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2008/8/12

数日前にちょっと不思議な偶然が重なって、何となく気持悪いような気がした。

その日何故か妙にグレイトフル・デッドを聴きたくなって、仕事に彼らのアルバム「ブルース・フォー・アラー」を持参して聴いた所、僕にとって近年にないくらいの大ヒット。
いや~、このアルバムって凄いな~って感動の嵐に巻き込まれ、何度もリピートして聴いていた。
そして、一応交通情報や天気予報の確認の為ラジオのニュース局にスイッチして聞いたニュースに驚いた。
その日はグレイトフル・デッドのシンガー&ギタリスト、ジェリー・ガルシアの命日だったのだ。
お~、何と言う偶然。
これは、ジェリー・ガルシアの霊にデッドを聴くよう仕向けられたのか?(笑)、な~んて、思っていた。

そして一昨日。
やはり何故かアイザック・ヘイズのこの1971年同名映画のサウンドトラックを聴きたくなった。
そして仕事に持参して聴きながら、お~、カッチョえ~、何て感動に浸っていたが、交通情報の確認の為ラジオのスイッチをひねると...。
何とアイザック・ヘイズが亡くなったとのニュース。

え~っ。

う~ん、単なる偶然とは言えこんな風に連日で似たような事が起こると何だか気味が悪い。
これからは仕事に持参するCDの選択にも気を付けないと...。

でも、昨日はこのアルバムをず~っと聴いていたので大丈夫。

1. Theme from Shaft
2. Bumpy's Lament
3. Walk from Regio's
4. Ellie's Love Theme
5. Shaft's Cab Ride
6. Cafe Reggio's
7. Early Sunday Morning
8. Be Yourself
9. A Friend's Place
10.Soulsville
11.No Name Bar
12.Bumpy's Blues
13.Shaft Strikes Again
14.Do Your Thing
15.The End Theme

アナログ盤では2枚組の大作だったようですな。
ソウルをベースにしたインスト中心(ヴォーカルがあるのは3曲だけ)の所謂映画音楽なんだけど、マンハッタンの街中を車で走りながら聴くBGMとして最高に気分を盛上げてくれる。
昨日は涼しかったのでエアコンを切って窓を開けながら大音量で「Theme from Shaft」を聴いていたら、信号で隣りに止まった黒人のおっちゃんがこっちを見て「Yeah, Baby」と言っていた。
この大ヒットした「Theme from Shaft」は今聴くとソウルからディスコへの起点に立ってるような気がする。
リズムが軽快になり、ストリングスのアレンジがより洗練され、音がつややかになっているせいか...。
しかし14曲目の「Do Your Thing」は20分近くに及ぶ大作で、泥臭いファンキーなジャムをダラダラと繰り広げていて僕は気持ち良い。
これは一度でもワンコードなりツーコードなりスリーコードなりのジャムを経験したことのある人なら分かってもらえるかも知れない。
これを聴いているとまるで自分がジャムっているかの錯覚に陥るのだ。

ところで、この邦題「シャフト旋風」(だったと思うけど)と言う映画は、黒人による黒人の為の映画という事で話題になった作品だったと記憶している。
60年代に白人社会に溶け込もうと努力した黒人社会。
その結果、70年代に入って出来たのが黒人による黒人の為の映画だったのはあまりに悲しい。

今年、もしかすると初の黒人大統領になる可能性のあるアメリカ。
実際の所根底の部分では70年代からどれほどの変化があるのだろうか....。
アイザック・ヘイズも天国から見守っている事だろう。

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ああ、あのいいこえがー!
アイザック・ヘイズさんのあの深い声、素敵でした。。。。
(あれを耳元でやられたら大概の女性は、、、、)

シャフトはリメイク版も見たけれど、オリジナルの方がかっこいいですね!!
しゅうこ 2008/08/12(Tue)23:16:03 編集
Re:ああ、あのいいこえがー!
>アイザック・ヘイズさんのあの深い声、素敵でした。。。。
>(あれを耳元でやられたら大概の女性は、、、、)

Can you dig it ? なんて言われたら、Yes としか答えようないですもんね。
あの声には男だってやられてしまいます(って、変な意味じゃないです)

>シャフトはリメイク版も見たけれど、オリジナルの方がかっこいいですね!!

おおっ、両方見たんですか。
これは気合が入っていますね。
実は僕はオリジナルも未だ観ていないんです....。
今度見ないと...。
【2008/08/13 18:56】
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ジョン・レノンから影響を受けた、
自称、シンガー・ソングライター...。
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