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2007/10/21

いや~、先週も忙しかったな~。
フィラデルフィアまで日帰りで往復したり(まあ片道2時間なのでそんなに大した事ないけど...。)アップステイトへいったり....。
昨日少し落ち着いたので、夜寝る前にヘッドフォンをして音楽を聴く事にした。
で、ピックしたのがスティーブ・ハケットの1979年のこのアルバム。
う~ん、スティーブ・ハケットと言うとどうしても元ジェネシスのギタリストと言う肩書きが最初に来てしまうんだよね~。
これはインストルメンタリストとしての悲しい性か...。
いやいや単に彼の知名度の問題だけかな?
彼がジェネシスを抜けてからのバンドの成功とは裏腹に、地味にプログレ路線をまっしぐらだモンね。この1979年と言えばパンク・ニューウエイブの余韻が続いてる時代なのに...。
う~ん、しかしながらそういう自分を取り巻く環境に左右される事なく、頑なに自分なりの音を発し続けると言うのは逆に賞賛に値するかも知れない...。

1曲目の「Every Day」。
イントロを聴いただけで、あ~、ジェネシスだね~、プログレだね~、と微笑ましくなってしまう。
ジェネシスの持っていた叙情的で淡白色な世界観はスティーブ・ハケットに担う部分が大きかったのかな~と改めて感じさせられる。
しかし難を言ってしまうと、そういった部分が全開しているだけで音に毒気がない。
僕のような偏見的リスナーには物足りなさを感じさせてしまう所である...。
ただとてもドラマティックに曲は構成されているし、彼の奏でるギターのメロディは涙腺を刺激する美しさを持っている。
う~ん、一番美味しい所を自分が持って行っているようだけど(笑)、自分のソロアルバムなんだから当然と言えば当然。
昔NYCのボトムラインで彼のソロ・ライブを観たんだけど、この曲は演奏していたように記憶してる。
2曲目の「The Virgin and the Gypsy」を聴くと、彼の音楽的ルーツを感じさせられる。
トラッドっぽい作品なんだけど、意図的に作られたんではなくて自分の体臭をそのまま出している感じ...。
無理がないというか、自然と言うか....。
う~ん、なかなか良いじゃないですか~スティーブさん、と妙に納得させられてしまうのも束の間...。
3曲目の「The Red Flower of Tachai Blooms Everywhere」で、ちょっとガクッ...。
東洋志向の作品なんだけど、前曲とは裏腹に非常に意図的な感じ。
イエスのスティーブ・ハウのソロなんか聴いても同じ印象を持ったんだけど、色んな事をやろうとし過ぎてるって言うか、発想が貧弱って言うか、どうしてそうなるの?っていう場面に出くわす事が多いな~、プログレ・ギタリストのソロ・アルバムは...。
別に無理に自分が持ってる色んな音楽的側面をいっぺんに見せようとしなくても良いのにね。
ただ4曲目の「Clocks-The Angel of Mons」に繋がる部分の流れが良いので、もしやこの4曲目のイントロ部分として3曲目は存在していたのかななどとも考えてみたり...。
「Clocks-The Angel of Mons」はこのアルバム中出色のナンバー。
時計のクリックの音をこんな風に出していたなんて....。

普段だったらCDが終わる前に撃沈して深い眠りについてしまっているのに、このアルバムを聴いていた昨日はスティーブ・ハケットのギターの音を最後まで堪能する事が出来た。

何だかんだ言って、お気に入りのアルバムなんです....。
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2007/10/16

もうすっかり秋っぽくなりましたね~。
最近は夜も10時頃になると眠くて眠くて...。
ブログをアップする気力などなくなってしまっていました。
今日は仕事が夜なので、今のうちにチャチャっとアップしておこうかな?って思いまして...。

ここ数日聴いているのが、インクレディブル・ストリング・バンドの1974年のこの作品。
このバンドはウッドストックにも出演していて、音的には所謂アシッド・フォーク?系で、ちょっとすっ飛んでるんですよね。
正直言うと、僕は結構苦手な音でした。
でもこのアルバムは比較的普通のシンガーソングライター系の曲が多く、聴きやすいです。
特にアルバム1曲目の「Maker of Islands」はジャケットからも少し想像が出来るような、ピート・シンフィールドの「スティル」やランディ・ニューマンの「セイル・アウエイ」の世界に通ずる、こう、淡く物静かなたたずまいを見せる僕のお気に入りです。
ただ2曲目の「Cold February」ではいきなりライブでの音源が収録されていて、僕はちょっとガッカリ...。
ちょっと昔にもこのブログで触れた事があるんだけど、スタジオ録音とライブ録音がごちゃ混ぜになってるアルバムって僕の性格上受け入れることが出来ないんだよね。
ジャニスの「チープ・スリル」しかりイエスのサード・アルバムしかり...。
いや実際音源がライブのを使っていたとしても、それとは分からなければ問題ないんだけど...。
あの拍手とかMCとかが聞こえると急に興ざめしてしまうんだよね。
音楽の聴き方として、僕は音を聴きながらその世界に没頭するのが好きなんだけど、ライブ盤ってどうしても演奏者の姿が頭にちらついて音の世界に入りにくくなっちゃうんだよな~。
だから僕にはライブだったらライブの聴き方があるので、出来ればスタジオ盤とミックスして欲しくないんです。
ただこの2曲目の曲自体や演奏に関しては何の文句も無し。
ケルト系の笛の音をフィーチャーした良いパフォーマンスだよね。
このアルバムの最後を締めくくる「Ithkos」は19分23秒の大作。
時代的にもプログレッシブ・ロックの影響か?と思われるんだけど、どっちかと言うと短い曲が沢山メドレー的に繋げてあるという印象なので、ビートルズの「アビー・ロード」のB面の作り方に近いんじゃないかな...。

たまにこの手の音も良いですね。


2007/10/8

今日はコロンバス・デイで休日だったけど僕はそれに関係なく仕事。
今週...っていうか、先週か...、ヒマだったからな~。
それにしても、10月も2週目だって言うのにこの暑さは一体何なんだろうか?
今もクーラーをつけていないと汗がタラタラと落ちてきてしまう。
異常気象だね~。

と言う事で(...って、どういう事?とひとりつっこみ)仕事に行く時に元気つけようと思って、当時ビートルズの再来?と言われたナックの1979年のデビュー・アルバムを大ヴォリュームにして聴いていた。
ご存知、大ヒット曲「My Sharona」収録作品なのだが、今こうして聴いてみるとどの曲もノリが良く、アルバムとしてもバランスのとれた良い作品だったと言うのが分かる。
いわゆる「一発屋」としての汚名は、彼等に失礼だったのではないだろうか?(とは言え大ヒット曲は1曲だけだったのは事実..。)
アルバムは「My Sharona」のシングルのB面だった「Let Me Out」で始まる。
1979年と言うと、まだパンク・ロックの余波がガンガンの時代。
この曲もパンクっぽいビートでかなりドライブ感がある。
「Let Me Out」と歌っているけど、僕には「Let Me Come」と言ってるように思えるんだよね...。
つまり、「もう、イってもいいか~!出しちゃってもいいか~!」って...。

失礼....。

そう、でも基本的にこのバンドはこのアルバムで性的衝動をロック・ビートにのせて歌っているだけなんだよね。
パンクのような社会へのメッセージなどでアジるのではなく、それこそエルヴィスや初期のビートルズ、ストーンズがやっていたロックン・ロールなんだよね。

ところでこのバンドには随分と後になってあの天才ドラマー、テリー・ボジオが加入したんだけど、このアルバムの「(She's So) Selfish」って言う曲の盛り上がる部分のヴォーカルが、ザッパのアルバムでボジオが歌ってる「I'm so cute」って言う曲のヴォーカルとイメージがダブるのは何らかの因果関係があったのだろうか?
ちょっと考えすぎ?

それにしても、「My Sharona」。
う~ん、確かにインパクトのある曲ですな。
ギターソロも結構頑張っているんだよね。(途中でネタ切れっぽくなるんだけど、強引に引っ張ってるのが逆にカッコいい...。)
この「My Sharona」の Sharonaさんってのは実在の人物で、


(この写真のお姉さん。)

今は不動産屋なんだって...。どうでも良い話だけど。
ヴォーカルでギタリストのダグ・フェイガーが彼女がいるにも拘らずSharonaにほれちゃってこの曲を書いたらしいっす。
う~ん、まさしく性的衝動...。
これぞロックン・ロール。

「英雄色を好む」ですな....。



2007/10/3

この間日系の古本屋さんで数年前の音楽雑誌を数冊購入。
その中の1冊にイエスの特集記事があった。
基本的にイエスと言うバンドの歴史にちょっとした考察を加えただけのものだったんだけど、この記事を読んで初めて知った事などがあってそれなりに楽しめた。
そして早速昨日イエスのCDを何枚か携帯して仕事に出動。
その中でも、この1994年の作品を久々に聴いて色々と感じるものがありましたわ~。

このアルバムが発売された当時僕はCD屋で見かけて、「えっ、イエスってまだやってたの?」と正直思ったんだよね。
殆ど ”ロンリー・ハート・イエス”には興味が無くなっていたので、当然その時は購入せず。そしてその後もイエスの新作を見かける事があったけど、大した興味を感じる事もなく数年が過ぎ去ってしまいました。

あれは今から4~5年前だったかな~?
ある日マクドナルドで朝飯を食べてる僕の耳にジョン・アンダーソンの爽やかな歌声が入り込んできたんだよね。
そしてそれと同時に「どう考えてもスティーブ・ハウ」と言うスライド・ギターの音も...。
「おおっ、これはもしやイエスではないか?
う~ん、音に奥行きがあるし結構良い曲だな~。一体どのアルバムに入ってるんだろう?」
と言う事で暫く追っていなかったイエスのアルバムをその時数枚購入してみた。
その中の1枚が他でもないこのアルバム。
しかしながら唯一この作品だけに嫌悪感を覚えて、ず~っと聴いていなかったんだよね。
もうのっけからドラムとベースの音がダメだったな~。
(今はさほど気にならないんだけど...。)
同時に買った他のアルバムではベースなんて明らかにクリス・スクワイヤーの音で「イエス」って感じだったんだけど、この作品だけ誰が弾いていても良いような音なんだよね。
ドラムにしても同じ印象だった。
プロデュースはトレヴァー・ラビンだし、これはもう「イエス」と言う名の「トレヴァー・ラビン」のソロ・アルバムに近いんではないかと...。
で、この音楽雑誌にこのアルバム前後でジョン・アンダーソンとトレヴァー・ラビンの間に確執があった事が記されていたので、合点がいったんだよね。
ジョン・アンダーソンには「イエス」と言うバンドをデビューからここまでに育て上げたという自負があっただろうし、トレヴァー・ラビンには時代とともに減速しつつあった「イエス」を再浮上させたのは自分の力によるものだと言う意識もあったのだろうからね。

そしてここで興味深く思えるのが、「Walls」と言う曲。
これはスーパー・トランプのロジャー・ホッジソンとトレヴァー・ラビン、そしてジョン・アンダーソンの共作という事になっている。
う~ん、何故にロジャー・ホッジソンが登場してくるのか?
ロジャー・ホッジソンって線の細い高音のヴォーカルの人なので、僕は以前からジョン・アンダーソンにちょっと似てるな~と思っていたんだよね。
これはもしかして、トレヴァー・ラビンがロジャー・ホッジソンをヴォーカリストとしてバンドに入れようという企みがあったのではないでしょうか?
そしてバンドを「イエス」と言う名前でやるか、または「シネマ」と言う名前でやるか、そんな葛藤があったのではないかと想像してしまいます。
結果的にジョン・アンダーソンがヴォーカルに収まったからこのアルバムは「イエス」の作品になった訳なんだけど...。
トレヴァー・ラビンはこの作品では「イエス」の音はやりたくなかったんだろうね。
何か別なもの或いは「イエス」から進化したものを求めていたんだろうと想像します。
となると、僕がベースとドラムの音に違和感を覚えたのも当然のことかもしれませんな~。

この作品は僕みたいにガチゴチに「イエス」と言うバンドのイメージを作り上げてしまって、全てをその型にはめ込もうとしてしまう聴衆に向けてのトレヴァー・ラビンの挑戦だったかもしれませんな~。


2007/10/1

もう10月ですな~。
今年もあとたった3ヵ月。
悔いのない1年になるように頑張らないと...。

先週末NYアップステイトのNewburgh,にあるLawrence Farms Orchardsという農園にリンゴ狩りに行ってまいりました。
この農園の良い所はりんご以外にもブドウやかぼちゃその他各種野菜もある事。



その場でもぎ取って食べる分には全て無料。
しかしながら張り切ってリンゴをもぎ取ったのは良いけど、量り売りの値段にしたら近くの八百屋よりも高いらしい....。
まあ、「リンゴ狩り」というアクティビティ代だからね。
それは別に大した問題じゃない。



天気は良かったし、農場から見える景色は最高だったし、良い週末でした。



2007/9/24

あ~、激忙でしたよ、先週。
早朝から夜中まで働いて更に1週間休み無し。
やっと今日休みが取れたんですけど、明日からまた忙しそう...。
マンハッタンでは国連のミーティングのせいで、交通渋滞が凄そうだし。

と言う事で、久々のブログ更新ですが...。
本当はこの記事先週にアップする心算だったんですよね~。
いや~、参った参った。

先々週の日曜日に家の何軒か先でガレージ・セールをしていたみたいで、子供を公園に連れて行った帰りにのぞいたんだけどその時はもう時間切れで終わっていた。
しかしながら売れ残りが「持ってけ、泥棒!」状態で置かれていたので物色してるとラッキーにもCDが結構残っていた。
殆どがヒップ・ホップ系(多分...。実際は知らない。)のようだったので「う~ん、あまり興味ないな~。」などと思っていたんだけど、その中に紛れてトリ・エイモスのこの作品が...。
「お~っ、これはまだ聴いていないな~。ではこれを頂いていきましょう。」と自宅に持参。
翌日仕事へ行く時に携帯し、車中で早速拝聴いたしました。
タイトル曲「Crucify」とそれに続く「Winter」 。
ケイト・ブッシュのイミテイターと見られがちなトリですが、ここら辺を聴いている限りはケイトほど女性の持つヒステリックな部分を露骨に表現はしていないと言う印象を受けますな。
どちらかと言うと、内に秘めたヒステリーという感じでとてもミステリーです。
曲は両曲とも重くまた暗さを持ってるけど、ドラマティックに仕上がっていてとても聴きやすい。
曲作りにしても、オリエンタルなフレーズを挿入したりして引っ掛かりを持たせ、アレンジも大袈裟にならない程度に仕上げていますね。
とても聴き手の事を考慮しているようで、うまいっす。

ここまで聴いた時点で僕は既にトリの世界に浸かりつつあったんだけど、この彼女のオリジナル2曲の次に「An~gie ♪~、Angie~♪」の歌声が聞こえたときはもう本当にトリ肌もんで、ぞぞっ~としてしまいました。
ストーンズの超名曲の「Angie」のカヴァーっすね。
いや~、これは素晴らしい。
僕は運転しているのも忘れて聴き入ってしまいました。(相変わらず危ない運転手です...。)
その感動も覚めやらぬうちに再び聴きなれたメロディが...。
おおっ、これはまさかの「Smells Like Teen Spirit」
ニールヴァーナの激しい演奏とは正反対のピアノ弾き語り!
う~ん、これは「あり」ではないでしょうか。
アレンジがシンプルな分言葉がダイレクトに伝わってきますな~。
(トリのインタヴューもどうぞ。)
まさかカヴァーはこれで御終いだろう...などと思っている僕の頭をゴッツンとやってくれたのは、駄目押しの「Thank You」。
ここのところ再結成の話題で巷を賑わせているご存知レッド・ツェッペリンの超名曲ですな。
しかし、これに関してはトリさんちょっと考えすぎちゃったかな?っていう印象を少し受けました。
良いんですが、前2曲のカヴァーに比べると弱いかな?

アーティストって言うものは、画家にしろ、作家にしろ、映画監督にしろ、もちろんミュージシャンにしろ、常にオリジナリティつまり独創性とか斬新である事などに背中をつつかれているものなんですよね。
だからミュージシャンがカヴァーをやると言うのはその独創性から1歩後退してるって言うか...。
ジョン・レノンやボブ・ディランもカヴァー集みたいなアルバムがあるけど、両者ともそれはスランプの時に出してるんだよね。
創造力が少し減退した時にカヴァーでごまかすみたいな...(笑)
何もない白い紙に絵を書き始めるのではなくて、もう下書きがあるものにただ色を塗っていく作業に似ていると思うんです。カヴァーって...。
ただアーティストの中には色を塗る事に長けているいる人もいる訳で、そういう自分の才能を知ってる人達はあえてオリジナルをやらずに斬新なカヴァーでアーティスティックな部分を表現したりしている。
ヴァニラ・ファッジみたいに。
或いはそう言うアーティストの宿命に囚われずに、「だってこの曲好きなんだもん。」みたいな非常に素人っぽい発想でカヴァーをやっていく人達も一方では存在している。
トリ・エイモスのこのカヴァーは明らかに後者で、これらのカヴァーは恐らくは彼女がリスナーとして大好きだった曲だったんでしょう。
好きな曲を好きなように歌ってみたいというとても単純な願望からスタートしてるので、変な力みがない。
とても自然なんです。
だから聴衆の耳にも、す~っと入ってきてくれる。
カヴァーの大成功例の一つですね。


2007/9/13

いや~、大分ご無沙汰してしまいました。
ニューヨークも9月になって随分と秋めいてきましたね。
皆さんお元気でしょうか?

このところ連日のように早朝に仕事が入っていたので、結構大変でした。

と言う事で、ここ数日このデキシー・ミッドナイト・ランナーズの1982年のアルバムを聴いていました。

う~ん、懐かしいですな~。

「Come on Eileen」 。

この曲は可也ヒットしたように思いますが、このバンドその後が続かなかったんですね。
数年前にVH1の「one-hit wonders」と言う番組でこの曲がエントリーされていたのを見ました。「one-hit wonders」...つまり「一発屋」と言う事ですな。
確かにアルバムを聴いているとこの曲は他の曲に比べ可也抜きん出ているけど、結構他にも「The Celtic Soul Brothers (More, Please, Thank You)」や「Old」、「Plan B」と言った良い曲が収録されているんです。
特に「Old」なんて好きだな~。
昨日仕事帰りにハイウエイを走っていて、沈んでいく夕日を前に見ながらこの曲を聴いていたら涙がチョチョ切れそうになりました。
ただ僕にはこの人達の歌詞がよく聞き取れないので、あまり何を歌ってるのか分かりません...。
この人達って、アイリッシュ?
そのせいかどうか、日本でもこんな風に勘違いされていましたけど(笑)...。


2007/9/3

今日はレイバー・デイの休日。
明日からは学校も通常どおり始まり、今年の夏のヴァケーションはこの日を持って終了...。

う~ん、まさしくドアーズの「Summer's Almost Gone」って感じですな~。 

と言う事で、我が家は前回のサーフ・フィッシングのリベンジをしにLong Island の Captree State Park と言う所へ釣りをしに行ってきました。
朝5時に出発。
Captree State Park へは6時前には到着。
9時半くらいに近所の友人家族が合流して、結局3時くらいまで釣り三昧。
しかしながら、我々は前回のリベンジならず..。
全く釣れませんでした。
友人家族はこの釣り場へは6年位前から毎年来ているので、場所を熟知していて、釣竿など持ってこずに網のようなトラップで蟹を捕まえていました。

う~ん、そうだったのか...蟹か...。

周りでは釣糸を垂らしている人達も沢山いたけど、確かにそんなに多くは釣れていないようだった。
しかしながら数人の達人っぽい人達は、カレイなどを釣っていたので全く釣れない所ではないんでしょうな~。
やはり腕によるものでしょうか....。

まだ真冬になるまでは数度このリベンジに再び来れるでしょう。


2007/8/30

昨日久しぶりに近所のカフェのオープン・マイクに行って歌ってきました。
いや~、1曲目の途中で歌詞が出てこなくて、ハミングでごまかしてしまいました...。

素人丸出し。

ステージ上の僕から見える聴衆の顔に、ありありと同情の色をうかがう事が出来たので、もう汗がタラタラ...。
しかしながら、残りは何とかテンションを上げる事が出来無難に2曲演奏しました。

う~ん、こんな事初めてだな~。

練習不足は分かりきった事なのだけど、それより集中力が落ちてきているような気がします。

次回(いつ行けるか分からないけど...。)もっと気合を入れて頑張らないと...。



2007/8/27

昨日の日曜日、気まぐれ親爺の気まぐれが起こりまして、外出している家族のために夕飯のカレーなどを作っておりました。
蒸し暑い夕方の台所。
気まぐれ親爺は人目を気にする必要が無いので、パンツいっちょうと言う格好でジャガイモの皮などを剥いていました。
そして、BGMが必要だな~、などと思ってピックアップしたCDがこれ。

ビレッジ・ピープル。

ディスコ。

懐かしいですな~。
久しぶりに聴きました。

しかしながら、裸同然という姿でカレーを作っている親爺の後ろで ” Macho ~Macho Ma~n ♪” なんて歌われていたら、ふと我に返って豪く恥ずかしくなってしまいました...。

いや~、それにしても今更ながらビレッジ・ピープルの曲はタイトルを見ただけでも、「おっ~、いかにもその世界ですな~」って言うのばっかり...。
「Y.M.C.A. 」「Macho Man」、 「In The Navy」 、「 Fire Island」、 「San Francisco」 ....。
ゲイの人達も逆におちょくられた様な思いはしないのだろうか?と心配になってしまいました。

「Y.M.C.A. 」。
う~ん、実は僕はニューヨークにはじめて来た時暫くの間「Y.M.C.A. 」に住んでいたのですが、ちょっとした事件に遭遇した事がありまして...。
あれは住み始めて1ヶ月くらい経った頃だったかな~。
同じ「Y.M.C.A. 」に住んでいた日本人の人達と知り合いになってニューヨークの情報とかを交換し合っていた頃でした。
その人達は早々とレストランなんかで仕事を探してきていて、「あ~、俺も仕事( JOB )を探さなきゃな~。」なんて常日頃感じていたんですよね。
或る晩僕は夜中部屋でテレビを観ていたんですが、誰かが僕の部屋のドアをノックするんですね。
夜中の1時とか2時くらいでした。
その夜は知り合いになった日本人の人達は皆ワシントンDCへ行っていたので、僕の部屋をノックするような人はいないはずでした....。
ちょっと不安になり「誰だろう...?」とドアののぞき穴から外を見たんですが誰もいない。
チェーンをつけた状態でドアを開けてみると、僕の部屋の前に紙が落ちてるんですね。
「何だろう?」と思ってその紙を拾い上げてみると...。

Come to the bathroom 5 minutes later
I will give you blow job

と書かれておったんです。
しかしその頃は英語のヴォキャブラリーが可也少なく、「blow job」の意味を知らなかったんですな~。
仕事( JOB )を探していた僕は「う~ん、夜中にトイレで blow job ...。これってどんな仕事なんだろう?トイレ掃除かなんかだろうか?時間にしていくら位もらえるんだろうか?」なんて1人で思いをめぐらしておりました。
しかし仕事をくれるにしては何だか妙な気がしたので、一応英和辞典で「blow job」を引いて見ると...。

あっちゃ~、そうだったのか~。
やばいやばい...。

と思った訳です...。

(すみませんが「blow job」の意味を知らない方は、ご自身でお調べになってくださいませ..。)

後で聞いた話なんですが、その日本人の人達のひとりもゲイの人のターゲットになり、しつこくお誘いを受けたそうでした。

う~ん、恐るべし「Y.M.C.A. 」。

日本ではこの曲が大昔「ヤングマン」としてヒットしましたが、原曲は実はこんな事を題材にしていた訳ですね~。
曲は歌い手やシチュエーションまたは聴き手の解釈で色々に変化するものですが、この曲のカヴァー「ヤングマン」に関してはちょっと頭を傾げてしまいます。

ちなみに「 Fire Island」はニューヨークのロングアイランドにある所で、ヌーディスト・ビーチがあるそうです。
1度ゲイのクラスメートに説明を受けたことがありました。
プロフィール
HN:
Euge
性別:
男性
趣味:
夢想、妄想、ナチュラル・ハイ
自己紹介:
ジョン・レノンから影響を受けた、
自称、シンガー・ソングライター...。
今日もニューヨークのアストリアで白昼夢。
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