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2009/2/14

今日はヴァレンタイン・デイですね。
その昔はときめいたもんですが、今ではもうどうでも良い日です。(笑)

う~ん、そうか~、中学生位のころはよくときめいていたな~などと思いだしながら、数日前に何となく聴きたくなって、このアルバムを引っ張り出して聴いていました。

All songs by Paul Simon unless otherwise noted.

1. Mrs. Robinson – 3:51
2. For Emily, Whenever I May Find Her (live) – 2:25
3. The Boxer – 5:08
4. The 59th Street Bridge Song (Feelin' Groovy) (live) – 1:50
5. The Sound of Silence – 3:04
6. I Am a Rock – 2:52
7. Scarborough Fair/Canticle (Paul Simon, Art Garfunkel) – 3:09
8. Homeward Bound (live) – 2:42
9. Bridge over Troubled Water – 4:51
10.America – 3:33
11.Kathy's Song (live) – 3:22
12.El Condor Pasa (If I Could) (P Simon, J Milchberg, D A.Robles ) – 3:07
13.Bookends – 1:19
14.Cecilia – 2:53

言わずと知れた、サイモンとガーファンクルの1972年にリリースされたグレイテスト・ヒッツですね。
以前にグレイテスト・ヒッツにも名盤があると言うコメントを頂いた事がありますが、僕にとってはこのアルバムがまさにその名盤であると思います。
単にヒット曲を集めただけではなく、未発表のライヴ音源を使い、その編集効果でアルバムの統一感を与えています。
ただ僕個人としては、「冬の散歩道」が入っていないのが唯一残念なことですが...。

実はこのアルバムは、僕がときめいていた中学生の時に、初めて買ったLPレコード(うわ~、懐かしい響き...。)なんですね~。
初めて買ったレコードとなると、ブルース・リーの「ドラゴン危機一髪」のEP(これまた、懐かしい...。)なんです。
う~ん、ビートルズ少年だった僕が何故ビートルズのLPを買わずに、サイモンとガーファンクルへ走ったのか....?
ひとつには、ビートルズの曲は沢山ラジオで録音済みだったので、特に改めてレコードを買う必要はなかったという事。
そして、もうひとつの理由は、ある意味、差別化と言いましょうか...。
当時同級生で僕と同じくビートルズ好きの友人がいたんですが、彼はお小遣いを沢山貰っていたんでしょうね~、毎週のようにビートルズのレコードを買っていたんです。
だから彼はビートルズの情報量が圧倒的に多く、僕と音楽の話(と言うか、ビートルズの話。)をする時は、僕は聞き手になってしまっていたんですね。
何とか自分も情報を発信するほうになりたいものだと感じて、彼のあんまり知らないアーティストを開拓して行こうと自分なりに考えて、思いついたのがサイモンとガーファンクルだったんです。
当時はロックに関しての知識は殆どなかったのですが、映画の事はよく知っていて「卒業」の音楽としてサイモンとガーファンクルについては少し知識があったんですね。
お年玉を持って金町と言う駅にあったレコード屋さんに行って、サイモンとガーファンクルを買うつもりではいたんですが、やはりビートルズのレコードが気になってしまって最初にビートルズのコーナーを見てしまうんですね。
すると何とも魅力的なアルバムジャケットのレコードが沢山並んでる訳で、う~ん、やっぱりビートルズはかっこいいな~、ビートルズ欲しくなちゃったな~、...いやいや、自分はサイモンとガーファンクルを買って情報発信源にになるんだった...と言う葛藤が起こり始めるんです。
こうなるとレコード屋さんに数時間ウロウロしながら悩み続けるんですね。
結局ビートルズに後ろ髪を引かれながらも、意を決してこのアルバムを買ったんです。
自宅に帰って早速聴いたんですが、いや~、良かったですね~。
数十年経った今でもあのときの事は覚えています。
それでもビートルズの事は忘れられず、結果的に3枚目のLPはビートルズにしたんですけど...。

このアルバムの裏ジャケットが如何にもアメリカっぽくて印象的だったんですけど、自分がアメリカに住むようになって、この写真はどこで取ったのかな~って、漠然と考えてたんですね。



きっとニューヨークのイースト・リヴァーかハドソン・リヴァー沿いのどこかなんだろうな~って思ったんですが、先日再びこの写真を見て、ハッと思ったんです。
あ~、これってセントラル・パークか~って。



セントラル・パークの90丁目くらいにある貯水池なんですね。



見つけた~。
まさしくこの場所です。

う~ん、長生きはするもんですね~。
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無題
おお!このアルバムは僕が初めて買った洋楽のLPですよ!!
勿論Mr.Eugeに薦められて松戸へ一緒に買いに行きましたね。
確かMr.Eugeはビートルズだったような??

うん、懐かしい!
ふろぱぱ 2009/02/15(Sun)14:52:14 編集
Re:無題
え~っ、その時僕は何買ったんでしたっけね?
「フォーセール」だったかな~?
う~ん、ふろぱぱさんが「パセリセージ...」買った時の事は良く覚えてるんですけどね~...。
記憶力の衰退....。
【2009/02/16 09:42】
無題
そう言えばぼくがはじめて買ったレコードは「ホテルカリフォルニア」のドーナツ盤(これまた懐かしい響き)だったことを思い出しました。洋楽はほとんど聞かないぼくなのに、初めてのレコードが洋楽だったとは、なんだか不思議。ちなみにLPはレットイットビーが初洋楽でした。
yasuji URL 2009/02/15(Sun)17:29:45 編集
Re:無題
おおっ、ヤスGさんはイーグルスですか~...。
これはまた興味深い。
きっと可也気に入っていたんですね。

で、LPはストーンズではなくビートルズですか。
何となく意外な感じですね。
僕は「レット・イット・ビー」を一度買ってから、何となく気に入らなくなってレコード屋さんに戻って「ヘルプ!」に取り替えてもらったと言う思い出があります。
そして家に帰って聴いていて「やっぱりレット・イット・ビーにしておけばよかったかな~?」なんて思ったんです。
う~ん、可也優柔不断な少年でしたね~。
【2009/02/16 09:54】
無題
初めて買ったレコードか~。
私も、ブルース・リーの「ドラゴン危機一髪」のEPだったはず。はっきりとは思い出せないけど。
ラジオからラジカセに録音して、音楽を楽しんでたころはレコードなんてとんでもない贅沢。
当時の意識では、レコードなどというものは1枚たりとも自分は買わないだろうと確信してた。
けど、エルピーレコード1枚買ったら、もう後戻りできなくなってしまいました。
最初の一枚は、スリードッグナイトのこれまた、グレイテストヒッツでした。記憶は朧だけど。
次が、ビートルズのサージェントだったような。
最初に買った3枚ぐらいは覚えていそうなのに、あとは思い出せない。
ヤスGさんのイーグルスは意外。といっても、いつだかそんな話を飲みながらでも聞いただろうか。
おじさんになって、それ、確かこないだゆうたで。てな話も、すっかり忘れてて。昔からその予兆はあったけど。
新鮮味をもって、へー、そうなんだ。なんて思える今の自分を大切にしたい今日この頃。
与太話だとなぜか長文。たまには話友達のほしい私のお年頃か~。
syd peeko 2009/02/16(Mon)21:01:36 編集
Re:無題
え~っ、sydさんも初めて買ったレコードがブルース・リーの「ドラゴン危機一髪」のEPなんですか~、いや~これは偶然ですね~。
「ブルースリーの肉声入り」なんてジャケットに宣伝文句があったような...?
あれは「ドラゴン怒りの鉄拳」のシングルだったかな?

sydさんの最初のLPがスリードッグナイトというのも意外な感じがします。
それにしても、仰るとおりあの当時はレコードなんて贅沢もいいところでしたよね。
何しろ\2500もしていた訳ですから。
そんなにちょくちょく買えるものじゃないから、今と違って1枚買うのにとても頭を悩ませていたんですね。
それだけに大事に聴きましたし、感動も大きかったですね。

僕は最初に買った3枚ぐらいは覚えていますけど、あとは思い出せないですね。
1枚1枚買ったときのシチュエーションとか覚えてるものは沢山あるんですけど...。

また酒でも飲みながら与太話をゆっくりしたいですね...。
【2009/02/17 21:10】
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プロフィール
HN:
Euge
性別:
男性
趣味:
夢想、妄想、ナチュラル・ハイ
自己紹介:
ジョン・レノンから影響を受けた、
自称、シンガー・ソングライター...。
今日もニューヨークのアストリアで白昼夢。
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