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2009/1/17

この間ラジオのニュースを聞いていたら、何ともコメントしようのない事件を報道していました。
自分の子供にアドルフ・ヒトラーと名前をつけた親がいて(確かニュージャージーだと思います...。)その子の誕生日のケーキに名前を入れるのを、ケーキ屋さんから拒否されたと言う事件でした。
う~ん、子供にヒトラーと名付けた事自体、よくまあ受理されたな~という気がするんですけどね。(日本では子供に「悪魔」と名付けようとして受理されなかったんじゃないですっけ...。)
未だにネオ・ナチは存在するんでしょうね。
でなければ冗談でも付けない名前でしょう、これは...。

このニュースは僕にはあまりにもタイムリーだったんです。
というのは偶然にもついこの間まで読んでいた本がフレデリック・フォーサイスの「オデッサ・ファイル」と言う小説で(ジョン・ヴォイト主演で1970年代に映画化もされましたね。)、ナチス親衛隊(SS)の残党を救済する組織「オデッサ」を描いたフィクションとノン・フィクションの入り混じったようなサスペンスだったからなんです。
この小説ではナチが如何に卑劣で臆病者の集団であったかを描いてもいるんですが、同時にその後始末をドイツ国民がその責めを負わされた事も描かれていました。
ある一部の気狂い集団によって行われた史上最悪の残虐行為。
ドイツと言う国が負わされた過去はこの後も消える事はないでしょう。

そんな重く暗い過去を背負ったドイツから出てきたグループ、タンジェリン・ドリームの1975年の作品を引っ張り出してきました。

1. Rubycon, Part One – 17:18

Composed & played by -
Edgar Froese: Mellotron/Guitar & VCS 3 Synthesizer;
Christopher Franke: Double Moog Synthesizer/Synthi A/Organ/Modified Elka Organ & Prepared Piano;
Peter Baumann: Organ/Synthi A/E-Piano & Prepared Piano

2. Rubycon, Part Two – 17:35

Composed & played by -
Christopher Franke: Double Moog Synthesizer, Gong/Synthi A/Organ;
Edgar Froese: Organ/Mellotron/Guitar/Gong/VCS 3 Synthi;
Peter Baumann: E-Piano/Organ/Synthi A Voice/ARP 2600

この人たちはプログレッシヴ・ロックの文脈で語られる事が度々ありますけど、電子音楽と言った方がニュアンスが近いでしょうか。
メロディとリズムで音楽を作っているのではなく、音のコラージュによる「音楽」と言うより「音世界」を構築しています。
大分音作りの面でピンク・フロイドの影響を感じますけど、根本的にロックを鳴らそうとしているフロイドとロックを拒否しているような性格のタンジェリン・ドリームでは土台が全く違っているように思えます。
人の持つ暗澹たる狂気に入り込んでトリップをしているような、暗く、重く、ある意味、悲しく、美しい、...そんな部分での共通項はあるようにも思えますが、またちょっと違った特異で非常に謎な世界です。
恐らくこのグループのメンバーは所謂「戦争を知らない子供達」なんだと思いますが、自分の国で起こった悲劇が彼等の精神に深く影を落としていたんではないかと思います。
実際小説「オデッサファイル」題材にされているロシュマンという残虐なナチ収容所長が南米パラグアイで心臓発作で死亡したのは1977年で、このタンジェリン・ドリームのアルバムより後な訳です。
この頃までドイツではSSと言う過去が引きずられていたのでしょう。

このアルバムのタイトル「ルビコン」は、イタリアにあるルビコン川《 Rubicon 》(古代ローマ共和政時代に、属州ガリアとイタリアとの境をなした川。ラベンナ付近でアドリア海に注ぐフィウミチーノ川に比定される。前49年、ポンペイウスとの対決を決意したシザーが「賽(さい)は投げられた」と叫び、元老院令を無視して渡河したという故事で知られ、重大な行動に出るたとえとして「ルビコンを渡る」と用いられる。「Yahoo辞典より引用」)の事かと思っていたんですが、スペルがちょっと違うんですね。
では、何のことなんでしょう????

やはり「謎」な世界です。
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2008/12/22

先週末NYは雪で大変でした。
特に車の運転をしなければならない人にはね~...。
僕も危なかったですよ~。
一時停止の交差点に差し掛かってブレーキを踏んだら車がそのままズルズル~って...。
一時停止で止まっていた前の車にぶつかりそうになったので、ヤバイッ!って思いながらもハンドルを切って反対車線の方へ行って事なきを得ました。
でも反対車線に車が来ていたら、正面衝突でお陀仏だった所。
いや~、怖い怖い 。
そんな路上のコンディションが続いていたせいか、きっと精神的に不安になったんでしょうね、一昨日、運転してる車が滑る夢を見たんです。
そうしたら、どういう訳かその夢にトーキング・ヘッズのデヴィッド・バーンが出てきたんですね。
何で~?謎...。
夢の内容は殆ど覚えていないんですけど、デヴィッド・バーンの事は鮮明に覚えていて、これをきっかけに昨日トーキング・ヘッズのアルバムを久しぶりにCDラックから取り出してきました。

僕はこのバンドのアルバムは実は2枚しか持ってないんです。
ロック名盤ガイドにもよく登場する「Remain in Light」と、この1983年の5作目なんですけど...。

1. Burning Down the House – 4:00
2. Making Flippy Floppy – 4:36
3. Girlfriend Is Better – 4:25
4. Slippery People – 3:30
5. I Get Wild/Wild Gravity – 4:06
6. Swamp – 5:09
7. Moon Rocks – 5:04
8. Pull Up the Roots – 5:08
9. This Must Be the Place (Naive Melody) – 4:56

ロック・オヤジである僕は基本的にロックと名のつくものはいつでも受け入れ態勢万全の状態であるよう心がけています。
しかしながら、いくつかのバンドや作品は音楽的に優れている事や歴史的観点からいかに重要である事が理解できても、どうも自分の嗜好に合わなかったりするんですね。
僕にとって、トーキング・ヘッズはそんなバンドの一つだったんです。
このバンドはパンクムーブメントの70年代後半に圧倒的なオリジナリティを持って登場し、その地位を不動のものにしました。
ブライアン・イーノのプロデュースも手伝い(このアルバムは違いますけど...。)斬新な音楽的アイデアも豊富で、後のミュージシャンに多大な影響をもたらしています。
う~ん、しかしながら...、分かってるんですけどね~、僕は何だか受けつけられなかったんですね~。ダメだったんですね~、トーキング・ヘッズは...。
何かノリが違うって言うか...、面白いと感じる観点が違うと言うか...。
自分には良く理解できないバンドだったんですね~。
ところがぎっちょん。
一昨日の夢のお告げの影響か...。
昨日このアルバム聴いていたら...、おっ~!、えっ~!へ~っ!ぬぬぬ...!ちょこざいな~!おぬしやるの~!っと可也ビンビンに僕の頭の中で彼等の音が響き渡りました。
このアルバム自体きっとポップで聴きやすいんだろうけど、いままで僕がトーキング・ヘッズに起こしていたアレルギー反応は一体なんだったんだろう?と思うくらいでした。
う~ん、これだからCDは売れないんだよね~。
CDラックからはみ出しても更に増え続けるCDを見て、家内が「聴かないCDがあったら売りなよ~。」って言うんですが、そういう訳には行かないんだよね、こう言うことがあるから...。
今後トーキング・ヘッズのアルバムが1枚、1枚と順に増えていく事でしょう...。

それで、このアルバムですけど...。
この作品ににおいて一番のポイントは3曲目「Girlfriend Is Better」の歌詞に出てくる、

Stop making sense

と言う事だと僕は思います。
これは彼等のライブ・アルバムのタイトルにもなっている言葉で、デヴィッド・バーンの音楽観あるいは芸術観を見事に表している言葉でしょう。
...と、この言葉に「意味」を持たすこと自体ナンセンスなんですけども...。

僕の夢にデヴィッド・バーンが出てきたのは何か意味があったのではないかと考えがちですか、本当の所たまたま彼のイメージが僕の脳に残っていて、ふっと出てきただけなんでしょう。
そしてそう言った関連性のないイメージをただ繋げ合わせて一つのものにして行く作業こそが、トーキング・ヘッズの目指したものなのかもしれません。

ただ昨日テレビで「シンプソンズ」というアニメを息子が見ていたら、トーキング・ヘッズの曲がかかったんです。
う~ん、これは単なる偶然ではなく、もしや何かの因果関係があるのか~?
なんて考えてしまう僕はまだトーキング・ヘッズの言ってる事をちゃんと理解できていない(感じ取っていない。)のかもしれませんね。(笑)


2008/12/4

いよいよ12月に突入ですね~。
今年もあとわずかですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
今週のはじめは結構忙しかったんですが、今日ひと段落着いたのでブログのアップが出来ております。

先日日本から来たお客さんがマンハッタンの状況を見て、「アメリカ、景気悪いって言ってるけど、全然悪くないじゃないの。」って言っておりましたが、確かに5番街辺りはクリスマス・ショッピングで人の山が出来ております。
その為に5番街の中心では右折が殆ど禁止されてしまっていて、そこに入り込んだら二進も三進も行かない状態になってしまいます。
この時期、マンハッタンへの車の乗り入れは出来るだけ避けたいものですが、仕事なのでしかたないっすね~、...。

先週のウイークエンドは感謝祭の連休だった訳ですが、木曜が感謝祭当日で休み、金曜を空けて土日と休みなので一般の人たちは、「だったら金曜を休んでしまえっ!」って具合に連休を作っていたんですね。
でも公には金曜日は平日だったんです。
で、この金曜日は感謝祭セールの翌日で、何て言ったら良いかな...、売れ残り品処分セールみたいな感じかな...で大きなセールが彼方此方であるんですね。
この日は"Black Friday"と呼ばれ(黒字になる金曜という意味なのかな?...。)販売者側も消費者側もウハウハの日で、我が家もラップトップ・コンピューターを購入したと言う次第です。
この時期は"Black Friday"に始まって、クリスマスまで買い物フィーバー(古っ!)が続くんですね。それでマンハッタンが人の山になっていた訳です。
ただ、良い事ばかりではなく、このセールを目当てに行く買い物客の軍団が大手ストアーで開店時にセキュリティーの人を踏み潰して死亡させてしまったという事件もありました。またこの日は彼方此方から車でマンハッタンに来る人が多く、違法駐車が多いので、一年で一番多くパーキング・チケットが発行される日らしいです。そのためか異常にトラフック・オフィサーが街中に配置されていて、僕なんかはチケットを切られはしないかと戦々恐々として仕事をしてました。
堪らんぜ!"Black Friday"!

で、ふっと、"Black Friday"と言えば、スティーリー・ダンにそういう曲があったじゃないっすか~と思い出して、彼等の1975年のこのアルバムを引っ張り出してきて、聴いていました。

All songs written by Becker and Fagen.

1. Black Friday 3:33 — Guitar solo by Walter Becker
2. Bad Sneakers 3:16 — Guitar solo by Walter Becker
3. Rose Darling 2:59 — Guitar solo by Dean Parks
4. Daddy Don't Live in That New York City No More 3:12 — Guitar by Larry Carlton
5. Doctor Wu 3:59 — Alto saxophone solo by Phil Woods
6. Everyone's Gone to the Movies 3:41
7. Your Gold Teeth II 4:12 — Guitar solo by Denny Dias
8. Chain Lightning 2:57 — Guitar solo by Rick Derringer
9. Any World (That I'm Welcome To) 3:56
10.Throw Back the Little Ones 3:11 — Guitar solo by Elliot Randall

でも、ここで歌われている"Black Friday"って、所謂この年末セールが始まる金曜日の事ではないな~と...。
大体において、"Black "っていう色は両極端な印象があって、その中でも比較的にネガティブな印象が強い色なんですけど、如何でしょう。
「黒字」と言う印象より、「暗黒」とか「黒魔術」だとかって言う印象の方が強くないっすか?
まあ、それはさて置き、ここでは恐らく1869年に起こった株式市場の惨劇を歌ってるように思います。

When Black Friday comes
I'll stand down by the door
And catch the grey men when they
Dive from the fourteenth floor

飛び降り自殺しちゃってる訳ですね。14階から。
良い買い物して、嬉しさ余って身を投げる人はいないですもんね。
いや~、ただこの曲は1869年の状況を想像して聴くと言うより、今現在起こってるウォール・ストリートの危機をヴィヴィッドに映しているようで、何だか怖いです。

スティーリー・ダンと言うバンド(と言うかユニット?)はジャージーなサウンド故か少し音的にはお洒落な印象があるかもしれないですが、実はこんな風に、結構皮肉っぽかったり、変態的だったり、暗かったり、と一筋縄ではいかない人たちだったんですね。
まあ、この2人の顔見れば何となく納得してもらえると思いますけど...。



4曲目の「Daddy Don't Live in That New York City No More」なんかでも、転落していく人間を描いているように感じるんですけど、今現在ニューコークで起こっていることがそのままじゃないか...と。
何だか、この2人のおっさん、預言者だったんじゃない?なんて勘ぐってしまいそうになります。

そしてアルバム・タイトルの「Katy Lied」と言う言葉が登場する、5曲目の「 Doctor Wu」。
凄いですね~...。
麻薬中毒患者の妄想か?はたまた、単に狂人のうわ言か?
状況があっち行ったりこっち行ったりしてフラッシュバックする様はとっても変態的で、聴いてる僕が、実は自分は頭がおかしいんじゃないかと錯覚してしまいます。
曲後半のリフレインにおけるドラムのフィルイン(ちょっとしたソロ?)は、名作「エイジャ」でのスティーブ・ガットのソロの前哨戦といった趣があります。
これ叩いてるのは、ジェフ・ポーカロなんでしょうか?
流石です。

いや~、それにしても自分の事しか考えていないアメリカ3大会社の社長達みたいな人間に牛耳られている現代社会。
何が正しくて正しくないのか、何を信じられるのか信じられないのか、右往左往してしまう人も多いでしょう。(僕もその一人です。)
そうななると、狂人の妄想って実は現実で、正常だと思ってる自分たちのほうが狂ってるんじゃないかとスティーリー・ダンのこのアルバムを聴いていると思えてしまいます。

ふ~っ...。


2008/10/4

今週の頭に私用で叔母の住むオハイオ州クリーヴランドへ行って来た。
2年ぶりのクリーヴランド。
アメリカで衰退している都市ワースト10に見事にランクインしていたこの街には唯一僕のようなロック人間に嬉しい所がある。
それは「ロックの殿堂」。
しかしながら今回はそこに行く余裕など全く無しだったので、パス。
次回の訪問時には是非足を運びたいと痛切に思った。
それにしても今回久しぶりにこの街へ行って感じたのは、何ともアメリカ人のフレンドリーで優しい事。
NYでの生活に慣れていると、これはもう一種のカルチャーショック....。
う~ん、アメリカは広いんだな~と妙に感心して、この国を見直してしまいました。
今回叔母の友人でテキサスから来ていた人たちがいて紹介された。
元々オハイオの人たちなんだけど、テキサス辺りだとまたオハイオとは生活習慣とかそこに住む人達の気質とか色々違うんだろうな~と想像してしまった。

テキサスと言うとJFKが暗殺された街ダラスがあり、オイル・ビジネスが盛ん?(良く知りません...。すみません。)で、ブッシュ大統領の出身でもある事が直ぐ頭に浮かぶ。
う~ん、何とも暗躍した世界の砂嵐が僕の頭の中で吹きまくりと言う感じだけど、いやいや、テキサスと言って忘れてはいけないのがこのブルース野朗、スティーヴィー・レイ・ヴォーンでしょう。

と言う事で、彼の1983年のデヴュー・アルバムを久しぶりに聴いていた。

1. Love Struck Baby (S.R. Vaughan) – 2:19
2. Pride and Joy (S.R. Vaughan) – 3:39
3. Texas Flood (Larry Davis, Jim W. Scott) – 5:21
4. Tell Me (Chester Burnett) – 2:48
5. Testify – 3:20 *
6. Rude Mood (S.R. Vaughan) – 4:36
7. Mary Had a Little Lamb (Buddy Guy) – 2:46
8. Dirty Pool (Doyle Bramhall, S.R. Vaughan) – 4:58
9. I'm Cryin' (S.R. Vaughan) – 3:41
10.Lenny (S.R. Vaughan) – 5:00

いや~、それにしても、ぶっといギターの音だね~。
この人、ジャケットに描かれてるようにストラトキャスターがメインなんだろうね、シングルコイルらしい何ともシャキシャキで切れ味の良い音なのに線が細くないんだな~。
ブルースには違いないんだけど、限りなくロックに近いブルースだよね。
...って言うか、ブルース自体ロックが登場してから、(特にジミヘンやクラプトンが登場して以来...、)ロック寄りになったと言うか、ロックに犯され続けてきた感がある。
う~ん、ちょっと近親相姦みたいだけど...。
だからこれは純粋に現代のブルースと言っていいかも知れない。
いや~、しかし5曲目の「Testify」と6曲目の「Rude Mood 」のインスト・ナンバー連発は圧巻ですな~。
特に「Testify」はモロ、ジミヘンではないですか。
これは堪りませんな~。
ただドラムのお兄さんにもうちょっとミッチ・ミッチェル風にオカズをビシバシ入れて派手に叩いてもらいたかったっすけど...。
...って、それはただジミヘンの幻影を見てるだけなのかな?
いや、ドラムのお兄さんはタイトで、それはそれで良いと思います。
失礼いたしました。


2008/7/28

僕は超常現象とかUFOとかの話が好きで、YOUTUBEなどでもその手の物をよく観る。(特に今の時期は心霊もの...稲川淳二氏の話は大好きだな~。滅茶怖いけど...。)
で、この間子供と一緒に日本のテレビを観ていて、UFO は実はタイム・マシンで、それに乗っている宇宙人と思われた人達ってのは未来人なんじゃないかという話があって妙に納得してしまった。
う~ん、実際何千年も先、人類が滅んでいなければの話だけど、時空(って言えばいいのかな?)の研究が進んでタイムマシンが完成してもおかしくないかもしれない。
じゃあ、宇宙人って、やっぱり存在しないのかな?

そんなこんなを考えていたら、お~っ、そう言えば UFO と言うバンドがあったな~、なんて思ってCDを出してきた。
しかし、恥ずかしながら僕は真剣にこのバンドを聴いていなかったので、この1992年にリリースされたベスト盤しか持っていない。

1. Doctor Doctor
2. Rock Bottom
3. Out In The Street
4. Mother Mary
5. Natural Thing
6. I'm A Loser
7. Only You Can Rock Me
8. Lookin' Out For No. 1
9. Cherry
10.Born To Lose
11.Too Hot To Handle
12.Lights Out
13.Love To Love
14.This Kids
15.Let It Roll
16.Shoot Shoot

このバンドの存在を知ったのは高校生の時の文化祭の時。
へヴィメタルをやっていた友達のバンドが「Doctor Doctor」と「Rock Bottom」のコピーをしていて聴いたのが最初だった..。
う~ん、本物じゃなくて高校時代の同級生のコピーが最初の出会いとは、幸か不幸か...。(いや~、しかし、あの頃は文化祭でパープルの「ハイウエイスター」と双璧をなして「Doctor Doctor」をやってるバンドが多かったような気がする。)
だからか、僕の中ではこのバンドはハード・ロックというよりへヴィメタルと言う印象が強かった。
でも今こうして聴くと、単にハードとかへヴィを売り物にしていたバンドではなく、メロディを重視した正統派ブリティッシュ・ハードだったんだな~と思いながら聴き入ってしまった。
このベスト盤はマイケル・シェンカーが加入してからの黄金期の作品のみ収録で、それ以前の 1枚目、2枚目、の曲が収録されていないのが少し残念。(それは単に僕が聴いたことがないのが理由に過ぎないけど...。)
UFO は1969年結成なので結構古株のバンドなんだけど、当時の多くのハードロック・バンドがブルースをルーツに自分たちの音楽を展開していたのと違い、彼等はハードロックが出発地点となってるような気がする。(1、2枚目を聴いたら意見が変るかもしれないけど...。)
そこら辺が後のへヴィ・メタル・バンドに与えた影響の大きさの理由なのかもしれない。言わば、ハード・ロックからへヴィ・メタルへの時代の流れの中で橋渡し的存在だったのだろう。

いや~、それにしても、カルロス・サンタナと並びロック界3大泣きのギタリストの一人であるマイケル・シェンカー(あと一人は誰?)の演奏もさることながら、僕はピート・ウエイのシンプルだけど独特なグルーヴを生むベース・ラインに惚れてしまった。
「Rock Bottom 」のリフやソロのバックであんなラインなかなか出てこないんじゃないだろうか?
そう言えば、学生時代の先輩Mさんもピート・ウエイのベースに惚れていたっけな~。

甘酸っぱいな~、UFO...。 


2008/6/28

すっかり暑くなりましたね~。
昨晩はこの暑さの中じっとりとスマッシング・パンプキンズの1995年のこの2枚組アルバムを聴いていました。
おお~、このアルバムももうリリースされて10年以上経つんだ~(絶句)

Disc one: Dawn to Dusk

1. Mellon Collie and the Infinite Sadness
2. Tonight, Tonight
3. Jellybelly
4. Zero
5. Here Is No Why
6. Bullet with Butterfly Wings
7. To Forgive
8. Fuck You (An Ode to No One)
9. Love
10. Cupid de Locke
11. Galapogos
12. Muzzle
13. Porcelina of the Vast Oceans
14. Take Me Down

Disc two: Twilight to Starlight

1. Where Boys Fear to Tread
2. Bodies
3. Thirty-Three
4. In the Arms of Sleep
5. 1979
6. Tales of a Scorched Earth
7. Thru the Eyes of Ruby
8. Stumbleine
9. X.Y.U.
10. We Only Come Out at Night
11. Beautiful
12. Lily (My One and Only)
13. By Starlight
14. Farewell and Goodnight

いや~、へヴィーですな~...。
当時はオルタネイティブ・ロック、或いはグランジと呼ばれていたのかな?の全盛期で、ご存知ニールヴァーナやパール・ジャム等が大活躍している中にこのスマッシング・パンプキンズもいたわけなんすね。
70年代後半にパンク・ロックの出現があって、それ以前のロックがオールド・ウエイヴなんて一括りにされて否定されていたんだけど、今の時代にしてみるとその当時ロックを隔てていた壁の存在なんてどうでも良くなる。
そのせいかどうか、オルタネイティブ・ロック・バンドはパンクの要素ともっとそれ以前のハード・ロックやサイケデリック・ロックの要素を持ち備えていて、自分達の音楽を固定していないのが強みだったのかな~なんて思う。

さて、で、この2枚組。
リーダーのビリー・コーガンがピンク・フロイドの2枚組アルバム「ザ・ウオール」の影響を示唆しているように、何とも憂鬱で絶望的な世界が繰り広げられている。
タイトルにある「Mellon Collie 」って「melancholy」(憂鬱)の駄洒落なんだろうと思うんだけど、つまり「憂鬱で永遠に続く悲しみ」って言うのがタイトルなのかな?
では何が一体憂鬱なのか?
このアルバムを通して聴いて感じたのは「断絶」と言う事だろうか...。
これは「ザ・ウオール」で歌われていた自分と他の人に存在する「壁」と共通するものであると思う。
歌詞を見ながら聴いているといくつかの言葉が、意識的なのか無意識でなのか分からないけど、繰り返し色んな曲で使われているのが分かる。
その中でも僕が思ったのは「world」と言う言葉の2面性。
「world」。
それはそのものずばり「世界」のことなんだけど、この言葉って所謂現実に存在する「世界」そのものを指す時と、人それぞれが自分自身の中に抱えている「内なる世界」を指す時の2つがあると思うんだよね。
普通の会話では一般に言われる「幻想」とか「妄想」って言うのは非現実的な事と扱われがちだけど、これって言うのはその個人の中にある世界では実際に起こっている「現実」であるんだよね。
こういった外界と内界での「断絶」が起こって、「ザ・ウオール」で言う「壁」が構築され、このアルバムでの「Mellon Collie 」が生まれてくるんだと思う。
ディスク1の8曲目「Fuck You (An Ode to No One)」では盛んに「disconnect」と言う言葉が飛び出し、自分自身と外界との接続を断っている。
この絶望的な苦しみは、メランコリックなメロディで悲しみとして歌われたり、ブラック・サバスに影響を受けたであろうへヴィなサウンドで怒りとして歌われたり、様々な形で表現されているけど、ピンク・フロイドの「ザ・ウオール」で最後に「壁」が壊されるようなアルバムを聴き終えた後で最終的に救われた様な気持ちになることがこの作品にはない。
それはタイトル通り「Infinite Sadness」だからでしょう.. 。
人が生きて行くということは、常にこの「断絶」と「接続」を繰り返していく事に他ならないからですな~...。


2008/4/24

今週の頭に誕生日を迎えて、「時の流れ」を感じずにはいられない今日この頃です。
そして先日から「時の流れに」と邦題がつけられたポール・サイモンの1975年のこの名盤を聴いていました。

1. Still Crazy After All These Years
2. My Little Town
3. I Do It For Your Love
4. 50 Ways to Leave Your Lover
5. Night Game
6. Gone at Last
7. Some Folks' Lives Roll Easy
8. Have a Good Time
9. You're Kind
10. Silent Eyes

このアルバムは僕が前回ブログにアップしたアート・ガーファンクルのアルバムと対になっている作品ですね。
ここでは2曲目にアートとの共演を果たした「My Little Town」が収録されています。

僕は1曲目の名曲「Still Crazy After All These Years」と2曲目の「My Little Town」に連なる流れを聴いていると...

I met my old lover
On the street last night
She seemed so glad to see me
I just smiled
And we talked about some old times
And we drank ourselves some beers
Still crazy after all these years
Oh, still crazy after all these years

と歌われている「my old lover」って、アートの事だったのかな~、なんて思えてしまうんですね。
ニューヨークのどこかでアートと久しぶりに会ってビールを飲みながら昔話に花を咲かせているうちに、「また一緒にレコーディングでもしようか?」と言う話になって「My Little Town」が実現したんではないかと...。
ポール・サイモンは天才的なシンガー・ソング・ラーターでアート・ガーファンクルはそれにハーモニーを加えるだけのシンガーと思いがちですが、実はそう言った音楽的な部分以上に「人」としてのお互いに触発する部分がこの2人の間には存在したのではないかと思います。
ですからポール・サイモンにとってはどんな音楽家よりもアート・ガーファンクルは気になる存在だったのでしょう。
いや~、それにしてもこの表題曲は素晴らしい。
ジャズ・フュージョンのテイストを散りばめている曲ですが、色々な過去の想いが走馬灯のようにめまぐるしく駆け巡る様子が中間の伴奏で見事に表現されています。
ちょっとしたきっかけで自分の辿ってきた道を振り返ってみて、今自分の立っている場所を見てみる...
そして思うのは

Still crazy after all these years

なんですね。
自虐的な皮肉なのか、諦めなのか、或いは自分自身の確信なのか...。
様々な思いが絡み合う不思議な感情が歌われていると思います。

そして名曲「My Little Town」。
ポールとアートの少年時代を懐かしんだ朗らかな曲と思いきや、その全く逆と言っても良い様な諦めに似た思いがあります。

Coming home after school
Flying my bike past the gates
Of the factories
My mom doing the laundry
Hanging our shirts
In the dirty breeze

And after it rains
Theres a rainbow
And all of the colors are black
Its not that the colors arent there
Its just imagin-ation they lack
Everythings the same
Back in my little town
Nothing but the dead and dying
Back in my little town

アメリカと言うのは日本で思う以上に貧富の差っていうのが存在するんです。中にはアメリカン・ドリームを掴み取り成功する人もいるんですが、大多数の人はこの dirty breeze の吹く my little town で死人のようになって生きているのが(変な表現かな?)現実なんですね。
ただここでポールは「虹の色がその街で黒く見えるのは、そこにある現実の色ではなく、想像力の欠如なんだ。」と言っている訳です。
ジョン・レノンも「イマジン」で歌った「想像力の力」。
人類はこの「想像力」をもって進歩してきた訳で、この欠如が人の生活を困難にしてるんだと思います。逆に言えば「想像力」をもってすれば my little town も虹の都になり得るというヒントがこの歌の中には隠されているようにも思えるんです。

このアルバムでは超一流のスタジオ・ミュージシャンがサポートしているんですが、その中でもスティーブ・ガットの「50 Ways to Leave Your Lover」のドラムは名演のひとつでしょうね。
下手すると曲自体よりこのドラムの方が記憶に残りそうです。

「Have a Good Time」で

Yesterday it was my birthday
I hung one more year on the line
I should be depressed
My lifes a mess
But Im having a good time

と歌われているのは、この間誕生日だった僕自身とダブって妙な気持ちになりました。
"I should be depressed"なんですが、”Im having a good time”なんですね。

このアルバムはアート・ガーファンクルのアルバムが「朝」の爽やかさを感じさせたのとは逆に、「夜」の静けさがアルバム全体を漂っています。
「朝」と「夜」。
逆のものと言うのは実は「1対」であることの証明なんですね。



2008/1/5

と言う事で、今年は「猫年」、いや「ねずみ年」ですね。
我が家の長男は年男。
今年でもう12歳になります。
う~ん、とすると僕はもう12年も父親業をしているのか....。
どおりで年を取ったと感じる訳だ。

では、では、しんみりは止めて今年の聴き初めです。
アル・スチュアートの1976年のこの傑作。
実際に十二支に存在しない「猫年」がタイトルになってるんですが、アルの優しい声によって歌われる数々の物語が、プロデューサーのアラン・パーソン独特のメロウで透明感のあるサウンドで包まれていき、聴くものに何ともミステリアスなムードを与えてくれます。

素晴らしい。

1 . Lord Grenville
2 . On the Border
3 . Midas Shadow
4 . Sand in Your Shoes
5 . If It Doesn't Come Naturally, Leave It
6 . Flying Sorcery
7 . Broadway Hotel
8 . One Stage Before
9 . Year of the Cat

19世紀初頭のイギリスの首相だったLord Grenvilleをタイトルにした「Lord Grenville」でアルバムは幕を上げます。
僕は世界史に疎いのであまり多くを語れないんですが、この曲はLord Grenvilleが批判していた「スペイン独立戦争」を題材にしてるのかな?と...。

そして、激しいピアノのビートによって導かれる「On the Border」もスペインの国境が舞台になっていて、このアルバムの異国的な雰囲気をこの2曲で印象付けています。
スペイン=フラメンコ=スパニッシュ・ギター、みたいなステレオ・タイプ的なアレンジが施されていますが、個人的にこの曲でこれは「あり」ではないかと思っています。

さらに3曲目の「Midas Shadow」も舞台がスペインのホテルに設定されていて、この頃アル・スチュワートがスペインに興味を持っていたのではないかと想像させられます。

と言う事は4曲目の「Sand in Your Shoes」の一節

So it's goodbye to my lady of the islands

もスペインの諸島の事なのかな?なんて考えてしまいます。


更に、アル・スチュワートの代表曲と言って良い「Year of the Cat」。

On a morning from a Bogart movie
In a country where they turn back time
You go strolling through the crowd like Peter Lorre
Contemplating a crime

ここで歌われてる In a country もスペインなのだろうか?と...。
僕は何となくイタリアのヴェニスを想像していたんですけど。

「Bogart movie」と歌詞にあるんですけど、同じくここに登場するPeter Lorreがハンフリー・ボガートと共演してる映画に「マルタの鷹」と「カサブランカ」があるんですね。(他にもあるかも知れないけど、僕は知らない。)
どっちの映画の事を言ってるのかな?と思ったんですが、

Contemplating a crime

という箇所から、きっと「マルタの鷹」の方ではないかと僕は思うんです。この映画は探偵映画(正しい言い方かな?)ですから、「crime」と言う言葉がそのものずばりなんですね。


ピーター・ローレとボギー

でも「カサブランカ」でのピーター・ローレの役どころはなんだったけな?とふっと思っています。
もしかしたら、怪しい役だったかな?すっかり忘れてしまった...。

僕はこの曲の歌詞の

She comes out of the sun in a silk dress running
Like a watercolour in the rain

と言う部分が大好きで、この曲の音と共に僕のイメージがここに凝縮されています。
と言うか、アルバム全体がこの雰囲気ですよね。

a watercolour in the rain

う~ん、素晴らしい。

存在しない架空の「猫年」に繰り広げられる物語。
現実なのか、幻なのか...。
何度聴いても、溜息の出る名曲ですね。



11/23/2007

いや~、どうもどうも、大分ご無沙汰してしまいました。
最近何だか疲れがたまっていまして...。

昨日はアメリカは感謝祭の祝日。
木、金、土、日、と4連休にする人達も多く、アメリカ人にとって年間を通して1番大きなホリデイと言う事にになるんでしょうか。

感謝祭は、メイフラワー号に乗ってアメリカに渡ったイギリスの清教徒(ピューリタン)が近隣に居住していた北米先住民ワンパノアグ族(Wampanoag)の助力により生き延びることができ、とりわけ収穫が多かった翌年秋にワンパノアグ族を招待し、神の恵みに感謝して共にご馳走をいただいたことが始まりであるとされています。
(娘の学校の宿題を手伝う為に恥ずかしながら僕も少し勉強しました。)

その名の通り「感謝」する気持ちをそのまま祝日として残した意義のある日な訳ですが、11月の第4木曜日に設定された今年の感謝祭は、11月22日になったわけで、きしくもそれは1963年ダラスでジョン・F・ケネディ大統領が暗殺された日でもあるのです。
言わば今年の感謝祭はアメリカの良心とその裏の部分が重なり合った、皆既月食のような日であったんですかね...。

ジョン・F・ケネディ、キング牧師、ロバート・ケネディ、...と次々に暗殺され、ついにはジョン・レノンまで...。
そして実はブッシュ大統領は事前に知っていたと噂される「911のテロ」。
それらに続くひとつのラインに、アメリカに暗躍する世界が未だに生き続けているのかな~なんて漠然と感じている今日この頃です。
ジョン・F・ケネディ暗殺の実行犯(オフィシャルではオズワルドということになってますけど、誰もそんな事信じちゃいないでしょう..。)が今も生きているのか知らないけど、もしまだ生きていたとして昨日彼等は一体何に感謝して七面鳥を食したのでしょうか?



We come on a ship we call the Mayflower,
We come on a ship that sailed the moon
We come at the age's most uncertain hour
And sing the American tune

と、ポール・サイモンが歌う「American Tune」

不平不満はいつでもありますが、生きている事に感謝します。


2007/8/27

昨日の日曜日、気まぐれ親爺の気まぐれが起こりまして、外出している家族のために夕飯のカレーなどを作っておりました。
蒸し暑い夕方の台所。
気まぐれ親爺は人目を気にする必要が無いので、パンツいっちょうと言う格好でジャガイモの皮などを剥いていました。
そして、BGMが必要だな~、などと思ってピックアップしたCDがこれ。

ビレッジ・ピープル。

ディスコ。

懐かしいですな~。
久しぶりに聴きました。

しかしながら、裸同然という姿でカレーを作っている親爺の後ろで ” Macho ~Macho Ma~n ♪” なんて歌われていたら、ふと我に返って豪く恥ずかしくなってしまいました...。

いや~、それにしても今更ながらビレッジ・ピープルの曲はタイトルを見ただけでも、「おっ~、いかにもその世界ですな~」って言うのばっかり...。
「Y.M.C.A. 」「Macho Man」、 「In The Navy」 、「 Fire Island」、 「San Francisco」 ....。
ゲイの人達も逆におちょくられた様な思いはしないのだろうか?と心配になってしまいました。

「Y.M.C.A. 」。
う~ん、実は僕はニューヨークにはじめて来た時暫くの間「Y.M.C.A. 」に住んでいたのですが、ちょっとした事件に遭遇した事がありまして...。
あれは住み始めて1ヶ月くらい経った頃だったかな~。
同じ「Y.M.C.A. 」に住んでいた日本人の人達と知り合いになってニューヨークの情報とかを交換し合っていた頃でした。
その人達は早々とレストランなんかで仕事を探してきていて、「あ~、俺も仕事( JOB )を探さなきゃな~。」なんて常日頃感じていたんですよね。
或る晩僕は夜中部屋でテレビを観ていたんですが、誰かが僕の部屋のドアをノックするんですね。
夜中の1時とか2時くらいでした。
その夜は知り合いになった日本人の人達は皆ワシントンDCへ行っていたので、僕の部屋をノックするような人はいないはずでした....。
ちょっと不安になり「誰だろう...?」とドアののぞき穴から外を見たんですが誰もいない。
チェーンをつけた状態でドアを開けてみると、僕の部屋の前に紙が落ちてるんですね。
「何だろう?」と思ってその紙を拾い上げてみると...。

Come to the bathroom 5 minutes later
I will give you blow job

と書かれておったんです。
しかしその頃は英語のヴォキャブラリーが可也少なく、「blow job」の意味を知らなかったんですな~。
仕事( JOB )を探していた僕は「う~ん、夜中にトイレで blow job ...。これってどんな仕事なんだろう?トイレ掃除かなんかだろうか?時間にしていくら位もらえるんだろうか?」なんて1人で思いをめぐらしておりました。
しかし仕事をくれるにしては何だか妙な気がしたので、一応英和辞典で「blow job」を引いて見ると...。

あっちゃ~、そうだったのか~。
やばいやばい...。

と思った訳です...。

(すみませんが「blow job」の意味を知らない方は、ご自身でお調べになってくださいませ..。)

後で聞いた話なんですが、その日本人の人達のひとりもゲイの人のターゲットになり、しつこくお誘いを受けたそうでした。

う~ん、恐るべし「Y.M.C.A. 」。

日本ではこの曲が大昔「ヤングマン」としてヒットしましたが、原曲は実はこんな事を題材にしていた訳ですね~。
曲は歌い手やシチュエーションまたは聴き手の解釈で色々に変化するものですが、この曲のカヴァー「ヤングマン」に関してはちょっと頭を傾げてしまいます。

ちなみに「 Fire Island」はニューヨークのロングアイランドにある所で、ヌーディスト・ビーチがあるそうです。
1度ゲイのクラスメートに説明を受けたことがありました。
プロフィール
HN:
Euge
性別:
男性
趣味:
夢想、妄想、ナチュラル・ハイ
自己紹介:
ジョン・レノンから影響を受けた、
自称、シンガー・ソングライター...。
今日もニューヨークのアストリアで白昼夢。
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