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一昨日仕事でデラウエアー州のウィルミングトンと言う所まで行って来ました。
ニューヨークから2時間から3時間と言った所でしょうか。
ニュージャージー・ターンパイクというハイウエイをず~っと最後まで行き、そこから橋を渡るとデラウエアー州になります。
デラウェアーの車のナンバー・プレートには誇らしく「First State」と州のニックネームが掲げられているのですが、どうもここはアメリカで最初に出来た州らしいです。
とても小さい州ですし、我々のような一般の日本人にとっては殆ど馴染みがないですが、小さい州は小さい州なりに誇りをもって存在してるんだな~と感心する次第です。...。何じゃそりゃ?
先日サイモンとガーファンクルのグレイテスト・ヒッツで昔の事を思い出し少しセンチになっていたので、そのセンチついでにこのディープ・パープルのうち立てたハード・ロックの金字塔「Made in Japan」を大音量で聴きながらデラウエアーからニューヨークに戻ってきました。
1. Highway Star - 6:43
2. Child in Time - 12:17
3. Smoke on the Water - 7:36
4. The Mule - 9:28
5. Strange Kind of Woman - 9:52
6. Lazy - 10:27
7. Space Truckin' - 19:54
これは1972年にリリースなんですね。
元々日本のパープル・ファンのために日本のみで「ライブ・イン・ジャパン」としてリリースされるはずだったのが、出来があまりに良かったのでその後全世界で発売される事になったと言う話を聞いた事があります。
日本は洋楽のアーティスト達にとって、いろんな意味でライブのしやすい環境だったんでしょうかね?
その後もチープ・トリックの「ライブ・アット・ブドーカン」しかり、ロックの名ライブ・アルバムが日本で録音されたものが結構多いんじゃないかな~と...。
小さい国、日本も世界中のロック・ファンに胸を張って誇れる事かもしれませんね。
で、このディープ・パープルのアルバムですが、これは僕の世代のハードロック親爺達にとってはバイブルと言っていい存在ですよね。
このアルバムがどれだけの影響力を持っていたかは想像を超えています。
かく言う私も、ビートルズやサイモンとガーファンクルしか聴いていなかった中学生時代、無限に広がる他のロック・フィールドへ導いてくれたのが、何を隠そうこのアルバムなんですね。
ハード・ロックと言う言葉に、単にうるさいだけの音楽というイメージしか持ち合わせていなかった少年に、一撃を加えて目覚めさせてくれたと言う感じでしょうか。
兎に角、何もかも新鮮でした。
スピード感溢れるハードな音。
激しく重いビート。
リッチー・ブラックモアの信じがたかった「Highway Star 」でのギターの早弾き。
イアン・ギランの「Child in Time 」における、驚異的な声量とその圧倒的なシャウト。
ジョン・ロードの摩訶不思議なオルガン・サウンド。
ロジャー・グローバーのドライヴ感あふれる低音。
イアン・ペイスの「The Mule」での 何じゃこの長いドラム・ソロは?なドラム。
「Strange Kind of Woman 」のギターとヴォーカルの掛け合い。
圧倒的な印象を刻み付けられた「Smoke on the Water 」のギター・リフ。
どれひとつをとっても、驚きで一杯でしたね~...。
中学生の時からず~っと聴き続けてきましたので、もう今では聴く前から音が頭の中で鳴ってしまって、何と言いますか...こう、冷静な批評を下せない状態ではあるんですが、先日久しぶりにアルバムと通しで聴きまして改めてこのライブ・アルバムの偉大さをつくづく感じました。
本当に、素晴らしい。
特に普段あんまり最後まで聴く事のなかった(笑)「Space Truckin' 」の後半のインスト・パートは凄まじく感激しました。
「宇宙のトラック野郎」などと直訳されて嘲笑のネタにもなりがちですが、まさに宇宙のトラック野郎大戦争的な音の総攻撃には圧倒されました~。
そしてジョン・ロードのサイケ色が消え去らないオルガンには改めて魅了されてしまいました。
これは自分のロック史における最重要アルバムのひとつとして残る作品であります。
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無題
ライブ・イン・ジャパンか~っ。
パープルで最初に買ったのは24カラット。
これもベスト盤やんけー。ライブとスタジオごちゃ混ぜの。
ライブインジャパンをちゃんと聴いたのは、それより10年は後。
いきなりガツンのインロックのより、オルガンイントロ付きのベスト盤スピードキングが好き。
上手くまとまったファイヤーボールのストレンジウーマンよりフフフフ~、って遊んでる武道館のが好き。
そのベスト盤には、ハイウェイスターは入ってないので、ハーモニーギターの頂点をサラリとひとりでやったマシンヘッドのが好き。
レイジーも入ってないけど、富田勲メロでテーマに戻る奴より、正確な24音解釈の白人ブルーズの方が好き。
スモークオンザウォーターはベスト盤も武道館。もろ、気分しだいのアドリブカッコイー。これは一本勝ち。
同じ人が同じ曲を演奏してるのに、先に聞いたバージョンの方が好き。
摺りこみ恐るべし。
くだらない連投ごめんなさい。
パープルで最初に買ったのは24カラット。
これもベスト盤やんけー。ライブとスタジオごちゃ混ぜの。
ライブインジャパンをちゃんと聴いたのは、それより10年は後。
いきなりガツンのインロックのより、オルガンイントロ付きのベスト盤スピードキングが好き。
上手くまとまったファイヤーボールのストレンジウーマンよりフフフフ~、って遊んでる武道館のが好き。
そのベスト盤には、ハイウェイスターは入ってないので、ハーモニーギターの頂点をサラリとひとりでやったマシンヘッドのが好き。
レイジーも入ってないけど、富田勲メロでテーマに戻る奴より、正確な24音解釈の白人ブルーズの方が好き。
スモークオンザウォーターはベスト盤も武道館。もろ、気分しだいのアドリブカッコイー。これは一本勝ち。
同じ人が同じ曲を演奏してるのに、先に聞いたバージョンの方が好き。
摺りこみ恐るべし。
くだらない連投ごめんなさい。
Re:無題
24カラットですかー。
「ブラック・ナイト」が目玉のアルバムでしたね~。
僕もそれは中学生の時友達がテープに録音したのを借りて聴きました。
「スピードキング」と言えば、オルガン始まりのヴァージョンが耳に摺り込まれていて、僕もこちらが好きです。
当時は「ネヴァー・ビフォー」がこのアルバムではお気に入りでした。
いや~、パープルも結構この手のコンピレーション・アルバムがあって、レコード屋さんでどれを買うか悩まされた記憶があります。
「パワー・ハウス」なんていうのもありましたよね。
あのアルバムは結局聴かずじまいでした。
今になって聴いてみたくなって来たな~...。
「ブラック・ナイト」が目玉のアルバムでしたね~。
僕もそれは中学生の時友達がテープに録音したのを借りて聴きました。
「スピードキング」と言えば、オルガン始まりのヴァージョンが耳に摺り込まれていて、僕もこちらが好きです。
当時は「ネヴァー・ビフォー」がこのアルバムではお気に入りでした。
いや~、パープルも結構この手のコンピレーション・アルバムがあって、レコード屋さんでどれを買うか悩まされた記憶があります。
「パワー・ハウス」なんていうのもありましたよね。
あのアルバムは結局聴かずじまいでした。
今になって聴いてみたくなって来たな~...。
プロフィール
HN:
Euge
性別:
男性
趣味:
夢想、妄想、ナチュラル・ハイ
自己紹介:
ジョン・レノンから影響を受けた、
自称、シンガー・ソングライター...。
今日もニューヨークのアストリアで白昼夢。
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