天知る 地知る 汝知る
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2009/3/2
いや~、参りましたね、また大雪ですよ。
今日は夕方から仕事の予定なんですが、お客さんの乗ってくる予定の飛行機が早くもキャンセルになっていて、この後どうなるか全く分からない状況です。
う~ん、天候に文句言ってもしょうがないですが、「雪」は迷惑なのでなるだけ降らないで欲しいです...宜しくお願いします。
昨晩マンハッタンで仕事をしている時は、雪なのか小雨なのか分からないくらいだったので、こんな状況になることは想像もしてませんでした。
それどころか、ビルディングの照明に照らされてキラキラ光る雪を見ながら、あ~綺麗だな~、なんてのん気に思っていましたから...。
そしてBGMにジュリー・クルーズの1989年のファーストを聴いて、その雰囲気に浸ったりしてました。
1. Floating – (4:51)
2. Falling – (5:18)
3. I Remember – (4:11)
4. Rockin' Back Inside My Heart – (5:45)
5. Mysteries of Love – (4:27)
6. Into the Night – (4:42)
7. I Float Alone – (4:33)
8. The Nightingale – (4:54)
9. The Swan – (2:28)
10.The World Spins – (6:38)
このアルバムはご存知カルト的映画監督のデヴィッド・リンチの作品に使われていた曲がメインに据えられていて、ジュリー・クルーズのソロ名義ではありますが、多分にデヴィッド・リンチのアルバム的であると言ってよいと思います。
実際全曲デヴィッド・リンチとアンジェロ・バダラメンティの共作でありますから...。
甘く優しいメロディの曲が殆どですが、どこか正常でない...猟奇的雰囲気が漂っていて、突然の曲調の変化があったりして、あ~、やっぱり思ったとおり...逸脱した世界があったんですね~、と言う感じです。
しかしそこにはジュリー・クルーズの甘く優しくそして狂気を秘めた耽美なヴォーカルがあり、音の世界に迷子になっているリスナーを導いてくれます。
ただ、その導いてくれる方向が正しいものかどうかは別として...ですが。
その昔、何を隠そう僕もデヴィッド・リンチが監督したテレビ作品「ツイン・ピークス」にははまりまして、夢中になって見ておりました。
友達がアメリカに遊びに来た際に買って行った「ツイン・ピークス」のサントラを録音させてもらって、そのテープも熱心に聴いたものでした。
何とも空虚で寂寞とした音に魅力を感じましたね~。
このアルバムの2曲目の「Falling」がまさにその「ツイン・ピークス」のテーマ曲です。
う~ん、素晴らしい。
デヴィッド・リンチと言う人は、「愛」の中に潜む秘密の世界を人間の狂気に照らし合わせて見ているように感じます。
ですから、手放しで「愛」を肯定していない..とでも言いますか...。
斜めに見ている彼の視線が、そのまま彼の世界観のような気がします。
そんな作品を多くの人がハマッて見ているということは、知らず知らずのうちに我々もその奥底に存在する世界を受け入れていたと言う事でしょうか。
う~ん、そんなことから、やはりこの作品は闇の中で聴くと逆に見えてくる闇があるような気がします...。
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Re:無題
アルバム的には僕はセカンドの方が好きなんですが、何と言っても「Falling」が入ってるのでね~このファーストは...。
ふろぱぱさんが仰るとおり、この世界観ってデヴィッド・リンチのものでしょうね、きっと。
ふろぱぱさんが仰るとおり、この世界観ってデヴィッド・リンチのものでしょうね、きっと。
プロフィール
HN:
Euge
性別:
男性
趣味:
夢想、妄想、ナチュラル・ハイ
自己紹介:
ジョン・レノンから影響を受けた、
自称、シンガー・ソングライター...。
今日もニューヨークのアストリアで白昼夢。
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