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2008/9/27
いや~、もう今週は国連総会のおかげで大変な迷惑をこうむりましたわ。
...って、あんまり自分勝手なことを言ってはいけないけど(皆さん世界平和のためにやってはるんでしょうから...。)
もう街中彼方此方道路が閉鎖されて大渋滞。
特にブッシュが来ていた火曜日(大統領を呼び捨てですか?)は、もう最低だった。
通常全く渋滞がない時JFK空港~マンハッタン間は20分から30分で行ける。ただ基本的にいつでも混んでいるので、大体1時間を目安にしているけど。
ところが火曜日はこの渋滞のせいで2時間以上かかった。
2時間以上ですよ!
2時間って言ったら、マンハッタンからウッドストックまで行けちゃうよ!...って、あまり実感のない例えだけど...。
お客さんにも流石に苦笑いで、「今までの最長時間ですな。」などと皮肉を言われてしまった...。
大体において何で国連はニューヨークにあるの?
どっか海の真ん中に島でも作ってさ、そこに国連は移転してもらいたいよね。
そしたら一般の人には全く迷惑はかからないから。
と、そんなこんなで今週はカナダのロック・バンド、ラッシュの1977年のこのアルバムを聴いていた。
「王よさらば。」とでも訳せばいいのかな?
そう言えば、王監督が引退を表明したらしいけど...関係ないか...。
All songs music written by Alex Lifeson and Geddy Lee with lyrics by Neil Peart, except where noted.
1. A Farewell to Kings (Music: Lee, Lifeson, Peart) – 5:51
2. Xanadu" – 11:08
3. Closer to the Heart (Lyrics: Peart, Peter Talbot) – 2:53
4. Cinderella Man (Lyrics: Lee) – 4:21
5. Madrigal – 2:35
6. Cygnus X-1 (Music: Lee, Lifeson, Peart) – 10:25
このアルバムが発表された1977年はロンドン・パンク元年で、パンク・ロックが隆盛を極めていた時。
パンク以外のロックはオールド・ウエイブなんて言うカテゴリーで一まとめにされてしまって、目の敵にされていた。
特に前記のピンク・フロイドに代表されるプログレはそう。
それにも拘らず、キング・クリムゾンのロバート・フリップなどはパンク・ロックを絶賛していたし、他の所謂オールド・ウエイブの代表的なアーティストでも同様のにパンクに賛辞を送っている人は多かった。
そんな中、ロンドンからもニューヨークからも少し距離のあるカナダで(実際地理的距離なんてあまり関係ないんだけど...。)オールド・ウエイブというか、ある意味時代錯誤に近かったプログレッシヴ・ロックを後追いの形でやっていたラッシュにとっては、この事態がどういう風に写ったのかとちょっと謎だった。
でもこのまさにパンク旋風ど真ん中の時代にリリースされた、このアルバムが示す「王様の終焉」と言う意味を考えると、それはやはり「オールド・ウエイブのロックの終焉」と自ら自虐的になって語っていたのかな~なんて思ったりもしていた。
う~ん、しかしながら今回聴いていて、「そうじゃないな~...。」って勝手に自己反論してしまった。
それは今回マンハッタンを車で走っていて、パトカー数台に警護されながら移動してる各国の要人達の姿を見ながら漠然と思った事。
一体何でこんな事が起こっているのでしょう?
まるで彼等は昔の「王様」達のよう。
でももう、「王様」は要らないよ、特に私利私欲でぶくぶく太った王様は...。
ジョン・レノンが「イマジン」で
Imagine there's no countries
It isn't hard to do
Nothing to kill or die for
And no religion too
Imagine all the people
Living life in peace...
って、歌ってたように、「国」なんて、「王様達」なんて、ないことを想像してみようよって、自分に語った時に、ああ、やっぱりこのラッシュのアルバムは純粋に「Peace」を歌っていたのだな~って実感した次第で...。
まあ実際2曲目の「Xanadu」とは桃源郷を意味した言葉で、ある一部の権力者に支配される世界でない理想郷を表現してるんだろうし...。
そして「Closer to the Heart 」でも
And the men who hold high places
Must be the ones to start
To mould a new reality
Closer to the heart
と歌われているように、現代の王様達に送られたメッセージであるんだろうな~と分かる訳で...。
いや~、やっぱりこう言うメッセージは実際、世界中の「the men who hold high places」に聞いてもらいたいっすね。
本当に。
そうしたら、渋滞も起こらなくなるし...、って随分と言ってる事が小さいな...。
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自称、シンガー・ソングライター...。
今日もニューヨークのアストリアで白昼夢。
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