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2009/12/8

いや~、すっかり月刊と化している当ブログです。
当人は前回の記事からそんなに経った気はしていなかったんですけどね...。
最近益々時間の流れが加速してるように思われます。
そんなこんなで、ハッと気が付くと、何と!今日はもうジョン・レノンの命日ではないですか!
う~ん、Viva La Vida!
今夜もセントラル・パークには彼の死を悼む多くの人たちが集う事でしょうが、何を隠そうその昔は僕もそんな一人だったんです。(...って、別に隠す必要は無いでしょうけど。..と、毎回ひとりツッコミ。)
でも今はそんな時代を懐かしむただの親爺です。

そう、懐かしいと言えば、最近殆どCDを買っていなかったんですが、この間某日系の古本屋にて懐かしいCDを発見しまして思わず買ってしまいました。
そうなんです、フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドの1984年のこのデビュー・アルバム(アナログは2枚組)なんですね。


1. The World Is My Oyster – 1:57 (incorporates "Well...")
2. Welcome to the Pleasuredome –13:38(incorporates "Snatch of Fury (Stay))
3. Relax (Come Fighting) – 3:56
4. War (...and Hide) – 6:12
5. Two Tribes (For the Victims of Ravishment) including The Last Voice – 10:22 (Two Tribes version is actually Annihilation)
6. Born to Run – 4:13
7. Happy Hi! – 4:12
8. Wish (The Lads Were Here) including The Ballad of 32 – 7:35
9. Krisco Kisses – 2:57
10.Black Night White Light – 4:05
11.The Only Star in Heaven – 4:16
12.The Power of Love – 5:28
13.Bang – 1:08

懐かしく思うって事は、つまり、当たり前なんですけど、継続的でないって事なんですよね。
フランキーと同じ時期に活躍していたバンドにU2がありますけど、U2を懐かしいって思う人があまりいないわけです。
それってU2が未だにバリバリの現役として継続してるからなんですよね。
逆に、フランキーは?と言うと、もうバンドは解散してるし、僕自身彼等のこのCDは持っていなかったので、音楽を聴く事が無く、継続を断たれていたわけです。世間的にも個人的にも...。

で、懐かしさに誘われて久々に聴いたんですが...。

いや、今聴いても、結構良いです。

所謂ダンス・ミュージックという要素を基盤にはしていますが、これは決して踊る為だけの音楽ではなく、聴く為の音楽だと言って良いのではないでしょうか。
と言うのは、明快なメロディを持った楽曲のわりに音は暗いし、取り上げてるテーマが、セックス、同性愛、戦争、という重い物ばかりで、イエー!イエー!と両手Vサインだしながら踊る代物じゃないですから。
当時は彼等のスキャンダラスなイメージが先行していて、音楽性というものが真剣に取り扱われていなかったのではないかと思います。
このアルバムのプロデュースはあの「ラジオ・スターの悲劇」で有名なテクノ・ポップ・バンド、バグルスのトレイヴァー・ホーンなので、バリバリにシンセのアレンジが施されていて、プログレ的なフレイヴァーを醸し出しています。
曲も結構長いものが多く色々な展開を見せ、楽器バトル的なインプロを繰り広げるプログレの要素は無いとは言え、なんともプログレ的。当時のダンス・ポップとは一線を画していました。
プログレこそ最上級の音楽とさえ思い込んでいたプログレ信者の僕の興味をそそるのには十分な要素が揃っていたんですね。
それに、驚いた事に最初の曲のアコースティック・ギターはイエスのスティーブ・ハウが弾いているらしいです。
道理で「う~ん、このアコギ、プログレ的で良いな~。」なんて思わされていたわけです。
なるへそ~。
その一方ではベース・ギターはず~っとチョッパーでビンビンと低音を走らせると言う、時代に沿った音作りもされていた所が良かったんでしょうね。

 ”The World Is My Oyster”゜「世界は俺の思いのまま」と言う挑発的な言葉でアルバムは始まり、重いテーマを持った各曲を通り抜け、”Frankie Say, Nomore" と言う人間の愚行に対する バンドの言葉で終わると言う、コンセプト・アルバム的な作りにもなっています。
ここら辺は、やはりプロデューサーの負う部分が大きかったのかもしれませんね。

ところで、今回このCDを手にして何だかちょっとした違和感があったんですが、これジャケット違っていますよね。
オリジナルはこんなでしたね↓



更に収録されていない曲があったりして、
何でこうなるの?って思ってしまいました。  
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ジョン・レノンから影響を受けた、
自称、シンガー・ソングライター...。
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