天知る 地知る 汝知る
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2005/11/23
明日はサンクスギブンの休日で休み...。
マンハッタン内も大分空いてきていた様で、帰宅時の交通渋滞は殆ど無かった。
帰宅後、残務をさっさと済まして子供と少し遊んでから、「奥様は魔女」のDVDを1話だけ見て、その後リック・ライトのこのソロ・アルバムをヘッドフォンで聴いていた。
う~ん、何とも気だるくメロウなサウンド。
ピンク・フロイドのサウンドの鍵のひとつは間違いなくリック・ライトが握っていたことを確信出来る。
しかしながら、あまりにもサウンドが心地よく、また仕事の疲れのためか、目を瞑ってじっくり聴いていたら不覚にもアルバムの途中で意識を失ってしまった...。
ふっと気付くと、CDはもう停止していて、何とも言えぬ虚しさが漂っていた..。
ちくっしょ~、もう一度聴きなおしだ~!
よ~っし、改めてリック・ライトの世界に身を委ねてやる!
そして再度CDをかけなおした。
「夢精」と名付けられたこのアルバムは、気持ち良いんだか気持ち悪いんだか分からない、あの夢精の感覚が確かにある...。とは言っても、夢精なんてどんなだったかはっきりとは覚えていないけど...。
「Mediterranean C」のイントロのムーグか何かの音は、ピンクフロイドのアルバム「狂気」の中の「望みの色を」を彷彿とさせ、上にも書いたが、ライトのキーボードがピンク・フロイドにどれだけ重要な位置を占めていたのかが容易に想像できる。
キース・エマーソンやリック・ウエイクマンは高度なテクニックで聴衆を魅了して、キーボーディストとしての評価を圧倒的に支持されているけど、リック・ライトは決してそう言ったキーボーディストではないので評価はあまり高くないかも知れない。
しかしながら独特の浮遊感、透明感、気だるさを持った彼のキーボード・サウンドは、ピンク・フロイドのキーボーディストだからという評価ではなく、稀な美意識を持ったキーボード・プレーヤーとして高く評価されるべきであると思う。
アルバム後半の「Pink's Song」はこのアルバム中でダイヤモンドのように光り輝く名曲。
タイトルからも想像できるが、ライトがシド・バレットの事を歌った曲ではないかと思う。
Let me go I can not stay
Let me go I must not stay
と繰り返す彼の心情は何とも悲しく聴く者の心に響いてくる...。
ライトはファッションと言うバンドの人とプロジェクトを組んでレコーディングした事があったが、僕はそれは未だチェックしていない。
是非どんなだったか聴いてみたいものだ...。
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プロフィール
HN:
Euge
性別:
男性
趣味:
夢想、妄想、ナチュラル・ハイ
自己紹介:
ジョン・レノンから影響を受けた、
自称、シンガー・ソングライター...。
今日もニューヨークのアストリアで白昼夢。
自称、シンガー・ソングライター...。
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