天知る 地知る 汝知る
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
2007/2/20
昨日仕事でTerrytownと言う街にあるお城へ行って来た。
待機時間が1時間半位あったので、この風景にぴったりと来るだろうと思いイエスのフロントマンであるジョン・アンダーソンの1976年のファースト・ソロを聴いていた。
このアルバムは学生の頃アナログのレコードで持っていたのだが、久しぶりに聴きたくなってつい数ヶ月前にCDを購入した。
う~ん、しかし殆どアルバムの内容が記憶に無く、今回初めて聴くような気さえしてしまった。
そう、あの頃は正直言って少し肩透かしを食らったような感じで、このアルバムを熱心に聴いた記憶はない。
ソロ・アルバムなのだからイエスのバンド・サウンドと異なるのは当然なのだが、僕のようなわがままなオーディエンスは「これ、イエスみたいにロックしてないじゃ~ん。」なんて思ってしまったのだ。
まあ、確かにここにはイエス作品のようなバンドによって発せられるビートが無いのは事実であるし、バンドで起こるちょっとしたハプニングによる面白さのようなものが欠如しているかも知れない。
しかしその分、ある物語(ジョンのオリジナル?)を基に構成されているこのコンセプト・アルバムは、ジョン・アンダーソンによって全てがコントロールされているからか、隅々まで丁寧に仕上げられていると言う印象が強い。
ヴァンゲリスの影響も少なからずともあったのだろうね。
またこのアルバムをスティーブ・ハウ、クリス・スクアイヤー、リック・ウエイクマン等のソロと聴き比べると各人のイエスにおける役割が浮かび上がって来て興味深いのと同時に、やはりジョン・アンダーソンこそイエスそのものなのだと改めて確信し納得させられてしまう、何か非常にイエス・サウンドの骨格のような部分を聴き込む内に感じてくる。
この作品が発表された1976年というのはイエスの「リレイヤー」と「究極」の間くらいだろうか?
その割には1973年の「海洋地形学の物語」頃を思わせる曲作りがされているような気がするのは僕だけだろうか?
今聴くと「Flight of the Moonglade」のような印象的な曲も多く、学生の頃とは違って思った以上に楽しめるのは僕が年を取った証拠か...。
ジョン・アンダーソンはこのアルバムについてこんな事を語っていました。
機しくもこの日の夜BBキング・カフェ(また~っ?)でジョン・アンダーソンのライブが行われると言うのを帰宅時に聴いていたラジオで知った。
う~ん、時既に遅し...。
残念でした。
PR
この記事にコメントする
プロフィール
HN:
Euge
性別:
男性
趣味:
夢想、妄想、ナチュラル・ハイ
自己紹介:
ジョン・レノンから影響を受けた、
自称、シンガー・ソングライター...。
今日もニューヨークのアストリアで白昼夢。
自称、シンガー・ソングライター...。
今日もニューヨークのアストリアで白昼夢。
カテゴリー
カレンダー
01 | 2025/02 | 03 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
アクセス解析
カウンター
最新記事
(06/20)
(05/19)
(12/09)
(11/29)
(11/10)
(10/18)
(10/10)
(10/07)
(09/13)
(09/13)
最新トラックバック
ブログ内検索
フリーエリア