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2008/3/6

ここのところ気持ち良い天気が続いていて嬉しいですね。
予報では明日雨ですが...。

と言う事で、昨日からブルー・アイド・ソウルと言われたヤング・ラスカルズの1967年の名作を聴いています。

01 .  A Girl Like You
02 .  Find Somebody
03 .  I'm So Happy Now
04 .  Sueño
05 .  How Can I Be Sure
06 .  Groovin'
07 .  If You Knew
08 .  I Don't Love You Anymore
09 .  You Better Run
10 .  A Place in the Sun
11 .  It's Love

ヤング・ラスカルズは彼らのソウルフルなヴォーカル・スタイルからかブルー・アイド・ソウルなどと呼ばれていますが、僕にはサイケ色のあるソフト・ロック的な感覚がソウルと同じくらいの比率で彼らのサウンドに存在してると思います。
2曲目の「Find Somebody」のイントロのギターなんてフーの「キッズ・アー・オールライト」を連想させますし、ギターの音がステレオで左右に移動するのは明らかにサイケな効果を狙ったものでしょう。(時代的なことでしょうがないのでしょうが、音がぶつ切りっぽくなってるのが残念と言えば残念です。)

いや~、それにしても5曲目の「How Can I Be Sure」、良いですね~。

How can I be sure
In a world that's constantly changin'?
How can I be sure
Where I stand with you?

60年代と言う時代の副産物なのでしょうか?
う~ん、いや時代的なこともあるかもしれないけど、人間として生きてる以上恒久的に感じる疑問なのでしょう。
一体自分のこの感じてる事って言うのが何処まで真実なのか?
果たして自分が「赤色」と見ている色は、他の人の目に同じに映っているのか?
果たして自分の聴いてる音を他の人も同じ音に聞こえているのか?
誰にも分からないんですね。
何を信じて良いのか分からないこの不安定で不確かな自分自身。
美しいメロディにのせて歌われるこの混沌とした精神の葛藤は今の時代にも疑問の投げかけてきます。

素晴らしい。

そして名曲「Groovin'」。
言わば前曲「How Can I Be Sure」の返答と言っても良いかも知れませんね。
この Groovin' な感覚。
不確かなこの世界でも「この感覚は真実なんだ」と歌っているように思います。

素晴らしい。

(素晴らしいの2連発です。)

ところで話が全然飛びますが、このバンドはバンド名が2つあって非常に紛らわしいですね。
昔あるレコード屋さんで「Rascals」のコ-ナーを探していたら見つからないんですね。
そしたら「Young Rascals」のコーナーにあるわけです。
それが別の店では逆でコーナー分けされてるんです。
どうにかして貰いたいな~と苦情を言いたかったんですが、誰に言ったらいいものか...。

責任者出せ!責任者!
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無題
ご無沙汰しております。
ありがとうございます!
そして、素晴らしいアーティストをご紹介くださってありがとうございます。

まず、「Groovin'」ですね。
なんかひさびぶりにゾクゾクってしました。
山下達郎のラジオ番組のテーマってこのカバーだったんですね。
いやぁ、これだから洋楽を聴くのは楽しい。
The Rascalsというバンドがいて、
「Good Lovin」は、知っていたのですが。

いろいろ調べてみます。
ありがとうございました!
U.G. 2008/03/07(Fri)09:34:11 編集
Re:無題
えっと...U.G.さんですね...。
僕の昔のHNが U.G. だったんですが...確かにご無沙汰です。(笑)

山下達郎氏は、「Groovin'」大好きだった見たいですね。
僕は本で読んだか、ラジオで聞いたか、で知ってました。
う~ん、これは確かに名曲ですよね。
【2008/03/08 11:43】
すみません。
あ、すみません。
昨日のコメント
mixiからお邪魔しております。
ryoutaroと申します。
失礼しました。
ryoutaro 2008/03/08(Sat)11:54:43 編集
Re:すみません。
ryoutaroさんでしたか。
了解しました。
【2008/03/09 07:27】
(ヤング)ラスカルズ
これは、いいグループを思い出させていただきました。「高鳴る心」が邦題だったHow Can I be Sure?初めて聞いたのはラジオだったと思いますが、こんな美しい曲があるのか、と感動したものでした。グルービンも穏やかな昼下がりを思わせるいい曲ですね。ラスカルズ好きの人は本当に心から音楽好きなんだなと思います。僕が最初に買ったのはこの次のレコードでOnce Upon A Dreamと言うのですが、米国盤ではここからYoungが落ちています。でも当時の日本盤はYoung Rascalsとなっていてジャケットも全く違いました。でも、このDream...機会があったら是非聴いて下さい。デズニーワールドでビーチボーイズと競演してるような、まさに夢のような音世界が展開されています。ペットサウンズ、サージェントの影響もあったのでしょうが、何故かあまり評価の声が聞かれないのがもったいない気がします。このグループはもの凄い才能集団です。基本的にオルガン、ギター、ドラムスでベースはいません。レコードではスタジオミュージシャンがベースを弾いています。ドアーズと同じですね。でも出てくる音のこの違い!
アトランテイックで初めてのクロスオーバーバンド(白人、黒人マーケットを狙った)で新人なのに音楽のコントロールを完全に任された当時では異例の待遇。初めの二枚はソウルフルかつワイルド。演奏の上手さ、歌の上手さが飛び出します。3人でリードボーカルを代わる代わる取りますが、みんな上手な歌手です。スリードッグナイトのプロートタイプみたい。ポールマッカートニーも大好きだったといいます。
ミスターT 2008/03/17(Mon)09:35:52 編集
Re:(ヤング)ラスカルズ
>How Can I be Sure?初めて聞いたのはラジオだったと思いますが、こんな美しい曲があるのか、と感動したものでした。

この曲はこちらのFM局では頻繁にかかりますね。
本当に美しい曲だと思います。

>このDream...機会があったら是非聴いて下さい。

そうですね。
今度チェックいれてみます...。

>ポールマッカートニーも大好きだったといいます。

なんとなく分かる気がします。
ちょっとビーチ・ボーイズの感覚がありますもんね。
【2008/03/19 05:42】
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Euge
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自己紹介:
ジョン・レノンから影響を受けた、
自称、シンガー・ソングライター...。
今日もニューヨークのアストリアで白昼夢。
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