忍者ブログ
天知る 地知る 汝知る
[604]  [603]  [602]  [601]  [600]  [599]  [598]  [597]  [596]  [595]  [594
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



2009/5/18

スト-ンズのマイ・ブームはまだず~っと続いておりまして、毎日々々ストーンズを聴かないと居られない状態に陥っています。
まあ、ただストーンズはディランのように作品数が多いので、ネタが中々切れない所が助かります。
そんな状態なので、ブログのネタもストーンズで行こうといつも思いながら聴いているのですが、いざ時間が出来てブログの更新となると他のネタになってしまうと言う...。
何とも煮え切らないような感じですが、これが人生ってやつなのでしょうか?

ジョン・レノンも「ビューティフル・ボーイ」の中でこう歌っております。

Life is just what happens to you,
While you are busy making other plans

ああしよう、こうしよう、などと考え計画立てているのをよそに、自分に起こってくる事が人生なんだよ...と。
う~ん、流石ジョン・レノン。
人生を達観しておりますね~。
素晴らしい。

と言う事で、今回もストーンズではなく、ピート・タウンシェントとロニー・レーンの1977年のコラボ作を久々に聴いて感動しておりました。

All tracks composed by Pete Townshend; except where indicated

1. My Baby Gives It Away — 4:02
2. Nowhere to Run (Ronnie Lane) — 3:17
3. Rough Mix (Lane/Townshend) — 3:12
4. Annie (Eric Clapton/Kit Lambert/Lane) — 2:56
5. Keep Me Turning — 3:46
6. Catmelody (Lambert/Lane) — 3:12
7. Misunderstood — 3:01
8. April Fool (Lane) — 3:34
9. Street in the City — 6:07
10.Heart to Hang Onto" — 4:29
11.Till the Rivers All Run Dry (Holyfield/ Williams) — 3:54

Personnel

Pete Townshend & Ronnie Lane — various Acoustic & Electric guitars, mandolins & bass guitars, ukuleles & very involved mind games
Edwin Astley — Orchestral Score
Boz Burrell — Bass
Mel Collins — Saxophone
Eric Clapton — Lead Guitar, 6 String Acoustic, Dobro & Foot
Julian Diggle — Percussion
Bijou Drains — Gulp
John Entwistle — Brass, Vocal Harp
Peter Hope Evans — Harmonica
Benny Gallagher — Accordion
Tony Gilbert — Orchestral Leader
Chris Green — Principal Cello
Charlie Hart — Violin
Cris Laurence — Principal Bass
Graham Lyle — 12 String Acoustic
David Marquee — String Bass, Double Basses
Billy Nicholls — Vocal Harp
Rabbit — Organ, Fender Rhodes
Steve Shingles — Principal Viola
Henry Spinetti — Drums
Ian Stewart — Piano
Charles Vorsanger — Principal 2nd Violin
Charlie Watts — Drums

このアルバムは大分前(15年位前?)に、タ○ー・レコードのアウトレットで中古盤のCDを買ったんですが、盤にキズが付いていて6曲目の途中からと7曲目が聴けなかったんです。
可也安かったので、交換に行く事もせずにいたんですが、折角聴いてる途中でCDが空回りのような状態になってしまうのが嫌で、ちょっとこのアルバムから遠ざかっておりました。
一昨日ストーンズを聴いてる合間の小休止に、前回のジョンレノンとオノヨーコのアルバムを聴いた時のように軽い気持ちで聴いたんですが、いや~、これってこんなに良かったっけ~?っと、何か凄く儲けたような気になっていました。

しかしまぁ、可也豪華なゲストの顔ぶれですね。
ちょっと意外なのはプログレ畑のメル・コリンズがサックスを吹いてるのと(6曲目)、ボズ・バレル(キング・クリムゾン、バッドカンパニー)がベースを弾いてる事ですかね。(10、11曲目)
一体どういう繋がりなのでしょう?

1曲目の「My Baby Gives It Away」では小気味良いビートをストーンズのドラマー、チャーリー・ワッツが叩き出しています。
全く無駄の無いドラムと言いましょうか。
ただやたらめったらオカズを入れるのが良いドラムだと思ったら大間違いっすよね。
話がそれますが、ストーンズを聴いてると、凄く小気味良いドラムの時と「これってド素人みたい」と思えるドラミングの時があるんですね。
チャーリー・ワッツってなんでこんなにプレイにムラがあるんだろうってよく思っていたんですが、どうもストーンズってチャーリーだけじゃなくてロン・ウッドだとか他のメンツがドラム叩いたりする事があるんですってね。
この話を知って、やっと納得できました。
いや~、チャーリー・ワッツは良いドラマーです。

このアルバムではピートとロニーの曲が基本的に入れ替わり順番に並べられているんですが、2曲目の「Nowhere to Run」で、おっ~、ロニーらしさ爆発やな~っと何故か関西弁になってしまう位の感銘を受けました。...何じゃそれ?
ここでの彼のヴォーカルは少しキース・リチャーズっぽい、ドスが利いていてハスキーな雰囲気が少し出ていてカッコいいです。

そして、3曲目の「Rough Mix」ではピート・タウンシェントですね~。
前からアコギが上手いとは思っていましたが、アコギもエレキも滅茶うまいっす。
この曲では恐らく片側から聞こえるソリッドなリズム・ギターをピートが弾いていて、その後に登場するもう片方の側のリード・ギターをエリック・クラプトンが弾いているのだと思いますが、途中から真ん中の位置に出てくるリードがあるんですね。
これ、どっちが弾いてるのかな~って思うんですが、きっとピートですね。
テクニック的にもセンス的にも、この場面ではクラプトンを食ってると思います。
やはり只者ではないですね、この人。

僕は5曲目の「Keep Me Turning」と 9曲目の「Street in the City」と言うピートの曲がお気に入りなんです。
特に 「Street in the City」は当時のイギリスの状況をパンクのように激しいビートでアジるのではなく、アコースティック・ギターとストリングスという言わばそれとは正反対のアレンジで表現しているのが面白いと思いました。
時代的にはまさにパンク・ロック登場の真っ盛りと言った感じだったのでしょうが、同じ事を歌うにしても余裕があるといいますか、(確かにパンク・バンドの連中に比べ経済的な余裕があったのは事実でしょうが...。)達観できていると言いますか、冷静な目で見ていると言いましょうか、...時代に流されていなかったんですね、この人たちは。
素晴らしい。

どうもこのアルバムはボーナス・トラック入りでリマスターされているようなので、今度改めて買いなおさないといけないかな~って思っています。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
プロフィール
HN:
Euge
性別:
男性
趣味:
夢想、妄想、ナチュラル・ハイ
自己紹介:
ジョン・レノンから影響を受けた、
自称、シンガー・ソングライター...。
今日もニューヨークのアストリアで白昼夢。
カレンダー
08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
アクセス解析
カウンター
最新コメント
(05/13)
無題(返信済)
(11/10)
(09/18)
無題(返信済)
(09/15)
無題(返信済)
(09/13)
最新トラックバック
ブログ内検索
バーコード
フリーエリア
忍者ブログ [PR]