインスパイアさてれ出てきた言葉ではないでしょうか?

と言う事は、やはり彼はロッカーだったんでしょうか...。
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