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2009/2/5

いや~、今日は寒いですね~、耳が引きちぎれそうだ~...。

う~ん、それにしてもこの冬は結構雪が多くてこまります。
先日も危機一髪でした。
マンハッタンへ車で向う途中、LIEというエクスプレス・ウエイからミッドタウン・トンネルをくぐって行こうと思っていたんですね。
この道はマンハッタン近くになると2回ほど大きなアップ・ダウンがあるんですが、その1回目の所辺りから渋滞が始まっていたんです。
何でこんな所渋滞してるのかな~とも思いながら、上り坂をノロノロと登っていたんですが、行っては止まり、行っては止まり、状態で、中々進まない。そしたら坂も上の方になると雪が可也あって、1回止まって再発進させるとタイヤがスリップしてしまうんですね。
うわ~っ、これはヤバイな~、下手したらこの坂のぼれなくなる可能性があるぞ~と思いながらも何とか頂上辺りに着いたら、やっぱりそこでえんこしてる車があったんですね。
あ~、これで渋滞してたのか~、と思いながらも、この後もう一回上りがあるので、次の下り坂である程度勢い付けて行かないと頂上でえんこしてしまう可能性があるな~と心配してたんです。
そしてこの渋滞ポイントを抜けたら、スーッと霧が晴れたように渋滞が解けたので、おっ、ラッキー、ちょっと勢いつけていこう!と思ったら、目の前のタクシーがノロノロと坂を下っていくんです。
ダメだよ~、タクシー!ちょっと勢いつけなきゃ、坂上れないぞ~!
と心の中思っていたんですが、ふっと追い越し車線を見たらちゃんとその車線も轍が出来ていたので、あ~っ、こっちの車線で追い抜いていこうって、車線変更したんです。
そうしたら、いきなり、キュ~ル、キュル、キュル~~って、ハンドルが全く利かなくなって、車体がスピンしそうになっちゃったんですね~。
うわっ、やばっ、やばっ!!って思っても、もうダメ。
とうとう道路脇の壁に激突しそうになって、こりゃ~、あきめへ~ん、って半ば諦めていたんですが、何とかそこで車体が元に戻って事なきを得ました。
ホッ~~~~ッ、助かった~、と胸をなでおろして、おとなしくタクシーの後をついて行きました。

と、雪の日の運転の恐怖を知った今日この頃なんですが、そんな危険と隣りあわせで仕事している僕は運転中絶対聴かないアルバムがあるんです。
それが、このエルヴィス・コステロの1979年のサード・アルバムなんですね。

All songs written by Elvis Costello, except as noted.

1. Accidents Will Happen – 3:00
2. Senior Service – 2:17
3. Oliver's Army – 2:58
4. Big Boys – 2:54
5. Green Shirt – 2:42
6. Party Girl – 3:20
7. Goon Squad – 3:14
8. Busy Bodies – 3:33
9. Sunday's Best – 3:22
10.Moods for Moderns – 2:48
11.Chemistry Class – 2:55
12.Two Little Hitlers – 3:18
13.(What's So Funny 'Bout)
Peace, Love, and Understanding
(Nick Lowe) – 3:31

Bonus CD reissue tracks

14.My Funny Valentine (Richard Rodgers, Lorenz Hart) – 1:28
15.Tiny Steps – 2:42
16.Clean Money – 1:57
17.Talking in the Dark – 1:56
18.Wednesday Week – 2:01
19.Accidents Will Happen (Live at Hollywood High) – 3:18
20.Alison (Live at Hollywood High) – 3:08
21.Watching the Detectives (Live at Hollywood High) – 5:51

どうして聴かないのかって?
いや~、ただ単なる縁起担ぎなんですけど、このアルバムの1曲目「Accidents Will Happen 」ですからね~、何となく嫌なんです。
実際これを聴いたからって、事故が起こる訳でもなく、逆に Accidents Will Happen なんだぞ~って自分に言い聞かせる事が出来て、事故防止になるかも知れないくらいなんですけど...。
以前にも出張にビートルズの「マジカル・ミステリー・ツアー」は持参しないって書いたんですが、どうも僕は性格的にちょっと神経質なのかもしれません。
まあ、ただこういった理由以外にコステロを車で聴かない理由があるんですけど...。
それは、基本的に僕はコステロが苦手なんですね。
ちょっと前に僕はトーキングヘッズが苦手だったって書いたんですが、コステロも良く分からないんです。
ジョン・レノンなんかもコステロの大ファンだったらしいですし、ロック評論家の渋谷陽一氏も彼のことは絶賛しています。
う~ん、でも僕はそこまでの評価がどうしても下せなくて、もう一歩踏み込めないって言う感じなんです。
決して嫌いではないんですけどね...。
何なんでしょう?
ブルース・スプリングスティーンのような力んだヴォーカル・スタイルに難があるのかな~....。(力み方は違いますけど...。)

でもこのアルバムの「.(What's So Funny 'Bout) Peace, Love, and Understanding 」と言う曲はちょっと別格なんですね。
作者はニック・ロウなんですが、これはコステロが演って良かったと思います。
ニック・ロウの人の良さそうなヴォーカルだとパンチに欠けてしまっていた事でしょう。
コステロの登場はパンク登場と同時期で(と言うか、人によってはコステロもパンクに入れてしまっていますね...。)所謂オールド・ウエイヴとひとくくりされた過去のロックを破壊して否定してた時期ですね。
しかしながら、ここで彼等は、そんな冷めた、斜に構えた、パンク・シーンに一括入れているように思えるんです。

And each time I feel like this inside,
Theres one thing I wanna know:
Whats so funny bout peace love & understanding? ohhhh
Whats so funny bout peace love & understanding?

「ひとつ知りたい事があるんだ。平和、愛、理解、の一体何悪いって言うんだい?」

love&peace は60年代ロック、或いはその時代の象徴であり、そのメッセージを否定するどころではなく、逆に肯定するロック・ミュージシャンがあの時代のシーンのど真ん中に現れたということに感動を覚えます。

素晴らしい。

ただ、僕はこの曲にはそういった狭い範囲での意味あいだけではなく、もっと広い意味で、真剣に生きている人々への讃歌だとも感じているんです。
だからこの曲を聴くと、感動の嵐で涙して、明日への活力を得られるんですね~。(う~ん、相変わらず大袈裟~っ...。)

いや、でも本当に素晴らしいです。

...。コステロももっと勉強しなくちゃいけないな~...。


PS.それにしても、「Party Girl」に出てくるビートルズの「You Never Give Me Your Money」のフレーズはパロディなんでしょうか? 何なんでしょうか?
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