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2005/12/2

「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」と言うのは、ご存知川端康成の小説「雪国」の出だしだけど、今日僕が体験したのは「州境を超えるとそこは雪国だった」って言う感じだったな。
今回NY州のアップステイトを出張で周り、同じNY州のアムステルダムと言う街で一泊してから早朝ルート90でマサチュウセッツに向っていたら、NY州を越えてマサチューセッツ州に入った途端そこは白銀の世界に変わっていて、雪がパラパラと軽く吹雪いていた。
いや~、何とも不思議な感じだったね~。
もういきなり景色が変わっちゃうんだもん。
こんな事って、普段ではあまり経験できないね。

こりゃ~もう、景色がこんなに変わったらBGMも変えなきゃって、こういう非常時?に備えていつも持参してるイエスのこのアルバムをCDプレーヤーに挿入した。
う~ん、僕にはこの素晴らしいレコード・ジャケットの印象が非常に強いので、CDから音が発せられると同時に、それが見事にこの雪景色のなかに溶け込んでいったような気がした...。
いや~、1曲目の「Gates of Delirium」。
凄いな~、この曲は...。
タイトルどおり見事に「錯乱」している。
聴いている僕も同時に錯乱状態に陥りそうになる...。
(運転してるのに、かなり危険な状態ですが...。)
ただこの音の錯乱状態も、何だか理性を同時に持ちつつ錯乱しているような、妙に矛盾した印象を与えられるので聴いていて面白い。
きっとイエスというバンドの在り方なのかも知れないね。
ジョン・アンダーソンという理性とバックを務める超テク・ミュージシャン達のぶつかり合いによって起こる錯乱状態...。
それが音となって具現化されるとこうなるのかもね。

いや~、凄かったです。このアルバム。

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2005/11/29

ここ数日何だか凄く暖かいね...。
過ごしやすくて良いんだけど、また木曜日から寒くなるってラジオで言ってた。
気温が急激に変化すると体調壊しやすくなるから、気を付けないとな...。

そんな暖かな今日はニュージャージーで仕事。
う~ん、ニュージャージー、New Jersey,NJ,......。
そう、色々なアーティストが居るけど、ニュージャージーと言えばやっぱりこの人の顔が真っ先に浮かんでくる。
今ではラジオなんかを聴いてると、この人の名前を言わず、単に「ボス」と呼んでいる。
そうだね、「キング」でもないし「プリンス」でもないし「リーダー」でもないし、やっぱり「ボス」って感じだよね、この人は。
やっぱり、この土地に来ると何となくこの人のアルバムを聴きたくなる..。( 半分本当、半分ウソ...。)
この2枚組みは聴き応え十分だね。
今日1日中、ず~~~っと聴いてた。
重い曲から、軽快なナンバーまで、余す所無く「ボス」の魅力が満載されている。
以前から感じていたんだけど、何だか僕の中でこの人はエルビス・コステロとダブるんだよね。
って言うか、コステロってイギリスのブルース・スプリングスティーンっていう気がするんだけど、どうかな?
歌に妙に感情移入して、がなる様なヴォーカル・スタイルが似てるからそう感じるのかな~?
でも同じニュージャージーの顔ボンジョビもスプリングスティーン的なヴォーカル・スタイルがあるけど、コステロに似てるとは全然思えないもんな~。
やっぱ、曲調かな~?
まあ、いいや、僕はそんな感じがするという、それだけの話です。
しかし、このアルバムのタイトルトラック「The River」は不朽の名曲ですな~。
僕はスプリングスティーンを聴いてると、彼の体を透けて向こうに、ぼんやりと「アメリカ」がいつも見えてくる。
まあ、この曲「The River」も間接的に「アメリカ」を歌ってるんだと思うけど。
いや~、でも今回のスプリングスティーンの「The River」は、この間聴いたジョニ・ミッチェルの「River」とは違って、泳ぐ場所になってるね(笑)
今、ふっと思ったんだけど、「河」を題材にした曲っていくつかあるけど、みんな違った感じでこの「河」に接してるね。
昔から「河」は文明の栄える源であったのは周知の通りだろうけど、その「河」の持つ何かがアーティストに訴えるのかね?
スプリングスティーンは「河」で泳いで、ジョニ・ミッチェルは「河」でスケートして、ボブ・ディランは「河」の流れをじっと見つめて、二ール・ヤングは「河」で彼女を撃って殺しちゃったもんね(笑)



2005/11/26

何だか今日は気分的にも随分とリラックスできて、久々にのんびりした気分。
時間的にも多少の余裕があって、久々にギターに触ることが出来た。昔コピーしたELPの曲をやってみたんだけど、指が開かなくなってる...。うげっ~、やっぱり日ごろから楽器は触ってないとダメだな~。

そしてその後ディランの曲をやり始めたんだけど、歌詞が分からなくなったので歌詞集を見ながら歌ってた。
でもディランの曲って歌い回しが豪く難しいから、歌詞を見ながらでもよく分からないんだよね~。結局CDを出してきてどうやって歌ってるのか聴きなおしてみた。
う~ん、歌い方は分かったけど、何だかその曲を妙に聴き入ってしまい、結局アルバムの最初から通して聴いてしまった。

ディランが劇的に変化を遂げたのは、この次のアルバム「Bringing It All Back Home」からと言うのは周知の事実だけど、実際このアルバムでディランは既に過去のディランに決別してるよね。( って、そんな事もう既に語られてるか...?)
1曲目の「 All I Really Want to Do」はビートルズ、アニマルズ、バーズなどのロック・バンドに向けられたメッセージだと思うんだけど、どうかな?
「僕は君達と友達になりたいだけなんだ...。」とメッセージをディランが送ったのに対し、バーズがその曲をカヴァーすることで返答にしていたんじゃない?
( って、そんな事ももう語られてるかな? )
アルバムの冒頭で既にディランは自分の進む道をハッキリと明示しているから、この後は昔のファンに対しての決別の辞が満載されている。

また「 I Shall Be Free, No. 10 」では、

Now you're probably wondering by now
Just what this song is all about
What's probably got you baffled more
Is what this thing here is for.
It's nothing
It's something I learned over in England

などと歌われている。
「 It's nothing...。」である。
「この歌に意味なんて無いんだよ」って歌っているのである。
こんな事、以前の問題意識を持ったディランには無かった事で、後のアルバムでロック・サウンドを取り入れた事よりも、以前のファンにはよっぽど重大なことではなかったのではないだろうか?

そして最後の曲「It Ain't Me Babe」ではハッキリ

No, no, no, it ain't me, babe,
It ain't me you're lookin' for, babe

と歌い、ファンに決別の辞を送っている。

このアルバムも隅々まで名曲がひしめいていて、ずっしりと聴き応えのある作品だ。



2005/11/25

木曜日がサンクスギブンの休日だったので、今週のアルバニーへの出張は今日1日で回れる分だけ回って、後は電話で対応することにした。
帰宅したのが夜8時だったので、思ったより早く回れて良かったと思ったけど、逆を反すと、可也ヒマだったと言うことだ...。
う~ん、.......。
まあ仕方ないでしょ..。

よお~っし、今夜も寝る前にCD聴くぞ~、と思って、ハーブ・アルパートのこのアルバムをCDウォークマンにセットして寝床に入った。
おっ、いいぞ~。
何だかウイスキーが飲みたいような気がしてきたけど、このまま寝床で聴いていよう....。
と思ったのも束の間、不覚にも前回のリック・ライトのCDを聴いていたときと同じく、知らぬ間に意識を失っていた....。
う~ん、これは疲労から来るものだろうか...?
と言うよりむしろ、老化現象ではないだろうかと少し心配になってきた。
と、まあそれは置いといてハーブ・アルパートのこのアルバム、これって当時可也ヒットしたんだよね?
僕の従姉がこのレコード持っていて、ちょっと聴かせてもらったのが最初だったかな?
その従姉は音楽は可也好きだったけど、自分の嗜好ジャンルとかは一切持っていなくて、素直に気に入った音楽のレコードを買っていた。だからレコード棚は結構節操無いレコード棚だった。
その後僕は楽器を始めて、ベースをやってたんだけど、当時大流行していたチョッパー奏法が良く分からなくて悩みの種だった。
チョッパーの出来ないベーシストはベーシストにあらず、見たいな妄想を抱いていたからね(今でこそそれは非常にナンセンスな事って言えるけど。)
でもそれも当然だったんだよね、だってチョッパーの音をレコードで殆ど聴いたこと無かったんだから...。ビートルズもピンク・フロイドもベースでチョッパー奏法なんて使わなかったからね。
で、唯一このハーブ・アルパートのアルバムでチョッパーをやってることに気が付いて、従姉に録音してもらったまま殆ど聴いていなかったこのアルバムのテープを聴くようになったんだよね。
このアルバムの「Rise」って言う曲は、ウイスキーのCMに使われていたよね?確か日曜洋画劇場放映時にこのCMが流れていたのが記憶に残っていて、いつもこの曲を聴くとその頃の事が鮮明に蘇ってくる。ファンキーなリズムに、キャッチーなメロディ...。
タイトル・トラックであるから当然だけど、一番インパクトのある曲だよね。
あと、以前に気が付いたんだけど「Angelina」って言う曲はゲーリー・ブルッカーのソロ・アルバムに収録されている曲のカヴァーみたいなんだけど、クレジットを見るとピート・シンフィールドとゲーリー・ブルッカーの共作になっている。
って...でもこのハーブ・アルパートのヴァージョンってインストじゃん...。
ピート・シンフィールドの書いた歌詞なんて一言も出てこないよ...。
でも一応クレジットにはピートの名前も出てくるんだね?



2005/11/24

今日はサンクスギブンの休日なので、久々に朝ゆっくり寝てようと思ったけど、ダメだね...。
朝早く起きる癖がついてるから、目が覚めてしまって寝てられないんだよね。
まあ、そういう時は布団に包まって、ゆっくりと音楽を聴けばいいんだけど。

と言うことで、ジョニ・ミッチェルのこの超名盤を聴いていた。
う~ん、素晴らしい...。
もう殆ど大袈裟なアレンジなど無く、ギターとピアノの弾き語りに最小限度の楽器軍を加えただけで、こんなにもヴァラエティに富んだ作品が出来上がるとは...。
アルバムは基本的にギターの曲とピアノの曲を交互に収録しているので、聴いてるほうには一本調子に聞えないようになっているが、ただそれだけではなく、各曲とも深く印象に残る作品に仕上がっているのが、アルバムに変化を持たせているのだと思う。
でも、アルバムを通して聴いていると、そこにはモノトーンの「Blue」と言う言葉が全曲の根底を彩っているのを感じることが出来る。
また今回このアルバムを聴いていて耳に残ったのが「feet」と言う言葉。これは「Blue」と言う言葉と、ある意味対角に位置するかもしれない。
自分の足で立つ、と言う意思の表現であり、自立を意味しているからだ。
「Blue」と歌いつつも、ジョニは自分の「feet」で立てる事を意識してか、無意識でか、知ってたのではないかと思う。
僕は不思議と、このアルバムを聴くとジョニ・ミッチェルという人に会ったような気になってしまう。
非常にセンシティブで、感情の起伏が激しく、自己主張の強い女性。
アーティストとして見ている分には、素晴らしい感性を持っていて尊敬すらするけど、恐らく凡人の僕には恋人どころか友達にすらなれないだろうし、それどころか近くにも寄りたくないような人のような気がする。
どの曲も素晴らしいが、時期的なこともあり「River」と言う曲が今回とても心に残った。

Oh I wish I had a river
I could skate away on
I wish I had a river so long
I would teach my feet to fly
Oh I wish I had a river
I made my baby say goodbye

「River」って水が流れているのが普通の感覚だけど、カナダ出身の彼女にはスケート出来る凍った状態が「River」なのだろうか?(笑)
う~ん、それにしても溜息の出るほど美しい作品だね。



2005/11/23

明日はサンクスギブンの休日で休み...。
マンハッタン内も大分空いてきていた様で、帰宅時の交通渋滞は殆ど無かった。
帰宅後、残務をさっさと済まして子供と少し遊んでから、「奥様は魔女」のDVDを1話だけ見て、その後リック・ライトのこのソロ・アルバムをヘッドフォンで聴いていた。
う~ん、何とも気だるくメロウなサウンド。
ピンク・フロイドのサウンドの鍵のひとつは間違いなくリック・ライトが握っていたことを確信出来る。
しかしながら、あまりにもサウンドが心地よく、また仕事の疲れのためか、目を瞑ってじっくり聴いていたら不覚にもアルバムの途中で意識を失ってしまった...。
ふっと気付くと、CDはもう停止していて、何とも言えぬ虚しさが漂っていた..。
ちくっしょ~、もう一度聴きなおしだ~!
よ~っし、改めてリック・ライトの世界に身を委ねてやる!
そして再度CDをかけなおした。
「夢精」と名付けられたこのアルバムは、気持ち良いんだか気持ち悪いんだか分からない、あの夢精の感覚が確かにある...。とは言っても、夢精なんてどんなだったかはっきりとは覚えていないけど...。
「Mediterranean C」のイントロのムーグか何かの音は、ピンクフロイドのアルバム「狂気」の中の「望みの色を」を彷彿とさせ、上にも書いたが、ライトのキーボードがピンク・フロイドにどれだけ重要な位置を占めていたのかが容易に想像できる。
キース・エマーソンやリック・ウエイクマンは高度なテクニックで聴衆を魅了して、キーボーディストとしての評価を圧倒的に支持されているけど、リック・ライトは決してそう言ったキーボーディストではないので評価はあまり高くないかも知れない。
しかしながら独特の浮遊感、透明感、気だるさを持った彼のキーボード・サウンドは、ピンク・フロイドのキーボーディストだからという評価ではなく、稀な美意識を持ったキーボード・プレーヤーとして高く評価されるべきであると思う。
アルバム後半の「Pink's Song」はこのアルバム中でダイヤモンドのように光り輝く名曲。
タイトルからも想像できるが、ライトがシド・バレットの事を歌った曲ではないかと思う。

Let me go I can not stay
Let me go I must not stay

と繰り返す彼の心情は何とも悲しく聴く者の心に響いてくる...。

ライトはファッションと言うバンドの人とプロジェクトを組んでレコーディングした事があったが、僕はそれは未だチェックしていない。
是非どんなだったか聴いてみたいものだ...。




2005/11/22

いや~、もうすぐサンクスギブンの休日だね~。
もう今週1週間は何となくホリデイのムード。
ちょっと、今年はゆっくり出来るかな...。

今日はニュージャージーで仕事だったけど、もう道が彼方此方混んでて大変だった。ホリデイ前だからかな~?
んで、今日のヒットはストーンズのこのアルバム。
う~ん、このアルバムって快心の1枚だよね~。
アルバムに聴き所沢山あるし、どの曲も個性あって飽きさせないし...。
ストーンズらしい作品だと思う。
学生の頃、フュージョン系のギターを弾いていた先輩が「Start Me Up」をコピーして、「何でこれこんなに難しいの~?」って言っていたのを覚えている。「キース・リチャーズ、オープン・チューニングなんじゃないですかね?」って言ったら、「何だ、そうなんだ。」ってその先輩は納得してたけど、それだけじゃなくて、あのルーズな感じのギターって中々雰囲気を出すの難しいんじゃないかな?
基本的に人間が目茶目茶ルーズでなきゃね(笑)
「Heaven」って言う曲は、それまでのストーンズに無かったような曲調だね。井上陽水の「誘惑」って言う曲がこの曲と妙にダブった印象を持ったんだけど、井上陽水、ちょっとインスピレーション貰ったんじゃないかな?

学生時代の友人が2月にNYに来るらしいんだけど、このアルバムの「Waiting on a Friend」でも聴いて待ってるとしよう...。




2005/11/20

家内が腰を痛めて以来、洗濯には僕が毎週行っている。
NYCでは日本と違い、大概のアパートでは洗濯が出来るような状態にはなっていない。(と言うか禁止されている?)
だからどこでもコインランドリーがあり、一般的な人達は洗濯はそこへ行ってやり、ドライヤーを使って乾かし、外で日光に当てて干すようなことは一切無い(と言うかそれも禁止されてる?)
休みの日のランドリーは混むので、僕は出来るだけ朝早く(今朝は6時半くらいだった。)に洗濯に行く。
洗濯中と乾燥中は大概アパートに戻ってくるが、乾燥が終わったあと洗濯をたたむ時に、僕にはちょっとした音楽タイムが出来る。

今朝は何となくレニー・クラヴィッツのこのアルバムをCDウォークマンで聴きながら、洗濯物を畳んでいた...。(何だか哀愁漂う姿だったかも...。)
このアルバムは今でも結構ちょくちょく聴くんだよね。
ジミヘン、ビートルズ、ツェッペリン、の影響がもろ彼方此方に出ていて、60年代、70年代のロックファンの僕には堪らなく嬉しい作品だからね。
でも、以前に友人からも聞いたし僕も同じ事を感じるんだけど、レニー・クラヴィッツの歌詞って何だか「くさい」んだよね...。

But what I really want to know is
Are you gonna go my way?
And I got to got to know

う~ん、何て言うかな~、曲のギターリフとかカッコいいんだけど、何かこの歌詞「くさい」くない?
本人は本当にそんなこと思っていないって言うか、そんなこと尋ねるなって言うか...。
サウンドには惹かれるものがあるんだけど、彼の歌詞はいまいちで、その魅力ははっきり言って無いね。
まあ、でもそれはそれで、あまり深く考えずにいれば、音は十分に楽しめる。
殆どマルチでレニー・クラヴィッツが多重録音してるみたいだから、凄いよね。やはり彼は才人だな...。
4曲目の「Heaven Help」を聴くと、その昔僕のアパートに数週間居候してたスペイン人の子が、この曲を豪くお気に入りだったのを思い出すな~。彼女「このCDちょっと貸して」って来て1日に何回もこの曲聴いてたんだよね。
この曲を聴くと涙が出そうになるとか言っていたけど、僕にはあまりよく分からなかった。
でも今聴くと何となくそのフィーリングを理解できる。
甘く切ない感覚がレニー・クラヴィッツのフォルセットっぽいヴぉーカルに溢れ出ていて、優しく聴くものを包み込んでくれる感じがする。
このアルバムが発売された前後に、サタデー・ナイト・ライブだったか、何か別のショーだったか忘れたけど、レニー・クラヴィッツが出てきて、ベースをジョン・ポール・ジョーンズが演ったらしいんだよね。残念ながら僕はそれを見逃したんだけど、2人の友達が興奮してその事について語ってたのを覚えてる。
ジョン・ポール・ジョーンズ...。可也凄かったらしい。



2005/11/18

今日は比較的早めに帰宅したので、CDウォークマンでちょっと音楽を楽しむ時間が作れた。
あ~、幸せ~!

最近またロックばっかりなので、ちょっと毛色の違うものを聴こうと思い、ウイリー・ディクソンのこのアルバムをCD棚から引っ張り出してみた。
う~ん、良いね~。
1曲目の「Nervous」。
どもって歌うのってフーの「マイ・ジェネレーション」があるけど、この曲はそれよりも何年も前だもんね。
きっとフーの連中、これからヒントを得て「マイ・ジェネレーション」作ったんじゃなかな?
今聴いても非常に新鮮で、本当に素晴らしい曲だね。
それにしても、どの曲も音のバランスが非常に良く、ブルースにありがちなガチャガチャした感じの演奏ではなく、奥行きがあり深みのあるサウンドになっているよね。
それぞれの演奏者が、他の楽器の音を良く聴きながら自分の音を出しているって言う、そんな印象を受ける。
メンフィス・スリムのピアノなんて良く聴くと、思いっきり爆発していて物凄い事になってるけど、全体の音を決して壊すことが無いもんね。

う~ん、実は今このCDを再び聴きながらこのブログを書いてるんだけど、「Sittin' and Cryin' the Blues」にやられてしまいました...。魂を搾り出すように苦痛を歌う黒人のブルースは、やっぱり黒人にしか出来ないという気がする...。
凄い...凄まじい...。

それから、とても私事なんですが、このジャケットを見ながらウイリー・ディクソンが「どもって」歌う「Nervous」を聴いていたら、小学校、中学校と同級生だった、通称「しゅう坊」という友人の事を思い出してしまいました...。
彼は今頃何をしてるのかな~?



2005/11/17

ここの所仕事が忙しく、ブログの更新が中々出来なかった...。
今日はニュージャージーの南の方を1日中まわっていたので、帰宅時間は早くは無かったが、帰宅後の残務が無く、多少余力が残っているので更新する気になれた。

んで、今日はドノヴァンのこのアルバム...。
ドノヴァンはどうしてもディランと比較されがちだけど、(と言うか、イミテイターって言われていたけど...。)ディランには無いメルヘンチックな部分が非常に個性的で、僕の大好きなアーティストの一人である。
このアルバムではツェッペリンのメンバー達やアラン・ホールズワースが参加していて、そこら辺のことがクローズ・アップされて話題になりがちだけど、僕はどちらかと言うとトレモロをかけているのではないかと思われる位ヴィブラートの効いている彼のヴォーカルとそれぞれの美しい楽曲の魅力を話題にしたい。
だってドノヴァンの曲って非常に個性的だもんね~、不思議とサビの無い曲が沢山あったりするし...。
このアルバムでもよく聴いていると、サビのない曲が彼方此方に点在している。
でもヴァースの部分のメロディが圧倒的な説得力を持っているので、実際の所サビなんて必要ないのかもね。
このアルバムではフルートが可也使われていて( 誰が演奏してるのかな?)、メルヘンチックなドンヴァン・ワールドに彩を添えている。
この流れ(フルートをバンドに取り入れる事)って、もしかしたらプログレに引き継がれていったのかな? 実際にクリムゾンが「Get Thy Bearings」を彼らのレパートリーにしていたのは有名な話し出しね...。
このアルバムを聴いたロバート・フリップか誰かにインスピレーションを与えたのかもね?
まあ、でもその前にジェスロ・タルとかがいたから、フルートと言う楽器には注目は集まっていたんだろうけど...。

僕は、ドノヴァンが昔タワーレコードでフリーのライブを演ったのを観に行ったことがある。
最初エンジンがかからなかったようで、何となくぎこちない演奏をしていたけど、だんだんと暖まって来てその後は圧倒的に良かったのを覚えている。
このアルバムからも何か演奏したんじゃないかと思うけど、実際の所詳細は殆ど覚えていない。
遠~い昔の話...。

プロフィール
HN:
Euge
性別:
男性
趣味:
夢想、妄想、ナチュラル・ハイ
自己紹介:
ジョン・レノンから影響を受けた、
自称、シンガー・ソングライター...。
今日もニューヨークのアストリアで白昼夢。
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