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2006/10/9

昨日今日と大分陽射しが強い日が続いておりますな~。
これって、インデアン・サマーなのかな?
アメリカでは今日はコロンバス・デイの祭日だったので、マンハッタン内の道がすいていて仕事がしやすかった
そして今日は何を隠そう、ジョン・レノンの誕生日。
家族の誕生日を忘れても、ジョンの誕生日を忘れないとは...、これ如何に?

そのジョン・レノンに関係なく、今日はMSGのこのアルバムをヴォリューム、バリバリにして運転中聴いていた。
う~ん、MSGと言うと人によったらMadison Suquare Gardenを想像するかもしれないし、或いは Monosodium glutamate (化学調味料)の事だと思うかもしれない。
しかし僕のようなロック中年には、MSGと言えばマイケル・シェンカー・グループの事他ならないのである。
マイケル・シェンカーと言うとカルロス・サンタナと並ぶ、泣きのギターの代名詞であるが、(...嘘、僕が勝手に言ってるだけ。)、やはり両者には南アメリカとヨーロッパという土壌の違いが存在しているように思う。
1歩間違えると演歌になりかねない泣きのギターだが、マイケル・シェンカーのそれにはクラッシクの影響があり、そこでギリギリ・セーフ演歌をすり抜けているような気がする。
そして彼にはマウンテンのレスリー・ウエストの影響も可也あったようで、今日このアルバムを聴いていて彼のギターの音作りの部分でそれを感じないでもなかった。
いや~しかしながらこのアルバム。マイケル・シェンカーにとってはベストなんではないだろうか?
ハードなロックンロールからクラシカルなインスト、スローなバラードとヴァラエティに富んだ彼の音楽が、次から次へと息をさせる間もなく頭の中に注ぎ込まれるから、運転しながら聴いている僕はたまったもんでなかった。
知らない間にテンションが上がっていて、頭から水蒸気をプーッとたてていたので車の窓ガラスが曇ってしまっていた。

...大嘘...。

ところで「 Tales of Mystery 」を聴いてて、この曲デビット・カヴァーデイルが歌ったらもっと違った雰囲気になっって面白かったんじゃないかな~?なんて感じたりするのは僕だけだろうか?



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2006/10/6

昨日仕事の合間にヴィレッジ・ヴォイスを見てたら、BBキング・カフェのライブ・スケジュールにバンド「マウンテン」の名前があった。
お~っ、何度か過去にもニューヨークでライブをやってるのを確認した事があったが、今回は何故か観てみたい気がしてきた。
「マウンテン」とは言っても、もうこの世に存在しないベーシスト、フェリックス・パパラルディは当然参加していないのだが、「マウンテン」と名乗ってレスリー・ウエストとコーキー・レイングの2人がやっているいじょう、可也気合が入ってるんじゃないかと僕は勝手な思い込みをしてしまう。
で、今日は彼らのサード(或いはセカンド?)アルバムのこの「Nantucket Sleighride」を聴きまくっていた。
このバンドの前作「Climbing!」に比べると大分バンドとしてのまとまりが出て来ている印象を受けるが、反対に前作の荒々しいパワーが少し失われてしまったようにも感じる。
前作ではレスリー・ウエストの持つワイルドなロック感覚とフェリックス・パッパラルディのメロディアスで音楽的な部分の別方向のベクトルが良い具合に引き合っていたのが、このアルバムではどちらともなくベクトルの方向を向け合いお互い近づいてしまっている様に思える。
つまり外に向っていた力が内側に向ってきてしまったと言う感じだろうか。
ただ作品的には名曲が揃っているし、可也出来の良い秀作で、聴けば聴くほど味の出てくるスルメのようなアルバムである。
オープニング・ナンバー「Don't Look Around」では畳み掛けるようなレイングのドラムの猛襲と実にハードロックなレスリーのギター・サウンドに、お~っ、これぞマウンテン!と叫びたくなるような興奮をいつでも覚えるのだ。
う~ん、やっぱいいな~、ハード・ロック。
「Tired Angels(To J.M.H)」辺りのレスリーのギターは、もろクリーム時代のクラプトンのウーマン・トーンの香りがして、今日真昼間から車を運転中の僕を酔わしてくれた。
ウィイッ~...。
タイトル曲の「Nantucket Sleighride」はフェリックスらしくメロディアスな作品で、曲がめまぐるしく展開して行くので多少プログレ的なニュアンスも持っている。
僕の好みの作品である。
でもレスリーは当時この曲は大嫌いだったらしい。
ふ~ん、分からないもんですな~。
その昔イギリスのとあるテレビ番組でこの曲が使用されていたらしく、リンゴ・スター親子はこの曲を聴きたくてこのテレビ番組を観ていたと言う逸話がライナー・ノーツに書かれていた。
う~ん、何と言う親子...。
レコード買っていつでも聴きたい時に聴けば良いじゃん!



2006/9/27

と言う事でドアーズの「ハロー・アイ・ラブ・ユー」のカヴァーをしていたミッシング・パーソンズを今日聴いていました。
恥ずかしながら、このベスト盤しか聴いた事ないですけど...。
前から感じてたんだけど、何だかドラムの音が大きくない?
まあ当然と言えば当然だけど。
だってこのバンドはドラマーのテリー・ボジオのバンドだからね。
ず~っと前に聴いた時は、この人達ドラムのリズムから曲を作ってんじゃないかな~なんて感じてたけど、そんなでもないかな?
今回聴いていたら、やっぱり曲を作ってからドラムを加えてるんじゃなかって気もした。
それにしてもドラムのおかずの入り方、半端じゃないよね~。
バンドの志向がポップでダンサンブルと言う事に焦点を置いていただろうから、基本的にドラムのリズムはシンプルだからね。
だからフィル・インの時は、ボジオさん、ここぞとばかりに怒号のリズムを畳み掛けてくる。
く~っ、これがたまらないんだな~。
やっぱり、凄いドラマーだよね。テリー・ボジオは。

今回「Walking in L.A.」を聴いてて、昔行ってたESLの学校の先生が冗談半分、本気半分、でカリフォリニアでは人が歩いていなくて、誰かが道を歩いてると、「あ~っ、あいつ歩いてるぜ~。」ってバカにされるって話をしてたのを思い出しちゃった。

Walkin' in L.A.
Walkin' in L.A., nobody walks in L.A.

彼らがこんな歌にしてる所観ると、本当にロスでは人が歩いてないのかな?




2006/6/19

う~ん、ここのところ書き出しがず~っと同じだけど、暑いね~、今日も~...。
この蒸し暑さ...。
ニューヨークの夏なんだよな~、これが...。

この暑さの中、ちょっと涼しい気分になれるかな~?なんて思ってニック・メイソンとソロ、...と言うより、ニック・メイソンとリック・フェンのコラボレイトによるこのアルバムを聴いていた。
う~ん、しかしながら、格別に涼しい気分を味わう事など出来なかったな~。( ←当たり前か? )
しかしさニック・メイソンって、前作つまりソロ1枚目はカーラ・ブレイとのコラボレイトだし、この2枚目もコラボレイト。
これって何ナノかな?
もしかして、他力本願?
...って、そんな失礼なことを、ピンク・フロイドのドラマーに言ってしまって良いのでしょうか?
でもピンク・フロイドの金字塔「狂気」のオープニング・ナンバーのインストは彼の作品だからな...。
作曲は苦手じゃないんだろうけどね~。

ところで「Profiles」つまり「人物像, プロフィール」と言った意味が名付けられたこのアルバム。
これって自分達自身のプロフィールの意味なのか?
それとも架空の人物を作り上げて、その人物のプロフィールと言った志向のものだったのか?
アルバムには「And the Address」とか「Zip Code」なんていうタイトルの曲まで収録されているのを見ると、やはり「Profiles」と言うのは単に飾り的なアルバムのタイトルではなく、ある程度意味を持ったものだったのではないかと考えてしまう。

う~ん...。

何が言いたかったのでしょうか、この人達は?

もしかしたら80年代のニューロマンティックみたいなサウンドになってる「Israel」と言う曲がキーになってるのかな?
この曲を書いたリック・フェンってもしかしたらユダヤの人かな?
ニック・メイソンは?
...考えると余計分からなくなってくる。

それにしても、ニック・メイソンのドラム...。
リズムマシンみたいだね~。
エレクトリック・ドラムを使ってるらしいんだけど、それだけじゃなくてリズムが何だか妙に機械的な感じ...。
あんまり好きになれないな~。
ピンク・フロイドでは大海のようなうねりのあるドラムを叩いてたのにね~...。

唯一このアルバムで僕のお気に入りは、デビット・ギルモアとマギー・ライリーが歌う「 Lie for a Lie 」というちょっとトロピカルなナンバー。

Give me a lie for a lie
Give me a truth for a truth
Nothing is hard to believe
No one is hard to deceive

演じる事も、真実を語ることも、両方とも人生。
人は皆、自分と言う役柄を演じながら、現実を生きているんですよね。
この曲を聴くと、そんな事をふと感じてしまいます...。



2006/6/17

暑いな~、今日は~...。
もう、何て言うか、じと~っと、重い暑さだね...。
これからどんどん暑くなるんだな...。

夕方黄昏時に、パット・メセニーのこのアルバムを聴いてちょっとした清涼感を感じていた。
元々僕はフュージョンと言う音楽ジャンルにあまり興味を持ち合わせていなく、その事はこのブログでも何度か述べたが、今では楽しみ方のコツを覚えたのでわりと頻繁に聴くようになった。
パット・メセニーに関しては、僕は数枚しか聴いた事がないので、あまり詳しく述べる事が出来ないが、この透明感溢れる音の中にもちょっと不思議で怪しい世界観が顔を覗かせていて、軽音楽になっていないところが彼の特徴なんだろうか?
僕はそんな事からギタリストとしてのパット・メセニーよりも、音楽家としてのパット・メセニーに興味がある。
僕の友人がパット・メセニーに会ったことがあるらしいんだけど、彼いわくパット・メセニーはもし音楽家でなければただのこ汚い親爺にすぎなかったと...。
つまり音楽以外の事には非常に無頓着で、着る物などには全然意識が及んでいないようだったと言う事だ。

音楽バカ...。
ギター・バカ...。

なのでしょう...。素晴らしい...。

僕は以前、このアルバムでベースを弾いている、マーク・イーガンに会った事がある。
その頃は殆ど彼に関してインフォーメーションを持ち合わせていなかったのだが、一目でミュージシャンと分かったのでサインを貰った。
そうしたら、もう、そのサインの下手糞な事...!
ただ自分の名前を下手な字で書いただけのものだった。
サインを貰ってる時に僕は、「この人って、もしかしたら度素人なのかな?」などと不届きな事を思ってしまったのを覚えている。
う~ん、そうなんだよね、実際この人は別にスターな訳じゃない。
ミュージシャンに過ぎないんだよね。
サインする機会なんて殆どない、と言うか必要ない、そういうスタンスのミュージシャンなんだって...。
僕はロックばっかり聴いていたから、ロック・ミュージシャン=スターと言う図式が当たり前に思えていたが、実際はそんな事はないんだよね。

ところで、このアルバムの3曲目「Jaco」は、ジャコ・パストリアスの事だと思うんだけど、何でこの曲のタイトルが「Jaco」になったのかな?
マーク・イーガンもフレットレスを弾いているけど...。
ちょっと興味のあるところです。



2006/6/3

天気が悪かったので、家で1日中ゴロゴロ...。
う~ん、しゃきっとせにゃいかんですな~、はっはっはっは...。

今日はマハヴィシュヌ・オーケストラのこのファースト・アルバムを聴いていた。
「The Inner Mounting Flame」と題されたこのアルバム、スリ・チンモイの「Aspiration」と言う有難き(笑)詩?文章?の中の言葉から付けられたようだが、このタイトルの邦題は「内に秘めた炎」だった。
しかしながら僕はこの邦題とはちょっと違った印象をこのアルバムから受ける。
大体において、このバンドの音は「秘めている」どころか「爆発しまくってる。」んだからね...。
またタイトル中の「Mounting」と言う言葉は、「高まっていく」という形容詞であるから、つまり「内なる燃え上がる炎」とタイトルを訳した方がオリジナルのタイトルに忠実と言えるし。
ただ、宗教的、神憑り的な、イメージをアルバムに与えるのには「秘めた」と言う言葉を使った方が有効であるのは確かかも.。

いや~、それにしても凄いね~、このバンド。
久々に聴いたからかも知れないけど、ガッツ~んと一発こめかみを一撃されました。
これって、1971年の作品なんだよね。
クリムゾンの「太陽と戦慄」より以前なんだな~。
う~ん、と言う事はロバート・フリップは「太陽と戦慄」を作るにあたって、マハヴィシュヌを参考にしたのは間違いないな...。

5~6年前かな?
今はなきボトム・ラインで、ジョン・マクラフリンを観た。
僕はマハビシュヌ・オーケストラ位の演奏を期待してしまっていたせいか、正直ガッカリさせられたライブだった。
滅茶苦茶な早弾きを披露してくれた凄い演奏には違いなかったが、そこにはソウルも「内に燃え上がる炎」も存在してはいないように思えたのだった。



ところで、こんなのありました↓

http://www.youtube.com/watch?v=DZPuMdZlJYg&search=mahavishnu



2006/6/1

う~ん、素晴らしいタイトル。
「自由と言う名の鐘の音を鳴らせ」とでも訳せばよいんでしょうか?

昨日ジャッキー・マックリーンのこのアルバムを1日中聴きながらマンハッタンで仕事をして、この今の仕事に終止符を打ちました。
そう、自由の鐘を鳴り響かせてしまったんですね~。
う~ん、自分らしさを取り戻せるようになったかも...。
可也重荷だったからな~、この仕事...。
嫌で嫌で仕方なかったから、大分気分的にすっきりしたな~。
まあ、今後も他の仕事をしなきゃならないのは一緒なんですが...。

ところで、このアルバムって華やかなタイトルの割りに音には暗さがあるね。
キュッピー!って思いっきり弾けるジャッキー・マックリーンのサックスの音にも、僕は何か苦悩を感じぜずにはいられない。
「自由」を求める、「不自由」な状態の魂の叫びだったんじゃないかな?
だからこのアルバムでは、「自由の鐘の音」は未だ鳴っていないんじゃないかと想像してます。

自由前夜祭なんですかね?このアルバムは...。



2006/04/11

昨日ラジオでモットの「All the Young Dudes」を聴いて以来、無性にこのアルバムが聴きたくなり、今日ニュージャージーへの仕事時にCDを持参して、1日中聴きまくっていた。
いや~、暫く聴いてなかったな~、モット・ザ・フープルなんて...。
まあ基本的に、僕はグラム系にそれ程思い入れがあるわけで無いからな~。
勿論嫌いではないし、好きだけどね。
たまに聴く程度で、十分満たされていたから...。
でも良いね~、久々に聴くと。
演奏とか結構荒いけど、彼らの持ってる世界観が瑞々しい光を発してるもんね。
「Ready for Love」のミック・ラルフスのヴォーカルなんて聴いてると、まるで少年が歌ってるようだもんね~。
この曲は、モットよりバッド・カンパニーの方が聴く機会が多いから、どうしてもポール・ロジャースの老けたヴォーカル(笑)のイメージが強いから、尚更そう感じるのかも知れないけどね...。
そう言えば、今日聴いてて感じたんだけど、イアン・ハンターのヴォーカルってかなりディランの影響入ってない?
なんか、もろディランだな~って思った。
ただ節々に、ジョニー・ロットンも入ってるんだよね。
ジョニー・ロットンがモットを聴いてたかどうだか知らないけど、こう何ていうかな、ディランからパンクへの橋渡しと言うか、そう言う時代の流れの中間に位置していたんじゃないかな~って感じたな。



2006/4/6

う~ん、また暫く更新を怠ってしまいましたな~。
どうしても、まとまった時間が作れないんだよね..。生活に余裕が無いんだな...。
こんな事ではあきまへん。
よ~っし、更新できなくて溜まっていた何日分かをまとめてアップデイトしてやるぞ~!

と言う事で、木曜日からかな。
この日は、ニュージャージーのパスマークで仕事。
いつものようにCDのコーナーを物色していたら、何とも懐かしいこのジャケットに再会した。
いや~、U.G.少年が小学生の頃、レコード屋さんで見たこのレコード・ジャケットに目が釘付けになったのを覚えています。
うわ~っ、こんなにも美しい人がこの世に存在するものか...などと、その頃は胸がキュ~っとなるような思いでこのレコードを店頭で見ていました。
確か邦題は「水の中の妖精」だったんじゃないかな?
この邦題もあいまって、この若きオリビアのイメージを崇高なものに盛上げていたように思います。
さて、アルバムの内容ですが、全体にはカントリー・フレイヴァーのポップ・ソングの乱れ撃ちという感じでしょうか。
ただ、その中でも1曲目の「Jolene」が、カントリー界のあのドリー・パートンの作品にも拘らず、カントリー色が薄いのが面白い。オリジナルは聴いた事が無いのですが( オリビアへの書き下ろしだったのかな? )意外にファンキーなギターのリフがカッコいい名曲です。
そして2曲目の「Pony Ride」は70年代の雰囲気を思い出させる、美しいバラード。
ムーグのような変な音が出てきたので、へ~っ、変わった事してるな~などと感心していましたが、よく聴いたら、これはワウをかけたギターの音ですな~。
グレッグ・レイクがジミヘンはギターでムーグのような音を出すと言っていたのを思い出し、更にこのギターには感心してしまいました。一体どこの誰でしょうか?このギタリストは?
そしてこのアルバムを締めくくるのは、ビートルズの「 The Long and Winding Road 」のカヴァー。
大袈裟なアレンジではなく、シンプルに出来上がっていて、オリビアのヴォーカルを良い形でサポートしているように感じます。
しかしながら、これはこのカヴァー・バージョンに限らずどのカヴァーにも言えることだけど、ポールがジョンに対して歌ったこの「 The Long and Winding Road 」と言う曲の意味合いは当然のことながら全く消えていて、オリビアが歌う事でこの曲は純然たるラブ・ソングに変貌しているのが面白い。
歌と言うものはまるで生き物で、アレンジを変えたり、歌い手が変わったりする事で、その姿を全く違うものに変化させる事が出来るというのを痛感した次第です。



2006/2/23

イサカへの出張へ出発して暫く行ったあとに、お客さんへ持っていかなきゃいけないものを忘れたのを思い出した...。
あっちゃ~、参ったな~。
今から引き返したら予定が狂っちゃうし、もうそれ以上にここまで来たら引き返したくない...。
仕方ない、お客さんには正直に説明しよう。

ビンハンプトンを越えた辺りから雪が降り出してきた。
いや~、NYCは可也暖かかったのにな~。
アップ・ステイトはやはり大分事情が違うな...。

そんな吹雪の中、マイク・オールドフィールドのこのアルバムを聴いていた。
「Tubular Bells」「Hergest Ridge」に続く3作目、そして三部作の終章...。
3作とも片面1曲という大作で、各作品とも素晴らしいアルバムだが、僕はこの3枚目が1番のお気に入り。
う~ん、美しい...。
曲の構成、メロディの素晴らしさ、アコースティック・ギターの美しい響き、この当時から現在まで未だに変わらぬ音を出し続けるエレクトリック・ギターの音色...。
どれを取ってみても、感嘆の溜息で車のガラスが曇ってしまうほど、素晴らしい...。
タイトルの「Ommadawn」って何か知らないけど、究極の音「Om」と「dawn (夜明け)」を繋げた造語なのだろうか?
このアルバムを聴いていると、自分自身の中に埋没してしまって忘れられた何かを呼び起こしてくれるような気になってくる。

アルバム自体ロックとうい概念の範疇を超えてしまっているけど、所謂ヒット・パレードとは可也縁遠い所に位置している作品である事には間違えない。
ロック・スターなんてものを意識する事無く、作品を作り出す事だけに魂共々没頭できたであろう、超人マイク・オールドフィールドの超傑作...。
未聴の方は、この機会に是非どうぞ。

プロフィール
HN:
Euge
性別:
男性
趣味:
夢想、妄想、ナチュラル・ハイ
自己紹介:
ジョン・レノンから影響を受けた、
自称、シンガー・ソングライター...。
今日もニューヨークのアストリアで白昼夢。
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