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2007/4/13

僕の仕事は前日に次の日の仕事の内容が分かるので,あらかじめ道に迷わないように下調べが出来るので助かる。またこの時代インターネットのお陰で行き方が簡単に分かるので本当に楽になった。
我々に比べるとタクシーなんて大変だな~と思う。
お客さんが乗ってきた時点で初めて行き先が分かるわけだから、インターネットで地図を調べている余裕なんてあるわけがない。
ボブ・ディランのバックで演奏するのと似ているかな?
あらかじめ演奏曲を知らされていない状況で、ステージ上でディランが弾き始めて初めてどの曲を演奏するのか分かってたらしいからね~。
全てのインフォメーションが頭にインプットされていないと出来る仕事じゃないよね。

今日はBraircliff Manorと言う所に行く事になっていたので前日に地図を調べていたら、最寄の駅がScarboroughという場所なのを知った。
おおっ、これはサイモン&ガーファンクルの「 Scarborough Fair」で有名な街と同名の場所ではないですか!( この曲のScarboroughはイギリスの街)
ではでは、持参していくCDにサイモン&ガーファンクルは勿論の事、ストーン・ローゼスも、はたまたエニッドも入れちゃいましょうと、まるで遠足に行くような気分でCDケースにこれらのアルバムを入れていった。

う~ん、まるで子供ですな~...。

このニューヨークのScarboroughはハドソン川に面したところに位置し、そこには美しい風景が広がっていた。
ここに到着するまでにサイモン&ガーファンクルのアルバムは聴き終えてしまったので、この街に入って待機している間にはエニッドというバンドのこのアルバムを聴く事にした。

う~ん、いきなり春の訪れを思わせるようなイントロ...。
この時期に聴くにはうってつけだ~。良いね~。
...と思いきや、
直ぐに、変拍子、キメやユニゾンの多いフレーズ、テクニカルでクラッシック的なピアノと、次々に典型的なプログレが展開してゆく...。
お~、素晴らしい。
これでは春の訪れどころか満開の花びらをどんどん吹き飛ばすような勢いですな~。
しかしながらこれほどのプログレがあんまり全体にへヴィな印象を受けないのは何故だろうか?
ギターの音は歪んでいるし、ドラムも可也派手にオカズを入れてくるんだけどね。
う~ん、結局ロックの持っている下世話な部分が意識的にか無意識でか排除されているので、良い言い方をすると、とても聴きやすいロック寄りのイージー・リスニングになってるからなんだろうね。
僕のような下世話な人間には少し物足りない部分なんだけど、今日のようなシチュエーションで聴くには気にならなかった。
2曲目の「Once She Was」と言う曲が「 Scarborough Fair」のアレンジ曲である。お馴染みのメロディを基調にしてるものの、そこはプログレ、1曲目と同じくめまぐるしく曲は展開していく...。

このアルバムのタイトルは「Six Pieces」。
オリジナル作品は6曲収録だったがCDにはボーナス・トラックが1曲で全7曲と言う事になっている。
う~ん、これでは元々のアーティストの意志と言うものが尊重されず、まるっきり無視されてしまっているようで、リスナーにとっては良い事なのか悪い事なのか...。
更に僕のCDは摩訶不思議な事に更にもう1曲収録されていて全8曲になっている。
ジャケットには全7曲と明記されているんだけどね...。
一体どういう事態が起こっているんでしょうか?

このアルバムは実際の所「Six Pieces」なのか「Seven Pieces」なのか「Eight Pieces」なのか?
数が多ければ良いって訳でもないだろうし...。

責任者出せ~、責任者~!
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ボーナストラック
このアルバムは何時頃の作品ですか?プログレ全盛期なら70年代初頭ですかね?名前だけは知ってました。イエスがバッファロースプリングフィールドの曲を取り上げてたり、イギリスのバンドが演奏する曲は思いがけないものがあって面白いですね。
確かにボーナストラックは作品を破壊しますね。CDというフォーマットは音楽を身近にしたかも知れませんが、作品という概念を遠ざけてしまった感があります。画面が大きくなった分、内容が薄められてしまう恐れがあります。脳の体力を考えても集中して聴けるのは、20-30分じゃないでしょうか?アナログ世代の習性なのかも知れませんが。
ミスターT 2007/04/16(Mon)10:52:15 編集
Re:ボーナストラック
このアルバムは1980年の作品みたいです。
このバンドはプログレ全盛期が下降線を辿り始めた頃(パンク全盛)のバンドだったんですね。

>イエスがバッファロースプリングフィールドの曲を取り上げてたり、イギリスのバンドが演奏する曲は思いがけないものがあって面白いですね。

そうなんですよね。
僕はパープルが「黒くぬれ」のカヴァーをしていたのが何だか妙な感じがしてました。
ディープ・パープル=ローリング・ストーンズ????

>確かにボーナストラックは作品を破壊しますね。CDというフォーマットは音楽を身近にしたかも知れませんが、作品という概念を遠ざけてしまった感があります。

アーティスト側はここら辺をどう感じているんでしょうね?
ボーナス・トラックだけを寄せ集めて改めて作品を作ってくれた方が僕としては嬉しいんですけどね....。
【2007/04/17 09:51】
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ジョン・レノンから影響を受けた、
自称、シンガー・ソングライター...。
今日もニューヨークのアストリアで白昼夢。
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