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2008/9/10

これまた長いことブログをサボってしまいました。
と言っても、今月に入って仕事が忙しくなったので仕方がないんだけど...。

実は先週の金曜日にのプログレ好きのおじさん4人が集まって、何やかんやとロック談義で大いに盛り上がったんだよね。
う~ん、ああやって飲みに行くなんて何年ぶりの事だろうか?
でも良いね、好きな事で盛り上がれるのは。
ストレスの発散になる。

そのうちの一人の人とは初対面だったんだけど、その人はベックの大ファンで僕がベックの作品の中でどれが一番かって訊いたら、この通称「オレンジ」という1972年のこのアルバムを上げていたんで、僕は先週から久々にこれを聴いていたと言う訳です。

All tracks composed by Jeff Beck; except where indicated

1. Ice Cream Cakes
2. Glad All Over (A. Schroeder, S. Tepper, R. Bennett)
3. Tonight I'll Be Staying Here With You (Bob Dylan)
4. Sugar Cane (Beck, Steve Cropper)
5. I Can't Give Back The Love I Feel For You (Valerie Simpson, Nickolas Ashford, Brian Holland)
6. Going Down (Don Nix)
7. I Got To Have A Song (Stevie Wonder, D. Hunter, L. Hardaway, P. Riser)
8. Highways
9. Definitely Maybe

Personnel
Bob Tench on vocals
Clive Chaman on bass
Max Middleton on keyboards
Cozy Powell on drums
Jeff Beck on guitar

いや~、相変わらず尖ってますねベックのギターは...。
尖り加減では「ワイアード」が最高かなと思っていたけど、いやいやこの頃のベックも可也ギラギラです。
「ワイアード」はギター・インストの作品だからギラギラなのは当然なんで、基本的にこっちはヴォーカル・バンドだから刀が鞘に納まってる感じだよね。
でも刀自体は両方とも全く同じ切れ味なんだな。

しかし、いつも思うんだけど、ベックって兎に角ギターが1番大切なんだね。
ギタリストだから当たり前だろ!って?
いやいや、僕が言いたいのは、彼は音楽よりギターの方が大切だと思ってるだろうって事。
こう言うギタリストっているようでそんなにいないと思う。
ジミー・ペイジだって、クラプトンだって、ギターは音楽を奏でる為にあるって言う認識の下で演奏してると思うし、あのジミヘンですらきっと音楽が最優先だったと思うよ。
でもベックは違っているんだな~。
ギターじゃなけりゃ音楽をやる意味がない位に思ってると思う。
いつものように何の根拠もなく言ってる僕ですけど...。

でもさ、だからかこのアルバムでは圧倒的に「I Can't Give Back The Love I Feel For You」と「Definitely Maybe」の2曲のインスト・ナンバーが光っていると思わない?
Bob Tench のヴォーカルが良くないって言う事じゃないんだけど、やはりジェフ・ベックのような刀は鞘に納まったままでなく、バッサバッさと切らないと輝きを失ってしまう名刀なんだろうな~。
クラプトンなんかは鞘に納まったまま博物館に保存されてしまった感があるけど...。
ギター・インストにベックが踏み込んだ出発点はここら辺にあったのかな?

しかしまあ、ジェフ・ベック・グループ第1期のセカンド・アルバムはリンゴのジャケットで、第2期のセカンドはオレンジとは...よっぽどベックはフルーツが好きだったんだろうか(笑)
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無題
コージーのドラムがいいねぇ~。
レインボー以降のドタドタじゃなくて泥臭い感じが!
そういえば来日しますがチケットがバカ高いので断念。。。
ふろぱぱ 2008/09/11(Thu)16:28:46 編集
Re:無題
>コージーのドラムがいいねぇ~。

そうっすね。
アルバムの始まりがドラムからって言うのも、コージーへのバンドの信頼を感じさせるし(えっ、そんなことない?)、ベックが自分にソックリな顔したドラマーをバンドに入れたことからも彼のドラミングに対する評価が高かった事が想像できるもんね。(ベックだったら自分に似てるだけでバンドには入れなかっただろうからな~、...って、そんなことない?)

>そういえば来日しますがチケットがバカ高いので断念。。。

そうですか。
近年こちらも大分ライブのチケット代は上がったみたいで...。
殆ど観に行っていないです。
【2008/09/12 09:14】
無題
蜜柑かー。
ベックはいいよなー。
このブログ開けたら見慣れて見飽きた聴き倒して聴き倒した私まだまだ子どもだけれども大満足のイツビナハードデズナ。今日はツルース聴いて、マンザの2作目聴いて、次フリーにいくかベックのどれかにいくか迷い。
そうだ。
下記のえー感じやわー、あなたのことは今でも忘れてないわ。
裸のお姫様かー。にコメントしようと思い、困った困った。
幕開けの10秒位のドラムイントロ。これが蜜柑を皮までしゃぶる吸引力を持ち。また皮から齧る無限の鏡。
でも、今の私はフリーに決定。
syd 2008/09/11(Thu)23:18:51 編集
Re:無題
sydさん、シュールなコメント有難うございます。

しかし3枚もアルバムが聴けるのは凄いですね。
最近僕は年のせいか、ヘッドフォンで音楽を聴いているとアルバムの半ばで撃沈してしまって、ろくに最後まで聴いたためしがありません。

フリーに決定ですか。
う~ん、実はこの後仕事なんですが、僕もフリーのアルバム持参していきます。
何のアルバムにしようかな...。
【2008/09/12 09:30】
ハードギター
ベックのギター感には同意します。どうも本当にそうらしい。ベックはギターを弾いていない時は、いつもガレージで車をいじっているんだそうです。だから、ギターショップのジャケットそのままの男なんでしょう。どうもそこら辺が僕がベックに入っていけない理由のような気がしています。音楽より先にギターありき。レコードをほとんど持っていないオーデオマニアみたいですね。音楽より”音”そのものに最大の関心がある人っていますからね。
ベックグループは幻の第三期があったんだそうです。Max MiddletonとKim Milford(ボーカル?)それにBogertとAppice. 1972年の後半にこのメンバーで発足。年が明けると前の二人が辞めてトリオとなってBBAで再出発。ベックはハードロック路線でZepとタメ張りたかったんだろうか?ベックのギターの音は硬いのでハードロックというより、ハードギターというのが正しいような気がしますが。
ミスターT 2008/09/15(Mon)10:45:06 編集
Re:ハードギター
>ベックのギター感には同意します。どうも本当にそうらしい。

やっぱり、そうなんですかね...。
ギターへの拘りは凄く感じるんですが、音楽そのものに対する情熱は少し冷めてるように前から感じてたんですよね。
勿論それぞれ全く別物ではないですから、僕が言ってるのは程度の差でしかない訳ですけど...。

>レコードをほとんど持っていないオーデオマニアみたいですね。

なるほど。
それに近いかもしれませんね。

大学の時の友人にステレオ・オタクがいて、可也良い物持ってたみたいだったんですね。だから何か彼のレコードを録音してもらおうと思って「どんなレコード持ってるの?」って訊いたら「そうだな~、とんねるず、とか...。」って答えられたときは「アジャパー...。」のお手上げ状態だったのを覚えています。

まあ、ベックは当然そんなレベルの話ではないんですけど...。

>ベックグループは幻の第三期があったんだそうです。

そうだったんですか。
あくまでもベック・グループのはずだったんですね。

それにしてもBBAって可也好きだったんですけど、何故に1枚で終わってしまったんでしょう?
【2008/09/16 02:36】
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ジョン・レノンから影響を受けた、
自称、シンガー・ソングライター...。
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