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天知る 地知る 汝知る
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2006/10/15

残念な事にCBGBがとうとう今日でクローズする。
どうやらラスベガスに移って新たにオープンするらしいが、パンク・ロックの歴史が染み込んだ元祖ニューヨークCBGBは無くなってしまう。
何だか寂しい気がするが、僕なんかがこんな気持ちになるくらいだから、当事者達はさぞかし無念な事だろう。
今ニューヨーク時間で夜10時だけど、今夜のCBGBはさぞかし盛り上がっているだろう。
何しろこの最後の夜を飾るアクトが、このパンクの女王パティ・スミス。
昔々、僕はセントラル・パークに彼女の詩の朗読を聴きに行ったことがある。
一緒に行った友人は、「Because the Night」とかやらないかな~?などと期待していたが、詩の朗読であったのでやるわけはなかった。
ただし今夜はやってくれている事だろう。
う~ん、ウズウズしてきた...。
観に行きたいな....。
恐らく聴衆の中にはデボラ・ハリーやデビッド・バーンの姿などもあるかもしれない。
く~っ。
むらむらと興奮してきた。
でもすでに遅し..。
と言う事で今夜はこのアルバムを聴いて気持ちを抑えてみた。
う~ん...。
しかしながら逆に気持ちは抑揚して行き、改めてCBGBの生んだ大きなロック遺産と言うものを痛感する事になってしまった。
「Rock N Roll N*****」でっせ~。
凄いよね~。
今でこそ黒人の人達はお互いを「N*****」って呼び合うようになっているらしいけど、70年代に白人の女が「Rock N Roll N*****」って歌ってるんだもんね~。

いやはや、脱帽です。

CBGB万歳!

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2006/10/1

とうとう今日から10月。
相変わらず月日の経つのは早いですな~。
今朝は雨がシトシト降っていたので、トラフィックのこのアルバムを聴いていた。
...なんでかって?
いや単に最後の曲が「Rainmaker」と言うタイトルだから...。

...半分、嘘。

う~ん、それにしてもトラフィックって言うバンドは本当に素晴らしいバンドで、彼らのアルバムは殆どハズレがなと言っていいと思う。
どのアルバムも名盤と呼べるものばかりではないだろうか。
しかしながらその素晴らしい音楽性とは裏腹に、僕は彼らのアルバムのジャケットのセンスのなさが惜しくてならない。
勿論個人的感想だが...。
初期の2枚目くらいまでは良かったんだけどね~。
特にこのアルバムのジャケットね~。
このジャケットのせいで、暫くの間僕はこのアルバムを聴きたいと言う衝動が全く起きなかったんだよね~。
ジャケ買いのまるで正反対だな~。
しかしながら実際にこのアルバムの音に触れた途端、この作品の虜になってしまった。
う~ん、やはり中身(音)が素晴らしければ、ジャケットが多少センスなくても名盤には違いないんだな~。
これって人間も同じだよね。
外見が多少悪くっても、中身(人間性)が素晴らしければ最後まで残るんだよね~やっぱり。
逆に外見だけで選ばれても(ジャケ買い)、中身が良くなかったら捨てられるのも早い....。
そう、磨くべきは中身ですよ中身...。

...一体誰に言ってるんだろう、僕は?

このアルバムも例のように、トラッドからジャズと様々な音楽性をロックと言う彼らの音楽スタイルに消化して行き、トラフィック・サウンドとして奏でている。
幾分かファンキーなノリがこのアルバムから強くなってきたかな~と言う印象があるかな。
しかしながら、このタイトル「The Low Spark of High Heeled Boys」。
何故に「The Low Spark 」なのか?
たしかにアルバムのスタートもハイテンションというより、レイドバックしたようなスローな雰囲気で始まっているし、このアルバム・タイトル・ナンバーも曲の始まりはローテンションかもしれない。
でも演奏は段々とテンションが高くなっていき、最後には可也な「High spark」の火花がメンバー間に散っていると思えるのだが...。
だから本当は「The High Spark of High Heeled Boys」であるべきなんだと思うけど。
まあ、実際そんなタイトルじゃ面白味に欠けるのは事実かな。

ところで今回この「The Low Spark of High Heeled Boys」って言う曲を聴いてて、

And your head is spinning from a loud guitar

って言うフレーズが面白いな~って思った。
この当時は(或いはこの手のロックでは)聴衆が音に合わせて頭を動かすのを、spinning って表現してたのかな~って。
更にもっと昔は swingig って言ってたかもね。
今や音が激しくなって、ヘビメタの人達は head banging だもんね~。
時代は変わるよね~。



2006/6/8

相変わらずプー太郎状態の続いている僕ですが...。
今日は公立の学校が休み。
しかしながら子供達と家内は昔近所にいた子の誕生会で、出かけてくれた。
う~ん、今日は一日独身生活を満喫できそうだ~!
よ~っし、8トラックで録音するか!
と言う事で、2曲ほどMTRに入れることが出来た。
今回は取り合えずここまでにしておいて、後は音楽を聴きながらくつろぐ事にした。

最近ジャズとロックの間を疾走しているような音楽を聴いていたので、いい加減そこら辺に終止符を打とうと思い、このソフト・マシーンのアルバムで最後を決めてみた。
う~ん、バリバリにテンションあげてジャズってますな~。
でも最初これ買ったときはダメだったんだよね~。
サイケっぽいのか、プログレを期待してこのアルバム買ったから...。
これって、全然ロックじゃないじゃ~ん、何だかただ訳分からないフリー・ジャズやってるだけじゃ~んって思って、ガッカリした。
だから途中で聴くのをやめて、放っておいたんだよね、暫くの間...。
ところが、ふっとした機会に聴きなおしたら、ん~?、これは結構凄いんじゃないの?って思えてきて、今ではよく聴くアルバムになっております。
この頃ロバート・ワイアットがバンドでの居場所をなくし始めていて、悲壮感漂っていたみたいだけど、このアルバムでの彼のドラムは爆発してる。
凄くカッコいいよね~。(もしや、自爆ドラム?)
マイク・ラトレッジのキーボードも基本的にサイケ時代と変ってない気がする。
だからドラムとキーボードだけ聴いていたら、ファースト・アルバム辺りとなんら変わりないんだよね。( う~ん、ちょっと言い過ぎ? )
「Virtually, Pt. 3」ではテープの逆回転なんか使ってるし、ここら辺の発想はロックなんだな~。
ジャズの人、そんな事しないもんね。
ただロバート・ワイアットのヴォーカルがなくなって、代わりにエルトン・ディーンのサックスが鳴ってるので、ジャズ・アルバムになってしまってるのかな。
って言うか、彼らがジャズを鳴らそうとしていたのは明らかなんだけど...。

...一体どっちなんじゃ?



2006/4/23

う~ん、可也グダ~っと週末を過ごしてしまったな~...。
ウイークデーの疲れがどど~っと出て来てしまうので、仕方ないと言えば仕方ないんだけど...。

先週の出張時、いつもの様に大量のCDを持参したんだけど、今回は志向を少し変えて、CDを選ばずにCDケースの端から順々に聴いていったんだよね。
いや~、それが意外にも中々良い方法だったみたいで、全アルバムともに耳によく響いてきた。
そんな中でも、元ストーン・ローゼスのギタリスト、ジョン・スクワイアー率いるシーホーセスのこのアルバムが耳にこびり付いちゃって、仕方なく、うだ~っとしながら今日も聴いていた。
このアルバムが出た時は、僕らの仲間内では話題になったんだけど、実際にCD聴いてみたら皆ちょっと期待外れでがっかり、というのが正直な所だった。
所謂当時流行りだったブリット・ポップの域を全然出ていなかったからね~。
あ~あ、またか~、って言う感じだった。
きっと、ジョン・スクワイアーはこのバンドでビートルズとレッド・ツェッペリンの結婚をもくろみ、オアシスのような子供を生ませたかったんだろうね~。
でもこの時のロック砂漠にはオアシスが沢山あって、オーディエンスはそんなに喉が渇いてるような状態ではなかったからな~。
でも久々にこうして聴いてみると、その当時とは違った印象が得られるもんなんだよね~。
「The Boy in the Picture」とか、ギャラガーとスクワイアーの共作「Love Me and Leave Me 」なんてイギリスっぽくて、可也良い曲だもんね。
今もここら辺の曲のメロディが僕の頭で鳴ってるもんね。
「Love Is the Law」の後半のインスト・パートはストーン・ローゼスのセカンドで実践された事の延長だけど、ローゼスに比べると残念ながら少し見劣りがしてしまう。
スクワイアー以外のメンツが枠にピッしりと詰まる位の力量はあるにも拘らず、その枠から飛び出る事が出来なかったという事かもしれない。

...。

う~ん、何かヘンなコメントだね~。
ここまで読んだ人は、僕がこのアルバムを良いアルバムだと言っているのか、良くないと言っているのか分からないかも知れないもんね。

まあ、興味ある人は実際に自分の耳で聴いて判断を下してください。
そう、このアルバムのタイトルにあるように Do It Yourself!! 



2006/4/18

いや~、すっかり春になったな~。
春というと日本では桜だよね、やっぱり....。
今頃は彼方此方で花見なんだろうね~。
でも、最近はアメリカでも彼方此方に桜が咲いているんだよね。
今日もニュージャージーで、小さな桜の木が家の庭に植えられてるのを見た。
まあ実際春の風物詩として、桜は良いよね~。
でもさ~、こう言うのって本当に良いことなのかな~?
元来アメリカには桜は無かったわけじゃない?
ある意味自然体系を壊してるんじゃないかと危惧しちゃうんだよね。
もともとその土地にいなかった動物をどっかから連れてきちゃったりさ~。人間って、好き勝手やってるんじゃないかと...。
...って言ってる自分も、元来アメリカにいた人間じゃないのに移住してきて、自然体系を壊してるのかもしれないけどね。偉そうな事はいえないな...。

と、長い前置きでしたが、そんなこんな思いをめぐらしながら、スピリットの1970年のこのアルバムを聴いていた。
う~ん、偶然だが、このアルバムって人間による自然破壊なんかをテーマにしてるよね~?
名曲「 Nature's Way 」でも

It's nature's way of telling you, soon we'll freeze
It's nature's way of telling you, dying trees

と歌ってるしね。
更にアルバム全体を通して聴いてると良く分かる。

話はそれるけど、このアルバムって、ジャケットがエグイわりに音は比較的普通だよね。
もっと、グニュグニュじゃないかと最初期待したんだけど...。
バーズとステッペン・ウルフを足して2で割った感じ...。
サイケと言うより、フォーク・ロックに近いんじゃないかな?
学生の頃、先輩の吉祥寺のアパートで聴かせてもらったのが最初だったな~。
う~ん、遥か昔のエジプト魂...。



2006/2/7

日本人が経営する日本食レストランのBGMは、意外にジャズとかが多く日本の歌謡曲などはあまり聴く事が無い。
ところが中国系の経営者だったりすると、逆に日本的なものに妙にこだわり、BGMが演歌だったりする事がたびたびある。そして今日最後に訪問した中国系のオーナーの店で、チューリップの「サボテンの花」と言う曲がかかっていて、何だか不思議な気分になった。
演歌よりももっと日本的な香りがしたな...。
う~ん、たまには日本語の曲を聴くのも良いね...。

しかしながら今日もそんな前振りには関係なく、1日中聴いていたディス・モータル・コイルのこの3枚目のアルバムの話。
これがリリースされたのは1991年。
僕がニューヨークへ来た年。
ちょうど湾岸戦争の後くらいだね。
このアルバムを買った時の事は良く覚えてるな~。
もしかしたら、僕がニューヨークで最初に買ったCDだったかも...。
イースト・ヴィレッジのタワーレコードで物色してた時に見つけたんだよね。
あ~、ディス・モータル・コイルの3枚目出たんだ~!って思って迷う事無く購入した。
う~ん、でもその時は、内容にはイマイチ満足できなくて、あんまり聴き込まなかったんだよね~。
大体、1、2枚目と路線は一緒なんだけど、何かこう、ハッとさせられるような音が無いんだよね、このアルバムには...。
1枚目なんかは結構聴き所が多くて、驚かされる部分があったんだけど...。
でも、今日何となく聴いてみようと思って、何年振りだかに聴いたんだけど、意外に良かったな~。
アレンジもそんなに凝ってなくて、シンプルに仕上げてる。
そこら辺が、逆に今日の気分にしっくりきたのかも...。
スピリットの「Nature's Way」なんか演ってたんだね~。
すっかり忘れてたよ~。
そしてその曲に続き、バーズの「I Come and Stand at Every Door 」。
ここら辺の曲の連なりには、反戦のメッセージがこめられてるんだろうね。
ちょうど、湾岸戦争の頃だったし...。
シド・バレットの「Late Night」のカヴァーなんかも結構面白く仕上がってるね。
シド・バレットの狂気がない分、オリジナルより聴き易いかも。



2005/12/19

NYは明日、地下鉄などの公共交通機関がストになるかも知れないって...。
先週の金曜日も同じこと言って、大騒ぎしてたのに...。

仕事の帰り道に、クラッシック・ロックのラジオ局聞いてたら、スピン・ドクターズが出ていた。
んっ?スピン・ドクタ~~ズ~~??
あの人達解散したんじゃないの~?
...と思ってよく聞いてたら、どうも再結成したらしい。
ふ~ん、そうなんだ。
正直言ってあんまり興味なかったんだけど、家に帰ってから何となく、彼らのこのアルバムを超久方ぶりに聴いてしまった。
これが出た頃は、大流行だったんだけどね~このバンド。
でも僕はヴォーカルがあまり好きじゃなくて、ダメだったな~...。
それとベースがず~っとチョッパーやりまくってるのも、好きじゃなかった...。( コンプレックス? )
しかしながら、あの当時から、ギターは上手いな~と感心していたんだよね。その頃は、グランジの時代だったから、こう言う風にちゃんとギター弾いてるのって少なかったからね。だから尚更そう感じたのかもね。
今日聴いても、あの頃の印象とあまり違った印象を受けることは無かったかな?
ヴォーカルは相変わらず好きになれない...。
でも今回聴いてて驚いたのは「More Than She Knows」の物凄いハーモニカのソロ!
これって、ブルース・トラベラーのあのおっちゃんじゃない?
凄まじい事やってるよ~、あのおっちゃん。
それにしてもタイトルの「Pocket Full of Kryptonite」のKryptoniteって何?って思って調べたら...。

Krpton・te [/-it/]

[名]スーパーマンを無力化する物質.

なんだって。
へ~、面白いね。
...って、やっぱり、ドラックかなんかの事なのかな?

そう言えば、話変わるけど、昔ビター・エンドっていうライブ・ハウスに出た時、楽屋でこのスピン・ドクターズのいたずら書き見つけたんだよね。
その時、あ~、今を時めくスピン・ドクターズも昔はこんなクラブで演奏してたんだな~っと感慨深かったけど、今やそのスピン・ドクターズもクラッシック・ロックのラジオ局に出演する人の仲間入りなんだね~。

う~ん、光陰矢のごとし....。



2005/12/10

今日も仕事...。
土曜日なのにね~。
疲れが抜けないし、気分的にも何だか盛り上がれない。

そう、こう言うブルーな時には根明かなリンゴ・スターのアルバムを聴いて、気分転換。
このアルバム結構良いんだよね~。
リンゴの曲作り、経験の賜物か随分と慣れた感じじゃない?
...って、リンゴが曲作ってんだっけ?
と思って、アルバムのクレジットなどをちょっと調べてみた。
このアルバム買ってから、あまりそこら辺を気にして見ていなかったんだけど、一応リンゴは曲作りには参加してるみたい。ただ他の人の名前もずらっと並んでいるので、実際作曲に関してはどの程度関わり合ってるのかは分からないな。
 「King of Broken Hearts」聴いてたら、ギターがジョージにソックリなんだよね。このギタリスト誰だか知らないけど、きっとジョージになりきったつもりで弾いてるんだろうな~って思って聴いてたら、これのギター弾いてんのジョージだよ。
ジョージっぽいの当たり前だよね(笑)
たまにはそう言う予備知識なしでアルバム聴くのって面白いよね。
それにしても相変わらず豪華なゲスト人が色を添えてるね~。
ポールも参加してるし、トム・ペティ、スティーブン・タイラー、アラニス・モリセットなんかも参加している。
さすがリンゴだね。



2005/12/2

今回の出張に出かける前日辺りから、再び痛風の兆候が現れ始めた。
最初は、んっ、何かちょっと変だな~、と言う程度だったけど、出張の朝イサカに到着した時には既に足は赤く膨れ上がってきていて、痛風が再発していたのは明らかだった。
いや~、参ったな~、またか~...。
今保険はないし、医者にかかるの困るな~と思いながらも、片足を引きずりながらお客さんの所を訪問していた。
すると、あるチャイニーズ系の食料品店で、「じぁあこの薬あげるから試してみなさいよ。」と何だか少し怪しげな箱の薬を頂いた。
それは何かの油らしく、痛風に効くとは書いていなかったが、様々な体の痛みを緩和するものらしかった。
まあ、何にもないよりマシかも...程度の気持ちで、この油を足の痛む箇所に塗ってみた。
するとどうだろう...驚き、桃の木、山椒の木。
数時間後には痛みが大分薄らぎ、腫れていた足も大分腫れが引いてきていた。
うっへ~、恐るべき中国漢方の世界...。
前回医者へ行ったとき、4~5本注射打たれたのに、今回はこの油塗っただけで治りそうだな~。
ようっし、ちょっとこのままこの薬を塗り続けてみよう...。
もしかすると、完治するかも。

何だかルンルン気分になってきたので、次のお客さんの所へ行くにも足取り?タイヤ取り?..も軽く、音楽もあまりへヴィではないものが聴きたくなった。
そういえば、今回サイモンとガーファンクルのライブ持って来てたっけ...。
このアルバムもあんまり聴き込んでなかったから、このタイミング
に調度良いかも。
どんな曲がどんな順番で演奏されていたか全く覚えていなかったので、当時のライブ会場にいるような気分にさせられるかもね...。
う~ん、ちょっとワクワク。
すると1曲目なんとファースト・アルバムから「 He Was My Brother 」。67年ってもうサイケの時代だよね。
あの時代にファースト・アルバムの曲とかやってたなんて、何だか少し意外な感じがした。
このライブ・アルバムは全19曲だが、ファースト・アルバムから
は5曲も演奏されている。
更にMCではファースト・アルバムのジャケットの写真撮影についての話がされてるし、僕は聴いてて何だか時代の感覚が上手くつかめなかった。
ライブでは全く2人きりで演奏されていて、ポール・サイモンのギターの素晴らしさとアート・ガーファンクルのヴォーカルの美しさを改めて認識することが出来る。
そして意外だったのは、MCは基本的にアート・ガーファンクルが務めていた事。そして彼のユーモアのセンス。
昔ヨーコ・オノが「いつでも大切なのはユーモアのセンス」と言っていたのを思い出した。
最近このユーモアのセンスが欠落している自分に反省...。
それにしても、サイモンとガーファンクルってある意味幸運だったよね。とは言っても、幸運なのが良いかどうか分からないけど...。
だってディランなんて、フォークからロックへ移った時豪く聴衆から罵倒されていたけど、サイモンとガーファンクルはロック・サイウンドで有名になったから、アルバムではフォーク・ロックやってて、アコギ1本のスタイルでライブやっても聴衆からそういった意味で罵倒されることは無かったもんね。

おっと、随分と長くなってしまった...。
そんじゃ、また。



2005/11/29

ここ数日何だか凄く暖かいね...。
過ごしやすくて良いんだけど、また木曜日から寒くなるってラジオで言ってた。
気温が急激に変化すると体調壊しやすくなるから、気を付けないとな...。

そんな暖かな今日はニュージャージーで仕事。
う~ん、ニュージャージー、New Jersey,NJ,......。
そう、色々なアーティストが居るけど、ニュージャージーと言えばやっぱりこの人の顔が真っ先に浮かんでくる。
今ではラジオなんかを聴いてると、この人の名前を言わず、単に「ボス」と呼んでいる。
そうだね、「キング」でもないし「プリンス」でもないし「リーダー」でもないし、やっぱり「ボス」って感じだよね、この人は。
やっぱり、この土地に来ると何となくこの人のアルバムを聴きたくなる..。( 半分本当、半分ウソ...。)
この2枚組みは聴き応え十分だね。
今日1日中、ず~~~っと聴いてた。
重い曲から、軽快なナンバーまで、余す所無く「ボス」の魅力が満載されている。
以前から感じていたんだけど、何だか僕の中でこの人はエルビス・コステロとダブるんだよね。
って言うか、コステロってイギリスのブルース・スプリングスティーンっていう気がするんだけど、どうかな?
歌に妙に感情移入して、がなる様なヴォーカル・スタイルが似てるからそう感じるのかな~?
でも同じニュージャージーの顔ボンジョビもスプリングスティーン的なヴォーカル・スタイルがあるけど、コステロに似てるとは全然思えないもんな~。
やっぱ、曲調かな~?
まあ、いいや、僕はそんな感じがするという、それだけの話です。
しかし、このアルバムのタイトルトラック「The River」は不朽の名曲ですな~。
僕はスプリングスティーンを聴いてると、彼の体を透けて向こうに、ぼんやりと「アメリカ」がいつも見えてくる。
まあ、この曲「The River」も間接的に「アメリカ」を歌ってるんだと思うけど。
いや~、でも今回のスプリングスティーンの「The River」は、この間聴いたジョニ・ミッチェルの「River」とは違って、泳ぐ場所になってるね(笑)
今、ふっと思ったんだけど、「河」を題材にした曲っていくつかあるけど、みんな違った感じでこの「河」に接してるね。
昔から「河」は文明の栄える源であったのは周知の通りだろうけど、その「河」の持つ何かがアーティストに訴えるのかね?
スプリングスティーンは「河」で泳いで、ジョニ・ミッチェルは「河」でスケートして、ボブ・ディランは「河」の流れをじっと見つめて、二ール・ヤングは「河」で彼女を撃って殺しちゃったもんね(笑)

プロフィール
HN:
Euge
性別:
男性
趣味:
夢想、妄想、ナチュラル・ハイ
自己紹介:
ジョン・レノンから影響を受けた、
自称、シンガー・ソングライター...。
今日もニューヨークのアストリアで白昼夢。
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