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天知る 地知る 汝知る
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2007/5/5

昨晩は仕事でヤンキー・スタジアムの所にいたんだけど、ヤンキース散々だったみたいっすね~。
僕が車で待機していたところで人の往来が激しくなってきたから、「おっ試合終わったのかな?」と思ってラジオつけたら未だ試合中だったんだよね。聞いてたら可也酷い試合だったみたいで...。
みんな試合見てるの嫌になっちゃって途中で出てきたんだな~。

と言う前ふりには全然関係なく...。

このダンカン・ブラウンと言うシンガー・ソングライターの1973年のセカンド・アルバムなんですが....。

いや~、こんな素晴らしい作品に出会うの久しぶりと言う感じで、此処数ヶ月、ず~っと聴き続けています。
ファーストも可也良いんですが、どちらかと言うと僕はこのセカンドをピックすることの方が多いかな。

つい最近までこのアーティストの事知らなかったんだけど、いや~、まだまだ探すと出てきますな~埋もれてしまっている才能あるアーティスト。
(...って、ただ僕が知らなかっただけか?)

...と言っても、この人は残念ながら故人になってしまったので過去に残した彼の作品を発掘してるだけなんだけど。

取りあえず試聴してみます?

......。


で、どうでした?

基本的には彼の弾き語りなんだけど、いくつかのトラックはバンドがバック・アップしている。
バンドも出過ぎないで必要最小限な感じでプレイしてるから、ダンカン・ブラウンの歌を壊すことなく、埋没させる事無く、効果的に曲を盛上げている。
これ、理想的だよね。
シンガー・ソングラーターとしては、聴いてもらいたいのは曲でアレンジじゃないから....。
ニック・ドレイクなんかはそこら辺が可哀想だったかも...。

刺身食べるのだって色々食べ方あるだろうけど、調味量とか最小限にしないと折角の刺身の味が分からなくなっちゃうもんね。

ダンカン・ブラウンのパーフォーマーとしての特徴のひとつにギターがあるよね。
大概のシンガー・ソングライターは所謂フォーク・ギター(スティル弦)を使用してるけど、彼はクラッシック・ギター(ナイロン弦)を使ってるから明らかにギターの響きも弾き方も違ってる。
だからそこから生まれてきた彼の作品群も当然特徴あるものになってくるよね。
イエスのスティーヴ・ハウ辺りと競演させたかったな~。

ファーストでは歌詞をデヴィット・ブレットンという彼の友人に一任していたけど、このセカンドではダンカンが自分で書いているようで、彼の真の世界観を知ることが出来る。

「Country Song」で

Never stand in front of me
Never stand right behind
We are meant to be side by side

とある。
この部分は男女の平等を歌った物とも取れりけど、もっと広げて人間一人一人の権利平等を歌ってると取っても良いんじゃないかと...。

ボーナス・トラックの「In a Mist」でも

We were born alone
And we die alone
And we can not possess anyone in between

と人の平等と言うか、尊厳と言うか、を歌っている。

非常に視点が優しく、弱者を救うメサイアのようにさえ思える(可也大袈裟?)
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2007/3/10

仕事中にはCDを聴くよりラジオを聞く方が多い。
ラジオもAMでニュースを聞くのが基本で( 10分ごとに交通渋滞の情報を流してくれる局があるから。)FMで音楽を聴く事は最近少ない。
ところがこの間待機中にふっと「ラジオで音楽でも聴くか~。」などと思って、JACKFM と言うFM局を聴いていた。
この局はWE PLAY WHAT WE WANT と言う強気な姿勢をベースにしてあるようで、とてもヴァラエティに富んだ選曲をしてくれる。だから聴いている人には何が飛び出すか分からない楽しさがある。
週末にはアコースティック系の音楽を中心に放送しているようで、そのバック・ナンバーはインターネットでも聴く事が出来る。
いや~、いつも口癖のようになってますが、便利な時代ですね~。
ニューヨークにいなくてもニューヨークのFMステーションを聴くことが出来るんだからね~。
ちょっと脱線しましたけど、そんな風にこのラジオを聴いていたら以前に何度か聞いたことのあった曲がかかった。
あんまり気にも留めていない曲だったんだけど、何故かこの日は妙に心を動かされて聴き入ってしまった。
う~ん、ビートルズ的なニュアンスがありありという感じの所謂パワー・ポップで、まあこの手の曲は今時新しくもないし巷には溢れているだろうけど、キャッチーなサビの部分は十分に印象深かった。
それとブリッジの辺りにちょっと字余り的な歌詞があって、そこが不思議なリアリティをかもし出していて面白かった。
でもラジオでは曲のインフォメーションなんて言ってくれないので、僕には誰の何ていう曲なのか全然わからなかった。
だから耳に残っていたシンプルなサビの部分の歌詞をインターネットで検索したら...。
もう一発で分かってしまった。
そうこの Tal Bachman という人の「She's So High」と言う曲だったのだ。
いや~、再び口癖を出してしまいますが、便利な時代ですな~。
自宅でコンピューターのキーを押すだけで、欲しい情報が直ぐ得られるんだもんね~。
でもこれって人類にとって本当に良いんでしょうかね~?

なんて親爺の小言は良いんですが....。

でもこの曲のプロモを見ていたら、「何だか変にニヤけたあんちゃんが歌ってたんだな~。」とラジオでの印象が逆に色褪せてしまった(笑)。
でもちょっと調べてみたらこのあんちゃんってGuess Who/ Bachman-Turner Overdrive のギタリストRandy Bachmanのご子息であったんですな~。
これは大変失礼いたしました。
そうとは知らずご無礼を...。
でもって単純な僕はこの息子さんに興味を持ったので彼のCDをアマゾンでチャックしたら...。

う~ん、凄い...。
中古はたったの1セントで販売されてるんすか...。
では、このアルバム購入させていただきます...、と言う事で昨日それが配送されてきた。

最近僕は人間の内面や生き方を探求するようなロックばかり聴いていたんですが、う~ん、良いですね~こう言う理屈無しに楽しく聴けるロックも...。
アルバムは特に変った部分も無く、パワー・ポップ全開といった作品でストレートにメロディを楽しめます。
ただ2枚目以降の彼の作品をチェックしようとまでは思いませんでしたが...。


2007/2/20

昨日仕事でTerrytownと言う街にあるお城へ行って来た。
待機時間が1時間半位あったので、この風景にぴったりと来るだろうと思いイエスのフロントマンであるジョン・アンダーソンの1976年のファースト・ソロを聴いていた。
このアルバムは学生の頃アナログのレコードで持っていたのだが、久しぶりに聴きたくなってつい数ヶ月前にCDを購入した。
う~ん、しかし殆どアルバムの内容が記憶に無く、今回初めて聴くような気さえしてしまった。
そう、あの頃は正直言って少し肩透かしを食らったような感じで、このアルバムを熱心に聴いた記憶はない。
ソロ・アルバムなのだからイエスのバンド・サウンドと異なるのは当然なのだが、僕のようなわがままなオーディエンスは「これ、イエスみたいにロックしてないじゃ~ん。」なんて思ってしまったのだ。
まあ、確かにここにはイエス作品のようなバンドによって発せられるビートが無いのは事実であるし、バンドで起こるちょっとしたハプニングによる面白さのようなものが欠如しているかも知れない。
しかしその分、ある物語(ジョンのオリジナル?)を基に構成されているこのコンセプト・アルバムは、ジョン・アンダーソンによって全てがコントロールされているからか、隅々まで丁寧に仕上げられていると言う印象が強い。
ヴァンゲリスの影響も少なからずともあったのだろうね。
またこのアルバムをスティーブ・ハウ、クリス・スクアイヤー、リック・ウエイクマン等のソロと聴き比べると各人のイエスにおける役割が浮かび上がって来て興味深いのと同時に、やはりジョン・アンダーソンこそイエスそのものなのだと改めて確信し納得させられてしまう、何か非常にイエス・サウンドの骨格のような部分を聴き込む内に感じてくる。
この作品が発表された1976年というのはイエスの「リレイヤー」と「究極」の間くらいだろうか?
その割には1973年の「海洋地形学の物語」頃を思わせる曲作りがされているような気がするのは僕だけだろうか?
今聴くと「Flight of the Moonglade」のような印象的な曲も多く、学生の頃とは違って思った以上に楽しめるのは僕が年を取った証拠か...。
ジョン・アンダーソンはこのアルバムについてこんな事を語っていました。

機しくもこの日の夜BBキング・カフェ(また~っ?)でジョン・アンダーソンのライブが行われると言うのを帰宅時に聴いていたラジオで知った。
う~ん、時既に遅し...。
残念でした。


2007/2/18

いや~、またまた、可也ご無沙汰の更新になってしまいました。
先週は下痢、嘔吐、貧血、寒さ、雪、...などなど、色々な事に悩まされましたが、今週辺りから気温も少し上昇するようなので、張っていた肩の力も和らぎそうです。
ところで先々週日本から学生時代の友人とその従兄がNYに来ていたので、会って久々にヴィレッジの辺りをぶらぶらとしてまいりました。
う~ん、しかしながらもうあれも先々週の出来事になってしまったのか~?
相変わらずですが、「光陰矢のごとし」を如実に感じる今日この頃ですな~...。

その友達が先々週滞在していた時BBキング・カフェで行われたアリス・クーパーのライブをたった1ドルぽっち払って観て来たというの聴いた時、非常に羨ましかったっす...。
う~ん、あのアリス・クーパーも今や過去の人になってしまったのか?
それにしても何故にたった1ドル?
今時ローカルのバンドを観に行くにも7ドル位払ったりするのに...。
天下のアリス・クーパーでっせ!
ちょっと興奮気味になる自分を抑えて、昨日寝る前にアリス・クーパーのこのアルバムを聴いたのですが、いかんいかん、余りにもグルービーなロックのビートが溢れ出てきて逆に眠気が覚めてしまった。
いや~、一発目の「Under My Wheels」のグラム・ロック的なビートからアルバムを締めくくる最後の「Killer」まで、凄まじいロックン・ロールの疾走感がひたすら駆け巡る!。
しかしながらその中にも、変拍子やサウンド.エフェクトなど様々な音楽的試みガ施されているので、決して1本調子にならないヴァラエティに富んだアルバム構成になっている。
ここら辺はプロデューサーのボブ・エズリンに負う所が大きいのだろうか?...。
曲も1曲1曲非常に視覚的な印象を受ける作品が多く、畑違いだが僕にはピーター・ガブリエル在籍時のジェネシスとだぶる部分が多い...。
アルバム後半の「Dead Babies」では、親にケアされない子供がお腹を減らしてアスピリンを食べて死んでいくというショッキングなストーリーが描かれている。
このようにアリス・クーパーはショッキング、グロテスク、といったバンド・イメージを曲作りやライブ・ショウの中で聴衆に与えているが、これは聴衆への問題提起であって決して単なる物見的エンターテイメントに終わっていないのが彼のいくつかのフォロワー達と違っている部分かもしれない。


2007/1/30

何となくピックアップしたこのブラック・サバスのCDを聴いてから、久々に古いハード・ロックにどっぷりと浸かり始めたU.G.です。
う~ん、ハード・ロックっていう響き...。良いな~。
この頃のサバスはヘビメタじゃなくて、ハード・ロックだったと思う。
じゃあハード・ロックとヘビメタは何が違うのか?と言われると...、う~ん、何でしょ?
昔ロバート・プラントが、ヘビメタは目的の喪失みたいな事を言ってたけど、そこら辺にヒントがありそう...。
前にもこのブログで書いたけど、イラストと絵画の違いに似てるような...。
まあ、いいや...。
ところでこのサバスのサード・アルバム。
オープニングが咳き込んでるSEなんだけど、今まであまりこのSEについて深く考えてなかった。
で、今回歌詞カードを見ながら聴いてたら(僕にはオジーの歌って歌詞が良く聞き取れない...。)、ほう、なるほど、そういう事だったのかと合点がいった。
1曲目「Sweet Leaf」だもんね。
「甘い葉っぱ」....。
つまりマリワナの事なんだよね。だからイントロのSEはマリワナ吸って咳き込んでるって言う訳だったんだね....って、歌詞を見る程の事じゃなかったか...。
まあついでに歌詞の話をすると、サバスはオドロオドロしい彼等のイメージとは違って、社会からに適応できずにドロップ・アウトしてしまった人達の代弁者であり、そう言った形で苦しんでいる人達を「愛」を持って救おうとする意志を持っているのを感じるね~。
サバスを語りながら「愛」という言葉が出てくるのに妙なギャップを感じてしまうが、実際に歌詞の彼方此方にLOVEと言う言葉がが散りばめられている。
う~ん、もしかしたらここら辺もハード・ロックとヘビメタの違いか?
な~んて、考えたりもしてみる...。
いや~、でもサバスって現在のロック・シーンにも色々な形で引き継がれているよね~。
「After Forever」のリフの展開部分なんて、もろスマッシング・パンプキンズだもんね。
彼等も好きだったんだろうね~、サバス。



2006/10/14

娘を土曜日の学校へ連れて行くとき、久々にジョーン・バエズのこのアルバムを聴いてみた。
1989年の作品で彼女の芸暦30周年記念アルバムに当たるらしい。
プロデュースにはポール・サイモンが名前を連ねているし、ジャクソン・ブラウンやジプシー・キングス、ラリー・カールトンなども参加している豪華アルバムだ。
恐らくジョーン・バエズのこの作品を製作するに当たっての動機は、天安門事件を歌った1曲目「China」にあったのだろう。
中国でのあの事件は自由と平和を訴えながら活動を続けているジョーン・バエズにっとって十分すぎる程ショックを与えたのだと思う。
この曲は大分ソフィスティケイトされたアレンジで聴きやすく、ギター1本で反戦歌を歌っていた頃とは当然印象が違う。
しかしながら僕が思うに、こういったメッセージ・ソングこそ大衆に聴いてもらう必要があるわけで、そういう意味ではサウンド的にはよりポップになっても一向に構わないはずである。
この曲のエンディングでは

China Shall Be Free

と繰り返し歌われていたのが印象に残ったが、この時僕はこの「自由」と言う事について少し考えされた。

実際の話「自由」を謳っているアメリカって国は、本当に「自由」なのだろうか?
ドアーズのジム・モリソンはその「自由」を体現する為に、テレビ・ショウでその当時禁止されていた言葉「High」を画面に向ってぶちまけテレビ局からほされたり、ライブで自分のイチモツを聴衆に見せて逮捕されたりしていた。
「自由」の国アメリカで...。
今でも同じ様なことはある。
最近僕のお気に入りでもあるジェームス・ブラントのヒット曲「 You're Beautiful」なんかはCDのヴァージョンとラジオで流れるヴァージョンは歌詞が1部ちがっている。
Fワードが入っている所が代えられているのだ。
結局程度の違いなのかもね。
中国ほど抑圧されていないけどアメリカも色んな部分で「自由」ではないんだろうね。
っていうか、そもそも「自由」ってそんなにいい事なんだろうか?
「自由な社会」の行き着く先は「弱肉強食」なような気がして気弱な僕にはちょっと怖い。
数年前に日本へ帰った時東京のアパートに住んでる友人がこんな話をしていた。
東京では狭い住宅事情のためもあって隣人を気にするあまりギターの練習などはアパートでは出来ないとのこと。
「お~、それはそれは不自由ですな~日本は~」などと僕は思っていた。さほど大きいアパートではないが、ニューヨークではギターの練習などは気兼ねなく「自由」にやれていたからである。
しかし「自由な社会」では自分が「自由」であると主張出来るのと同時に、他人の「自由」も認めざるを得ない。
僕がギターの練習をするのが「自由」であれば、アパートの他の住人がラップのCDを大音量で聴いているのも「自由」なのである。
う~ん、可也底辺の「自由論」になってしまったが、そんな事をこのアルバムを聴きながら1日ボンヤリと考えていました。



2006/10/3

このオールマン・ブラザース・バンドのセカンド・アルバムは以前の仕事の出張時には定番で持参していた。
その出張では長時間アメリカの田舎の風景の中を突っ走ってていたので、オールマンのような乾いてるけど土臭いロックが風景にビシッと合っていて気持ちが良かったのだ。
でも今の仕事ではそういった地方への長時間運転はあまりないので、ここの所この手のサザン・ロック系CDは仕事に携帯することが殆どなかった。
しかしながらニューヨークは昨日今日ととても天気が良く、秋の風を浴びながらドライブするのが気持ちよかったので、久々にこのアルバムを持参して聴いてみた。
う~ん、ナイス・チョイス。
相変わらず当たり前の事を言うが、良い作品はどんなシチュエーションでも良い作品であることに変わりないね。
オープ二ング・ナンバーの「Revival」は歌詞もメロディも非常にシンプルでストレートな作品だが、だからこそ心に響いてくる名曲。
曲の殆どが、

People can you feel it? Love is everywhere.
People can you feel it? Love is everywhere.

の繰り返しと言っても良い。
時代的に反戦の意味あいが強いと思うけど、所謂プロテスト・ソングとは違いあまり暗さやじっとりした重さはない。
軽快なサウンドにのせて歌われるこの歌詞をドライブしながら聴いていると、僕は綺麗な花畑の中を走っているような錯覚に陥る事が度々ある。
そう、それでいいのかもしれない。
感じる事が出来れば、Love is everywhere.なのである。
後ろばかり見ずに、前を向いて、さあ、感じてみよう、とオールマン・ブラザースに言われると、知らない間に汚い都会の風景がお花畑に変ってしまうのである。
これぞロックのマジック。
素晴らしい。
このアルバムにはディッキー・ベッツによる名曲「In Memory of Elizabeth Reed」のスタジオ・ヴァージョンが収録されている。
このエリザベス・リードって一体誰なんだろうと思って調べたら

http://www.11thhouronline.com/macon/content.asp?ContentId=624

なんだって。
ふ~ん、別にディッキー・ベッツの個人的なものじゃなかったんだね。
いや~、曲の魅力が倍増しましたな~。
そしてこれが↓エリザベス・リードの墓。





2006/6/25

昨晩ふっと「たまにはクラッシックでも聴いてみようかな...。」などと柄にもない事を思い、数少ないクラッシックのコレクションよりこのレオナード・バーンスタインによるグリーグの「Peer Gynt Suites」を聴いた。
う~ん、大正解。
耳にどんどん音が入ってきて、僕の脳の中を刺激が駆け巡ってきた!
今までクラッシックを聴いてこんなに感激した事はあまりない。
素晴らしい瞬間だった。
特に「Peer Gynt Suites」はとてもメロディアスなので、僕のようなポピュラー・ミュージック愛聴家にも聴きやすい。
う~ん、それにしてもあの柔らかくて暖かいストリングスの渦は何なんだろうか?
アナログのレコードであれば容易く理解できるが、CDですらこのサウンド...。
いや~、エレクトリックではなくアコースティックの音というのも捨て難いっすね~。

これからちょっとクラッシックも聴き始めてみようかな...。


2006/6/2

いや~、たいしてやる事ない、ってのもあんまり良くないね...。
今日は、ず~っと、うだ~っと惰眠をむさぼっていました。
まあでも、実際は子供がゆっくりとは寝かしてくれないんだけどね...。
明日からは、もっとシャキッとしなきゃな~。

今日はブロンディを久々に聴いてました。
でも、すみません...。
ブロンディのアルバムはこのベスト盤しか聴いた事ないんです。
お恥ずかしい...。

いや~、しかしながらこのベスト盤って良いよね~。
彼らの代表的な曲は網羅してるみたいだし、何となく一つの作品として完成されているような...、そんな感じがします。
アルバムを聴いていて感じるのは、彼らにはニューヨークのアングラ・パンクの匂いが薄く、コマーシャルな部分が強いこと。
まあ、そこら辺が彼らを成功へ結び付けたんだろうけどね。
僕なんかは、逆にその方が聴きやすくて良いんだよね。

昔(10年以上前?)バンドの練習で、チェルシーの26丁目、6番街にあるスタジオにいたとき、遅れてきたメンバーの1人が「お~、今、下で、デボラ・ハリーに会ったよ~」って言ってたのを思い出した。
犬の散歩をしてたみたいだったらしいから、彼女はきっとあの地域に住んでいたんだろうね。



2006/5/20

ついこの間BMGのセールがあったので、最近気になっていたアーティストのアルバムを数枚購入した。
その内の1枚が、このジェームス・ブラントと言う人のこのデビュー・アルバム。
ラジオで頻繁にこのアルバムの2曲目「You're Beautiful」がかかっていて、このメロディが耳にこびり付いていたんだよね~。
それにシンガーソングライターと言う彼のスタイルが、今の僕にビビッときてしまって...。
最初聴いた時、この人ってアメリカ人なのかなって思ったんだけど、どうもイギリスらしいね。
だって「You're Beautiful」の歌詞で、

My life is brilliant.
My love is pure.
I saw an angel.
Of that I'm sure.
She smiled at me on the subway.
She was with another man.
But I won't lose no sleep on that,
'Cause I've got a plan

って、歌ってるんだけど、地下鉄の事Subwayって呼ぶのアメリカで、イギリスではthe Tubeって言うんじゃなかったかな?って思ったから.。。。
まあ正確な事は知らないけど、そういう理由で僕はこのシンガーをアメリカ人だと決め込んでいたんだよね。
でもVH1で彼がインタビューを受けてるのを見た時、彼がイギリス人って言うのを知って少し驚いた。
イギリスでも地下鉄はSubwayって言うのかね?
それから、この人ってイギリスのアーミーにいたらしいんだよね。
それも少し驚きだった。
そんなこんなで、今日このアルバム聴いたんだけど...

う~ん...。

素晴らしい。

切ないメロディが、涙腺を刺激してきます。
恋愛の歌らしきものから、後半ではアーミーでの経験らしきものを歌った歌まで、自分の持ってるもの全てを全力で投球してきている感じ。
余裕をかましてる姿は見受けられないね。
またアルバム・タイトルの「Back to Bedlam」は、アーミー経験者だから言える皮肉みたいなものなのかな?

これ、久々に僕の中では可也のヒットだな。
これから聴く回数がどんどん増えて行きそう...。

プロフィール
HN:
Euge
性別:
男性
趣味:
夢想、妄想、ナチュラル・ハイ
自己紹介:
ジョン・レノンから影響を受けた、
自称、シンガー・ソングライター...。
今日もニューヨークのアストリアで白昼夢。
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