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2008/12/22

先週末NYは雪で大変でした。
特に車の運転をしなければならない人にはね~...。
僕も危なかったですよ~。
一時停止の交差点に差し掛かってブレーキを踏んだら車がそのままズルズル~って...。
一時停止で止まっていた前の車にぶつかりそうになったので、ヤバイッ!って思いながらもハンドルを切って反対車線の方へ行って事なきを得ました。
でも反対車線に車が来ていたら、正面衝突でお陀仏だった所。
いや~、怖い怖い 。
そんな路上のコンディションが続いていたせいか、きっと精神的に不安になったんでしょうね、一昨日、運転してる車が滑る夢を見たんです。
そうしたら、どういう訳かその夢にトーキング・ヘッズのデヴィッド・バーンが出てきたんですね。
何で~?謎...。
夢の内容は殆ど覚えていないんですけど、デヴィッド・バーンの事は鮮明に覚えていて、これをきっかけに昨日トーキング・ヘッズのアルバムを久しぶりにCDラックから取り出してきました。

僕はこのバンドのアルバムは実は2枚しか持ってないんです。
ロック名盤ガイドにもよく登場する「Remain in Light」と、この1983年の5作目なんですけど...。

1. Burning Down the House – 4:00
2. Making Flippy Floppy – 4:36
3. Girlfriend Is Better – 4:25
4. Slippery People – 3:30
5. I Get Wild/Wild Gravity – 4:06
6. Swamp – 5:09
7. Moon Rocks – 5:04
8. Pull Up the Roots – 5:08
9. This Must Be the Place (Naive Melody) – 4:56

ロック・オヤジである僕は基本的にロックと名のつくものはいつでも受け入れ態勢万全の状態であるよう心がけています。
しかしながら、いくつかのバンドや作品は音楽的に優れている事や歴史的観点からいかに重要である事が理解できても、どうも自分の嗜好に合わなかったりするんですね。
僕にとって、トーキング・ヘッズはそんなバンドの一つだったんです。
このバンドはパンクムーブメントの70年代後半に圧倒的なオリジナリティを持って登場し、その地位を不動のものにしました。
ブライアン・イーノのプロデュースも手伝い(このアルバムは違いますけど...。)斬新な音楽的アイデアも豊富で、後のミュージシャンに多大な影響をもたらしています。
う~ん、しかしながら...、分かってるんですけどね~、僕は何だか受けつけられなかったんですね~。ダメだったんですね~、トーキング・ヘッズは...。
何かノリが違うって言うか...、面白いと感じる観点が違うと言うか...。
自分には良く理解できないバンドだったんですね~。
ところがぎっちょん。
一昨日の夢のお告げの影響か...。
昨日このアルバム聴いていたら...、おっ~!、えっ~!へ~っ!ぬぬぬ...!ちょこざいな~!おぬしやるの~!っと可也ビンビンに僕の頭の中で彼等の音が響き渡りました。
このアルバム自体きっとポップで聴きやすいんだろうけど、いままで僕がトーキング・ヘッズに起こしていたアレルギー反応は一体なんだったんだろう?と思うくらいでした。
う~ん、これだからCDは売れないんだよね~。
CDラックからはみ出しても更に増え続けるCDを見て、家内が「聴かないCDがあったら売りなよ~。」って言うんですが、そういう訳には行かないんだよね、こう言うことがあるから...。
今後トーキング・ヘッズのアルバムが1枚、1枚と順に増えていく事でしょう...。

それで、このアルバムですけど...。
この作品ににおいて一番のポイントは3曲目「Girlfriend Is Better」の歌詞に出てくる、

Stop making sense

と言う事だと僕は思います。
これは彼等のライブ・アルバムのタイトルにもなっている言葉で、デヴィッド・バーンの音楽観あるいは芸術観を見事に表している言葉でしょう。
...と、この言葉に「意味」を持たすこと自体ナンセンスなんですけども...。

僕の夢にデヴィッド・バーンが出てきたのは何か意味があったのではないかと考えがちですか、本当の所たまたま彼のイメージが僕の脳に残っていて、ふっと出てきただけなんでしょう。
そしてそう言った関連性のないイメージをただ繋げ合わせて一つのものにして行く作業こそが、トーキング・ヘッズの目指したものなのかもしれません。

ただ昨日テレビで「シンプソンズ」というアニメを息子が見ていたら、トーキング・ヘッズの曲がかかったんです。
う~ん、これは単なる偶然ではなく、もしや何かの因果関係があるのか~?
なんて考えてしまう僕はまだトーキング・ヘッズの言ってる事をちゃんと理解できていない(感じ取っていない。)のかもしれませんね。(笑)
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こわかったーーー!
ここ何日か、車の運転、超怖いですよね。。。。。

降り始めの日も怖かったし、かちかちに凍り付いている今も怖いし。車を発進するまで時間はかかるし(氷落としたり、エンジン暖めたり)パーキングはぐだぐだだし。嗚呼!雪よ、氷よ、消えてくれ!!

家はCDはまあおさまる程度しかにのですが、本や漫画本がいつも棚から溢れ出ています。幸いなことにうちの旦那も本好きなので、そのまま溢れ出させております。笑。
しゅうこ 2008/12/23(Tue)05:30:19 編集
Re:こわかったーーー!
雪は嫌ですね~。
いやもう、大げさに言えば命にかかわりますから....。 
特にアメ車は雪に弱いですから大変です。

うちは本や漫画本は処分してしまったんです。
今考えるともったいない気がしますけど...。せまい家なので仕方ありません。
【2008/12/24 12:30】
バーンと激突
アイスバーンを滑ってったら、デヴィッドバーンに当たったってわけですね。ストップメーキングセンス的ストーリー展開で面白いですね。これまでずっとイヤだなあと思ってた奴がなにかの拍子に印象がガラッと変わって好きになるなんてことありますよね。僕はこのバンドの”ストップメーキングセンス”という記録映画を観て印象が好転。この白黒のフィルムはイマジネーションの点では最高の部類に入るコンサートフィルムだと思います。レコードでは"Naked"が一番好きかな。
ミスターT 2008/12/23(Tue)12:59:31 編集
Re:バーンと激突
僕はどちらかと言うと意味を考えたりする方が好きなんですけど、ストップ・メイキング・センスもありじゃないかとは思います。
ちょっと意味不明(と言うより意味なし)の事を言ったりするのも結構好きですし...。
ふんがっ、何のこっちゃ...。

いや~、ミスターTさんも「Naked」に一票ですか~。
僕も先輩にそのアルバムは薦められてたんですよね。
ただトーキングヘッズ自体があまり受け付けられなかったのでチェックしてなかったんですけど...。

う~ん、これは要チェックですね。
【2008/12/24 12:42】
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今日もニューヨークのアストリアで白昼夢。
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