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2005/3/3

今回からバッファロー方面の出張のルートを少し変更した。
今までロチェスターへ行った後はシラキウスへ向かったが、今回からイサカへ行く事にした。
ルート96というローカルの道を1時間半~2時間位走るが、ハイウエイと違い景色が断然良い。
時間的に5時から6時位なので、薄暗がりで空は薄い夕日がかかりとてもよい感じになっていた。

それまで、ずっとクラプトンを聴いていたが、こういうシチュエイションにはスペイシーで暗さのある音を!と思いコクトー・ツインズのこのアルバムに変更した。
う~ん、素晴らしい。
1曲目の「Blue Bell Knoll」のイントロがかかった途端に、車の中の空気が一変した。
更にエリザベスの声が響いたりしたら、もうそこはコクトー・ツインズ・ワールドである。
いや~、何度も言ってしまうが...、素晴らしい!
野畑には雪がかぶっていて一面白一色。
遠くの雑木林は黒い枯れ木のシルエットになっており、冬の寒々しさと言うか、何ともいえない荒涼とした寂しさと言うか、が浮きでている。
更にそこにはコクトー・ツインズの「Blue Bell Knoll」である。
否が応でもノスタルジックな気分に浸ってしまう。

特にこのアルバムはコクトー・ツインズの最高傑作だと僕は思っているので、このシチュエイションで聴くのに悪いはずは無い。
全曲素晴らしいが、「Carolyn's Fingers」はベスト・チューンと言っていいと思う。超名曲だ。
2曲目の「Athol-Brose」は日本で車かなんかのCMで使われていたが、良い味を出していたのを覚えている。
最後の「Ella Megablast Burls Forever」がかかる頃には、イサカの街の明かりが点々と向こうの山の中腹辺りに見えてきて、仕事の事などすっかり忘れてしまうほど感動させられた。

こういう田舎の風景が美しく感じるのは、自分が都会の中で暮らしているからなのだろうか?
田舎に生活している人にとっては逆に、マンハッタンの夜景なんて最高に美しく見えるものかもしれない。

でも最近田舎への移住を考え始めている自分を見つけている。
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2005/2/4

いや~、まいった、まいった。
バッファローからの帰り夜中の1時過ぎに、ニュー・ジャージーのフォート・リーのところでタイヤがバーストしちゃって...。
どっちにしろそこでガスを入れてこうと思ってたからよかったんだけど、とんだ30分だったな~。
疲れてたし、タイヤ交換を夜中にやるのって虚しいもんね~。
もうニュー・ジャージーまで来てたからよかったけど、どっかペンシルバニアかなんかでこんな事あったら本当に真っ青だよな~。

ちょうどケビン・エアーズのこのアルバム聴いてる時だったんだよね。
今後このアルバム聴くたんびに、この車のパンク事件思い出すんだろうな~、きっと...。
ケビン・エアーズもパンクっぽい部分あるしな~。って、パンク違いでした。
 このアルバムって好き嫌いって言うんじゃなくて、なんかこう、好感が持てるアルバムなんだな~。気負ってないし、自分の好きな事やってるって感じで...。
ケビンの声が低音っていうのもあるかも知れないけど、この人の音楽的世界観ってザッパに似てないかな~?聴いてて何だかずっとザッパの顔が頭に浮かんできてたんだよね。
 でもやっぱり最後の「Two Goes into Four」みたいな曲があるとアルバム全体がしまってくるよね。この曲好きだな~。
短いけど。



2005/2/1

う~ん、これは良いな~。未だに。
中学生の時に初めて聴いたんだけど、ベースの音にぶっ飛んだのを覚えてる。正直言ってジャック・ブルースのベースの音ってあんまり品がないけど、魅了されたな~。と言うか、今聴いても良いな~。
「I'm So Glad 」を聴いて僕はベースをやる気になったんだもんね。
スタジオ録音の方は各自の曲で構成されてるけど、各曲粒揃いの名曲だし、言うことないな。
僕の所持してるCDには「Anyone for Tennis」が収録されてるんだよね。
これは良い曲だけど、少々蛇足っぽいかな?


2005/1/17

2枚組で1枚目はライブ2枚目はスタジオ盤というとピンク・フロイドの「ウマグマ」を思い出す。
こう言うカップリングはどういう意図で行われるのだろうか?
アーティスト側としてはライブとスタジオは分けて出したくなるのではないか?と勝手に思ってしまう。

それにしてもこのバーズの2枚組はかなりの名盤だ。
ライブの「Eight Miles High 」は圧巻で、ライブ・バンドとしてのバーズの実力を存分に魅せ付けているし、スタジオ盤でも「Chestnut Mare」や「Just a Season」などのバーズらしいメロディ主体の名曲を多数含んでいる。
僕にとってバーズとはロジャー・マッギンの震えるようなヴォーカルと彼の12弦ギターの音だが(いろいろとご意見はございますでしょうが...。)、このアルバムを聴いて思うのは、バンドと言うのはそういう看板は大切だがそれを支えている釘などの部品も同様に重要な意味を持っているということだ。
 それにしても最後の曲の「Welcome Back Home」のお経は何じゃろ?



2005/1/15

月曜日がマーティー・ルーサー・キングの日なので休日。
だから今日から3日間の連休だ。
リラックス、リラックス。ゆっくりレコードでも聴こう!

と言う事でスタンリー・クラークのこのアルバムを聴いた。
フュージョンって昔からあまり好きな音楽のジャンルではなかったのだが、数年前から大分受け入れられるような体質に変わってきた。今では結構楽しむ事が出来る。
高校生の時に買ったベースギターの教本に、このアルバムの「Hello Jeff」の楽譜が載っていた。
音符の数がやたらとあって、これは僕には無理だな~と思いながらもどんな曲なのか興味はあった。
ジェフ・ベックがギターでスタンリー・クラークがベースというだけでもかなり興味がそそられるけど更にドラムはレニー・ホワイトだもん。これはスリリングでかっこいいはずだよね~。

 友達が地下鉄に乗ってたらスタンリー・クラークがベースを持って乗ってるのを見たらしい。
その話を聞いたら何だか彼を身近に感じられたな~。



2005/1/13

デビッド・ボウイは初期のフォークっぽい作品が好きだ。
「Hunky Dory 」は僕が頻繁に聴くアルバムの1枚。
それぞれの曲のメロディの引っかかり方も新鮮で、彼がソング・ライターとして非凡であった事が一目瞭然だ。
「Andy Warhol」という曲が入っているが、「バスキア」という映画でボウイがアンディ・ウォホールの役をやっていたのを思い出した。中々の好演だったと思う。
 リック・ウェイクマンのピアノはかなり印象的で、アルバムの中で重要な位置を占めていると思う。
 今日は霧の中の雪道をずっと運転していたので、こういう作品は風景に同化して音が冴える。
 未だに「Oh! You Pretty Things」のサビが頭の中でリフレインしている。



2005/1/10

今日は1日中CCRのこのアルバムを聴いていた。
とにかくシンプルである。
シンプルと言うのはつまり無駄が無いということに等しい。やたらテクニックをひけらかす様なフィルインはこのバンドには全く不必要なのだ。
ジョン・レノンが「I Want You」の歌詞を批判された時、真実を伝えようとすると言葉はシンプルになるのだ..みたいな事を言っていたのを思い出す。
また坂口安吾が綾瀬の拘置所の美しさを讃えていたのを思い出す。拘置所という建造物は単に機能を果たせばよいだけで、無駄な飾りが全く無いのである。それがこの建物の美しさの理由であると述べていた。
 ある種のバンドは音を複雑にしていくことで自分たちを表現していった。
僕はそういうバンドも素晴らしいと思う。
しかしそういった音の舞台装置に本質が消されていったらそれらのバンドは無になってしまう。
このバンドの音は飾る事が無く裸なのである。
 今日は友人の勧めでジョン・フォガティのギターに注目して聴いてみた。
僕には1曲目の印象が非常に強く、彼のギターというとすぐトレモロのかかったあのギターサウンドを想像してしまう。硬めの音でリズムを実に無駄なく刻んでいる。
 2曲目の「Bootleg」のイントロのアコギのリズムはカッコいいな~と思ったが、リズム隊があー云う風に続いていくって云うのは今のミュージシャン達には想像も出来ないんじゃないかとも思ってしまった。
古いとか時代の産物と一言でかたしてしまうには、あまりにもったいないグルーブではないだろうか。




2005/1/7

絶句!
いや~、車でこのアルバムを聴いていて興奮の嵐でした。
たまに音楽を聴いていて、作品にズボっとはまり込んでしまう時があるんだけど...。今日のはまり方は尋常じゃなかった。何でだろ?
それにしてもこのアルバムって本当に化け物だな~。
凄すぎて何も言う事ない。

たまに皆さんもこのアルバム聴いて僕のようにはまり込んでみてください。



2004/12/23

ニューヨーク摩天楼の下ではやはり都会的な音楽が刺激的に鳴る。
と言うことで、シカゴのこのファースト・アルバムをマンハッタンへの営業の時に持参。
これは僕には70年代初期のアメリカのテレビ・ドラマや映画の音楽を思い起こさせる。
所謂こういう都会的な音楽は地方の田舎の風景の中ではただ喧しく鳴るだけで、僕の体の中には入ってこない。でも一歩でも高層ビルと人の渦の中に入ると、異様に気分を高揚させてくれる。
「South California Purples 」と言う曲はもろジミヘンっぽいリフで、途中ビートルズの「I Am The Walrus 」の1コーラスが出てくる。
シカゴの連中もビートルズが好きだったのかな~とか思いながら運転していたが、そう言えば「Got to Get You into My Life 」はブラス・ロックのはしりだし、シカゴもライブでやってるもんね。


2004/12/15

最初に聴いたときにあまりピンと来なくても、後からだんだんと好くなって行くアルバムが結構ある。
今日車の中でずっと聴いていたBadfingerの「Badfinger」はまさにそうだった。
Badfingerと言えば僕にとってはイコールPete Hamなのだが、このアルバムでは他のメンバーが随分と頑張っているように思う。もしかしたらそのせいかも知れないが、あまり出来の悪い曲がなくアルバム全体がとてもスムースに流れる印象を受ける。僕にとっての秀逸の1曲は「My Heart Goes Out 」。極上のバラードである。
プロフィール
HN:
Euge
性別:
男性
趣味:
夢想、妄想、ナチュラル・ハイ
自己紹介:
ジョン・レノンから影響を受けた、
自称、シンガー・ソングライター...。
今日もニューヨークのアストリアで白昼夢。
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